2017年1月~12月の近況報告

※ この記事は2017年に旧ブログに書かれた20コの記事から、読書・ゲーム・アニメに関する話題をピックアップして2025年に移行した記事です


 私は近年、「近況報告」という名前の記事で「その期間に遊んでいたゲーム」の軽い感想なんかを書いています。

 あまりハマれなかったり、例えば格闘ゲームやレースゲームみたいにそのゲームの本質が深すぎて自分に把握できなかったりして、レビュー記事を書けそうにないゲームがたくさんあるのですが……「近況報告」の記事にはそういうゲームでも率直な感想を書き残していて、それが「ゲームを遊んだ記録」になっているんですね。


 なので、近況報告の記事もなるべく新ブログに移行したいなと思いつつ……「近況報告」という名前になったのは2023年と比較的最近で、それ以前は「活動報告」、更にそれ以前は「○月のまとめ」だったみたい。

 2017年は「活動報告」だった時期なのですが、メディアマーカーを始めて「購入金額」「購入数」「読了数」をグラフで見せていました。これは一挙に見るのも面白そうなので残します。
 反面、漫画制作の進捗報告や1ヶ月のブログ記事でアクセス数が高かったものなんかを報告していたのですが……その部分は正直移行しても仕方ないと思ったので。


  1年分の「購入・読了の記録」「読書」「ゲーム」の話題をピックアップして、更に「アニメ視聴予定ラインナップ」と「1年間で観たアニメの中からお気に入りTOP5」をまとめて1つの記事にすることにしました。


【購入・読了の記録】
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2017年まとめ


【読書】
1月:『ひとりぼっちの○○生活』3巻
4月:iPadの読書アプリについて、『千と万』全3巻
5月:『我らひとしくギャルゲヒロイン』
6月:『円環少女』
7月:『原始乙女と神の塔』
8月:復活!ファミコン通信 <創刊号~第3号>
9月:『天空城殺人事件: ~もしRPGの世界で殺人事件が起こったら。~』
10月:『魔女の大暗号』
12月:『その日 世界は…』1巻


【映画】
2月:『LEGO(R)ムービー』
3月:『ズートピア』
11月:『ガールズ&パンツァー 劇場版』


【ゲームプレイ】
1月
2月
3月


【その他】
10月:今後のこの欄について
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【購入・読了の記録】
 本・雑誌:紙の本
 キンドル:電子書籍
 Web:FANZA
 音楽:音楽
 DVD:映画
 その他:ゲーム

<2017年1月の購入金額>



 今年に入ってから「積み本・積みゲーを無闇に増やさない」を目標に切り替えたため、月ごとの出費もかなり抑えられました。「娯楽にお金を使う」ことは悪いことではないし、率先して使っていきたいのですが、毎月毎月「今月はあまりお金使ってなかったから買ってなかった本をドカッと買っちゃおう!」とかやっていたから去年は積み本・積みゲーが倍になってしまったのですからね……


<2017年1月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):7冊
 紙の本:1冊
 電子書籍:5冊
 電子書籍(無料の本):1冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):2本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):0本
 ダウンロード専売のゲーム:2本
 スマートデバイス用ゲーム:0本


 ということで、購入本数も少なめ。
 インフルエンザで寝込んでいた間は何かを買ったりする余裕もなかったというのもありますが、「別に漫画とかゲームとか買わなくても1か月は過ぎていくんだなぁ……」なんて当たり前なことを思ったりしました。そりゃ1年で積み本・積みゲーが倍になるワケだ。


<2017年1月の読了数>


◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):25冊(再読2冊)
 紙の本:0冊(再読0冊)
 自炊した本:4冊(再読0冊)
 電子書籍:21冊(再読2冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):2本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):0本
 ダウンロード専売のゲーム:1本
 スマートデバイス用ゲーム:1本

<積み電子書籍:漫画223冊、小説24冊、その他6冊
 → 積み電子書籍の合計は現在253冊です>
<積みゲー:Wii U&Wiiが19本+6本、3DS&DSが22本+3本、PSが8本、PCが11本、アプリが5本→ 積みゲーの合計は現在74本です>



 インフルエンザで寝込んでしまった間は本もゲームも触る余裕がなかったのですが、それ以外の期間に買ったまま積んでいた漫画を全巻一気に読むなどしたために積み電子書籍は先月から13冊減りました!これを2年(正確にはあと20か月間)続ければ積み電子書籍が全部なくなる計算ですね!やったー!!

 積みゲーの方は、今まで「プレイ中のゲームは積みゲーにカウントしない」と計算していたのですが、クリア(読了)したタイミングで積みゲーでなくなる方が分かりやすいと思ったので今年から「プレイ中のゲームも積みゲーにカウントする」と計算方法を変えることにしました。よって積みゲーの数が微増しています。

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<2017年2月の購入金額>


 今年から「積み本・積みゲーを無闇に増やさないようにしよう」と消費を抑制していて、これでもセールになっていたゲームなども買わずに我慢したのですが……何故かこのタイミングで電子書籍の大型セール(ポイント還元キャンペーン)が行われて、またたくさん本を買ってしまっているという。
 これでもまだ「すぐに読まない本はセールだからと言っても今買わなくてもイイはずだ!」と我慢したんですけどね。



<2017年2月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):19冊
 紙の本:2冊
 電子書籍:16冊
 電子書籍(無料の本):1冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):1本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):0本
 ダウンロード専売のゲーム:0本
 スマートデバイス用ゲーム:1本

 ということで、購入本数もほぼ大半が電子書籍という。
 ゲームは……来月どかっと使う予定なので自制しました。ゲーム機本体を買いますからねー、とか言いつつiPad Proの価格に比べれば3分の1くらいの値段ですけど。


<2017年2月の読了数>


◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):24冊(再読4冊)
 紙の本:0冊(再読0冊)
 自炊した本:4冊(再読0冊)
 電子書籍:20冊(再読4冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):8本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):1本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):3本
 ダウンロード専売のゲーム:2本
 スマートデバイス用ゲーム:2本

<積み電子書籍:漫画225冊、小説23冊、その他6冊
 → 積み電子書籍の合計は現在254冊です>
<積みゲー:Wii U&Wiiが23本+6本、3DS&DSが20本+3本、PSが9本、PCが11本、アプリが4本→ 積みゲーの合計は現在76本です>


 今月はかなり読了数が多めで「さぞかし積み数も減ったことだろう」とワクワクして数えてみたところ……積み電子書籍は先月の253冊から1冊増えて254冊、積みゲーは先月の74本から2本増えて76本と、ともに微増していました。な、なんで!?

 カラクリを説明すると、「電子書籍」の方は前に書いたとおりに「新刊が出ても1巻から読み返す」ために再読が多くなって、再読では積み本は減らないのでその分だけ微増。
 「ゲーム」の方は、今までカウントし忘れていたゲームがあることに気付いたり、バレンタインのプレゼントでもらったり、兄貴から譲り受けたWiiからWii Uに移したりした結果―――数えてみたら先月より微増していたというオチです。まぁ、バレンタインでいただいた『俺屍』なんかは特に「いつかはやりたい」と思っていたゲームですし、よくよく考えれば本来の「積みゲー」の数を正確にカウントしただけとも言えます。前向き! ↓kiroku-3↓




<2017年3月の購入金額>


 今月はNintendo Switchの発売とロンチにソフトを2本買ったため、それ以後は節約してほとんど何も買わずに1か月が過ぎてしまいました。まぁ、それには弥生ちゃんの風邪が感染って寝込んでしまったとか、『ゼルダ』がちっとも終わっていないとか、『ガルパ』が忙しかったとか、いろんな理由があるんですけど……

 Nintendo Switchを買ったことで、他の機種に新作やセールが来てもあまり買う気が起きなかったというのも正直あります。



<2017年3月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):5冊
 紙の本:0冊
 電子書籍:4冊
 電子書籍(無料の本):1冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):.3本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):2本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):0本
 ダウンロード専売のゲーム:0本
 スマートデバイス用ゲーム:1本

 購入本数もこの通り。多分メディアマーカーを始めてから、最も少ない購入本数の月だったんじゃないかと思います。
 ということは、積みゲーを増やさない最大の手段は「何百時間とかかるゲームを始めて他のことが手に付かないようにする」ということなのか?



<2017年3月の読了数>


◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):13冊(再読6冊)
 紙の本:0冊(再読0冊)
 自炊した本:1冊(再読0冊)
 電子書籍:12冊(再読6冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):4本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):2本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):1本
 ダウンロード専売のゲーム:0本
 スマートデバイス用ゲーム:1本

<積み電子書籍:漫画223冊、小説23冊、その他6冊
 → 積み電子書籍の合計は現在252冊です>
<積みゲー:Switchが1本、Wii U&Wiiが22本+6本、3DS&DSが20本+3本、PSが8本、PCが11本、アプリが4本→ 積みゲーの合計は現在75本です>


 購入本数も少なかったですが、読了数も少なかったために、積み電子書籍・積みゲーともに微減に留まりました。漫画は現在「途中まで読んだけど、その後は放置していていつの間にか完結していた作品」を中心に読んでいるのですが、1巻から読み返す分だけ再読が多くなって積み本は減らないんですよねぇ……

 『ゼルダ』はプレイ時間25時間くらいなんですが、まだLIFEがハート5つなんで……これ、クリアするのに自分だと200時間くらいかかるのではという気になってきました。
 『ガルパ』の方は恐らくバージョンアップでストーリーが追加されていくんだと思いますが、「メインストーリー」は既に読み終わりました。後は「バンドストーリー」なのだけど、こっちは5バンド全部のレベルを上げるのが大変そうでちょっと時間がかかるかなぁ……
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<2017年4月の購入金額>


 毎年4月末~5月上旬は、電子書籍だったりゲームのダウンロードソフトだったり“ダウンロード販売のセール時期”です。普段は安くならない商品も安くなることが結構あるので……色んなことがあって昨年末から「DMMにはもう1円も払いたくない!」と買ってこなかったエロ動画を、とうとう1本購入してしまいました!エロ動画を!エロ動画を!!

 実際「エロ動画のダウンロード販売」ってDMM一強みたいなところがあって、競合できる相手がほとんどないと思うんで、「もう○○は使わない!これからは××を使おう!」という選択肢がないのが困るんですよね……ゲームハードの歴史も一社だけが強い時期が続くとヤバイみたいな話で、対抗できる存在が出てこないかなぁと思っています。



<2017年4月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):17冊
 紙の本:0冊
 電子書籍:11冊
 電子書籍(無料の本):6冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):15本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):13本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):1本
 ダウンロード専売のゲーム:1本
 スマートデバイス用ゲーム:0本

 パッケージソフトのゲームは全て「Wiiソフト福袋」から出たものです。
 福袋を開けるのは楽しいのだけど、積みゲーの数がシャレにならないことになっているので、これが一定数まで減らない限りはゲームの福袋は買わないようにしようと思います。

 電子書籍の方は、「Amazonのプライム会員は1月1冊ずつ無料で読める」オーナーライブラリーで読みたい本がそろそろ尽きてきたのでどうしようか悩んでいるところ。何かオススメの本があったら教えて欲しいです。


<2017年4月の読了数>


◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):32冊(再読2冊)
 紙の本:15冊(再読0冊)
 自炊した本:7冊(再読0冊)
 電子書籍:10冊(再読2冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):9本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):7本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):0本
 ダウンロード専売のゲーム:2本
 スマートデバイス用ゲーム:0本

<積み電子書籍:漫画230冊、小説24冊、その他7冊
 → 積み電子書籍の合計は現在261冊です>
<積みゲー:Switchが1本、Wii U&Wiiが29本+6本、3DS&DSが20本+3本、PSが8本、PCが10本、アプリが4本→ 積みゲーの合計は現在81本です>


 パッケージソフトのゲーム7本は福袋から出てきた「既に持っていたゲーム」で、全てクリア扱いにしました。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と『BanG Dream! ガールズバンドパーティ!』がちっとも終わっていないため、やはり積みゲーの数は増えちゃいましたね。現在81本ある積みゲーを、9月くらいまでにはなんとか50本までには減らしたいなぁと思っているのですが……果たして。

 読書の方は、1年前にアニメが終わって「原作も読んでくださいよー」と言われていた『うしおととら』全巻を兄から借りて読み始めました。しかし、これは「積み本」消化にはならないのでどんだけたくさん読んだとしても「積み電子書籍」も増えてしまうのですね。全何十巻という漫画はそれだけで1か月は潰れてしまうので、なかなかしんどい……
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 原因不明の顔面痛は、まだ原因がハッキリしていないから「原因不明」と書いているのですが……現在のところ「歯の噛み合わせ」が原因じゃないかということで、マウスピースを付けた生活をしています。これでしばらく様子を見て、痛みがなくなったら歯を削って噛み合わせを調整する予定です。

 その際に「痛みが出る数日前に、歯を食いしばるくらい必死に何かしませんでした?」と訊かれて、「『リンクの冒険』の第六神殿」とすぐに思いつきましたが言いませんでした。 

 ゲームを遊んでいて「タイミングを合わせてボタンを押す」ことで肩を痛めたことがありましたが、とうとうゲームを遊んでいて「歯を食いしばるほど必死にプレイして顔面の神経をおかしくしてしまう」ことになるとは……


<2017年5月の購入金額>


 今月は体調不良の時期も長かったため、散在する余裕もありませんでした。
 しかし、月の後半キンドルが唐突に大型ポイント還元キャンペーンを行い(eBookJapanへの追撃キャンペーンだったらしい)、買う予定のなかった漫画も実質40円~50円くらいならポンポンと買ってしまって一気に積み本が増えてしまいました。でも、出費はこんなもん。キャンペーン恐ろしや!


<2017年5月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):27冊
 紙の本:0冊
 電子書籍:24冊
 電子書籍(無料の本):3冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):2本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):0本
 ダウンロード専売のゲーム:2本
 スマートデバイス用ゲーム:0本

 キンドルのポイント還元キャンペーンで購入した漫画は18冊でした。
 その内のほとんどは「元々買う予定のなかった作品」なのですが、この機会に色んな人がオススメの作品を紹介していたこともあって、そういうきっかけで知った作品も何かの縁だと積極的に購入していきました。
 キャンペーンになっているのは1巻だけというものがほとんどでしたから、面白かったら2巻以降は普通の価格で買えばイイだけですしね。


<2017年5月の読了数>


◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):43冊(再読3冊)
 紙の本:18冊(再読0冊)
 自炊した本:0冊(再読0冊)
 電子書籍:25冊(再読3冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):6本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):1本
 ダウンロード専売のゲーム:3本
 スマートデバイス用ゲーム:2本

<積み電子書籍:漫画236冊、小説23冊、その他7冊
 → 積み電子書籍の合計は現在266冊です>
<積みゲー:Switchが2本、Wii U&Wiiが29本+6本、3DS&DSが18本+3本、PSが8本、PCが9本、アプリが2本→ 積みゲーの合計は現在77本です>


 今月は積み電子書籍消化・積みゲー消化にかなり積極的に取り組んだのですが……先月もここの欄に書いたように『うしおととら』は兄から借りた本なので全巻読破しても積み電子書籍は1冊も減らせず、キンドルのポイント還元キャンペーンで18冊購入したこともあって、積み電子書籍は先月より5冊アップの266冊となってしまいました。

 積みゲー消化の方はかなり順調だったのですが、原因不明の顔面痛のためにゲームプレイをストップしたこともあって、今月中にクリアする予定だったゲームもクリア出来ず……先月より4本減らした77本に留まりました。9月までに50本くらいにはしたいと言っていたのに!!
 しかし、その反面……3月からずっと続けていた『BanG Dream!ガールズバンドパーティ!』ですが、顔面痛のためそれまで皆勤だったイベントを走れなかったため、何かの糸が切れてしまって現在はもう起動すらしなくなりました。これでまぁ、他の積みゲー消化に時間が使えるとも言えるのですが、結局「好きなキャラがピックアップガチャに来た時のために貯め込んでいたスター」は使わないまま終えてしまいましたね。50連ガチャ出来たのに……
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<2017年6月の購入金額>


 今月はあまりお金を使わなかったので、30日に発売になる本の購入金額も6月分に入れちゃいました。来月は『Splatoon2』などゲームも買うから出費も増えそうですしね。デジタル販売は夏休みのセールとかもありそうだなぁ……ガクガクブルブル。

 「お金を貯めてハイスペックPCを買いたい」と計画しているので、出費は若干抑え気味の傾向にあります。欲しい本や欲しいゲームもたくさんありますが、まずは積み本・積みゲーを消化していくことを優先しようと。


<2017年6月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):8冊
 紙の本:0冊
 電子書籍:4冊
 電子書籍(無料の本):4冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):2本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):1本
 ダウンロード専売のゲーム:0本
 スマートデバイス用ゲーム:1本

 ということで、購入数は少なめ。
 今月は積み本・積みゲーの消化に勤しみました。その結果、どれくらい減ったのかというと……↓


<2017年6月の読了数>

◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):44冊(再読4冊)
 紙の本:0冊(再読0冊)
 自炊した本:7冊(再読1冊)
 電子書籍:37冊(再読3冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):7本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):2本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):1本
 ダウンロード専売のゲーム:3本
 スマートデバイス用ゲーム:1本

<積み電子書籍:漫画211冊、小説24冊、その他5冊
 → 積み電子書籍の合計は現在240冊です>
<積みゲー:Switchが1本、Wii U&Wiiが28本+6本、3DS&DSが15本+3本、PSが8本、PCが9本、アプリが2本→ 積みゲーの合計は現在72本です>


 積み電子書籍は怒涛の消化で、先月の266冊から240冊に減りました。このペースなら1年もあれば積み電子書籍がなくなっちゃいそうですね。まぁ、今月は「読むのに時間がかからない内容の薄い漫画」をバシバシ消化していったという事情もあるんですけど!

 積みゲーは4ヶ月間かかった『ブレスオブザワイルド』と、3ヶ月間かかった『リンクの冒険』と、2年以上かかった『クラブニンテンドーピクロス+』を終えたのと、PS福袋から出てきた某ゲームを序盤でギブアップしたのとでかなり減った印象だったのですが……先月の77本から5本減っただけの72本ですか。

 積みゲーってホント減りませんね!
 自分の予定としては、50本にまで減ったら「次の福袋を買ってイイ」、30本にまで減ったら「ハイスペックPCを買ってイイ」とスケジュールを組んでいるのですが。それは一体いつになるのやら……
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<2017年7月の購入金額>


 今月はパッケージソフトを1本買った上に、キンドルの大型セールもあったので出費がちょっと増えましたね。まぁ、それでも例年の夏休みの時期に行われる電子書籍・ダウンロードソフト・エロ動画等の大型セールに比べれば今年はそこまででもないというか、来月あたりにドカッと来たりするのかな。

 ちなみにメディアマーカーだと「2016年8月に買ったゲームソフト」みたいな絞り込みも簡単に出来るので調べてみたところ、昨年夏のセールで買った電子書籍もダウンロードソフトもエロ動画も半分くらい積んだままでした!!



<2017年7月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):18冊
 紙の本:1冊
 電子書籍:16冊
 電子書籍(無料の本):1冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):1本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):1本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):0本
 ダウンロード専売のゲーム:0本
 スマートデバイス用ゲーム:0本

 今月は私、お誕生日だったことで……ブログの読者さんからキンドル本のプレゼントをいただきました。Amazonの「ほしいものリスト」ではキンドル本は贈れないんですけど、Amazonのギフト番号をDMで贈ってもらい、「○○という漫画がオススメです」と教えてもらうことで間接的にキンドル本をプレゼントすることが出来るという逆転の発想!

 この方法を使えば、iTunesカードの番号を贈って「オススメの曲があるのでDLしてください」とか、ニンテンドープリペイドカードの番号を贈って「オススメの3DSダウンロードソフトがあるのでDLしてください」とか、DMMプリペイドカードの番号を贈って「オススメのエロ動画があるのでDLしてください」みたいなプレゼントの贈り方も出来るってことですよね。
 いや、別に催促しているワケじゃないんですけど(笑)、Amazonの「ほしいものリスト」では贈れない電子書籍やダウンロードソフトをプレゼントする方法として、これは面白いなーと思いました。



<2017年7月の読了数>


◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):28冊(再読2冊)
 紙の本:0冊(再読0冊)
 自炊した本:4冊(再読0冊)
 電子書籍:24冊(再読2冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):8本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):2本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):4本
 ダウンロード専売のゲーム:2本
 スマートデバイス用ゲーム:0本

<積み電子書籍:漫画208冊、小説23冊、その他4冊
 → 積み電子書籍の合計は現在235冊です>
<積みゲー:Switchが2本、Wii U&Wiiが23本+7本、3DS&DSが14本+3本、PSが6本、PCが8本、アプリが2本→ 積みゲーの合計は現在65本です>


 先月の記事によると「先月の積み電子書籍の合計は240冊」「先月の積みゲーの合計は72本」ということで、どちらも順調に減らすことが出来ました。
 とは言え、以前の記事に書いたように「積み」というのは「今後の楽しみ」でもあるので、こういうリストを作っている目的は「積み」をゼロにすることではなくて「何を積んでいるのか」を把握して「今自分に最も合ったもの」を崩して楽しむことなのかなと最近は考えるようになりました。


 今月中盤くらいは割と落ち込むことが多かったため、随分前に買って「楽しみに積んでいた」3DSダウンロードソフト『不思議の国の冒険酒場』をプレイすることにしました。このゲームは、ジャンル的にも、過去に体験版をプレイした時の手ごたえでも、「絶対に自分にはハマる」と確信していたため……このゲームを遊んで元気を出そうという狙いがあったんですね。

 予想通り、すごく楽しんで落ち込んでいた気持ちもどこかに吹き飛んでしまったくらいなのですが……困ったことに、意外にボリュームがあって2週間かけてもクリアまで行けず、『Splatoon2』が発売になってしまったために遊ぶ時間がなくなってしまったという。
 というか、『Splatoon2』を遊んでいると他のゲームを起動する余裕がなくなるので、積みゲーは増える一方なんですよね。いくら「今後の楽しみ」と言っても、永遠に増え続けられても困りますし……さて、どうするかな。
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<2017年8月の購入金額>


 以前の記事に書いたように、現在の私は新パソコンを買う準備中なのですが……私が想定していた予算より、どうも5万円くらいは上乗せしないとならないみたいなんで、しばらくは趣味にかけるお金は節約していこうかなと思います。

 その5万円分の上乗せは100%趣味のためなので(漫画を描くには今のへっぽこパソコンでも問題ないので)、趣味にかけるお金を削って5万円を捻出しないと気が済まないというか……節約期間中は、購入予定だったゲームのパッケージソフトは全部諦めて、漫画も新たな作品には手を出さないようにして、エロ漫画もエロ動画もエロ同人ゲームもエロCG集もエロ小説もエロ催眠音声集も買いません!

 趣味にかけるお金を1ヶ月1万円節約すれば、5ヶ月で5万円貯まりますからね!
 こういう皮算用をする時は、大抵失敗フラグですけど!!



<2017年8月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):20冊
 紙の本:0冊
 電子書籍:18冊
 電子書籍(無料の本):2冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):2本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):0本
 ダウンロード専売のゲーム:1本
 スマートデバイス用ゲーム:1本

 「その割に買っているじゃねえかよ!」というのは、パソコンを買い替える話をする前に買っていた分がほとんどなのです。
 別に漫画や小説やゲーム(やエロ漫画やエロ動画やエロ同人ゲームやエロCG集やエロ小説やエロ催眠音声集)を買わなくても、買ったまま放置している「積み本」「積みゲー」だけでも3年くらいは余裕で時間が吹き飛んでしまうでしょうし、それらを減らすイイ機会だと考えることにします。



<2017年8月の読了数>

◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):29冊(再読7冊)
 紙の本:0冊(再読0冊)
 自炊した本:6冊(再読3冊)
 電子書籍:23冊(再読4冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):6本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):2本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):1本
 ダウンロード専売のゲーム:2本
 スマートデバイス用ゲーム:1本

<積み電子書籍:漫画208冊、小説24冊、その他4冊
 → 積み電子書籍の合計は現在236冊です>
<積みゲー:Switchが2本、Wii U&Wiiが21本+7本、3DS&DSが13本+3本、PSが6本、PCが7本、アプリが2本→ 積みゲーの合計は現在61本です>


 先月の記事によると「先月の積み電子書籍の合計は235冊」「先月の積みゲーの合計は65本」ということで、積み電子書籍は微増・積みゲーは微減でした。読書は「自炊した本」を多く読んだこともあって、これは積み電子書籍に含まれないので「結構読んだ割には減っていない」ってことですね。


 積みゲーリストは「未クリアor未ギブアップ」のリストなんで、レビューを書き終えた『Splatoon2』は積みゲーリストから外しました。「もうプレイしない」というワケではありませんが、全部のモードをプレイして、ヒーローモードも一応クリアした今、特に目標もなくなりましたからね。今後は「気が向いた時にプレイする」ってカンジになると思います。
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<2017年9月の購入金額>


 新PC購入のため節約期間中です。
 メディアマーカーを始めたばかりの昨年の序盤に「1ヶ月に娯楽に使うお金は平均13000円だった」と書いたことがあったので、「本来使う額の13000円-実際に使った3007円=節約したお金9993円」と計算していって、この合計+既にPC用の予算として用意してある10万円とプラスして、購入価格に届いたら新PC購入に踏み切ろうと思います。

 狙っているモデルは16万円くらいなので、あと大体5万円くらいですかね。
 ヨユーですよ、ヨユー。来月から1円も使わなければ4ヶ月で貯まりますよ!




<2017年9月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):4冊
 紙の本:0冊
 電子書籍:3冊
 電子書籍(無料の本):1冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):4本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):1本
 ダウンロード専売のゲーム:2本
 スマートデバイス用ゲーム:1本

 それでも新刊は発売されるし、新しいゲームは発売される……
 セールは極力スルーするようにしているのですが、応援のために買わなきゃいけない本やダウンロードゲームもあるので出費を0円にするのはなかなか難しいですね。



<2017年9月の読了数>

◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):27冊(再読7冊)
 紙の本:0冊(再読0冊)
 自炊した本:3冊(再読0冊)
 電子書籍:24冊(再読7冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):4本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):1本
 ダウンロード専売のゲーム:3本
 スマートデバイス用ゲーム:0本

<積み電子書籍:漫画197冊、小説23冊、その他3冊
 → 積み電子書籍の合計は現在223冊です>
<積みゲー:Switchが1本、Wii U&Wiiが21本+6本、3DS&DSが14本+3本、PSが6本、PCが7本、アプリが3本→ 積みゲーの合計は現在61本です>


 節約期間中ということもあって、買うのは少ないけど読むペースは変わらないため「積み電子書籍」は前月の236冊から13冊減って223冊になりました。思ったより減っていない!
 ゲームに関しては、前月の61本から横ばいのまま61本でした。これが50本を切ったら福袋を買おうと思っているのだけど、一向に切りませんね……来月からは『俺屍』以外のゲームをやる時間がなくなるだろうし、ますます減りそうにない!YABAI!

 秋はNintendo Switchダウンロードソフトで面白そうなゲームが次々と発売予定で、どうなってしまうのだろうかこれは……
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<2017年10月の購入金額>


 新PC購入のため節約期間中です。
 「本来使う額の13000円-実際に使った4075円=節約したお金8925円」ということで、先月の9993円と、ニコニコのプレミアム会員をやめて浮いた540円を合わせて19458円貯まりました!Wiiショッピングチャンネルの終了(のために買えなくなるソフトを今の内に買っておくこと)さえなければ、もっとお金が貯まっていたろうに……

 今試しに、ドスパラやマウスコンピュータで「以前の記事で最低限これくらいは必要だよと教えてもらったスペックのPC」を見積もったところ……大体16万5千円くらいでした。元々用意していた予算10万円+19458円で、残り45542円!

 まだまだ遠いのう……
 来年の今頃も、普通に今使っているPCを使っていそうだ……



<2017年10月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):5冊
 紙の本:0冊
 電子書籍:4冊
 電子書籍(無料の本):1冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):7本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):2本
 ダウンロード専売のゲーム:3本
 スマートデバイス用ゲーム:0本
 (プレゼントでもらった:2本)

 「購入」の定義がよく分からなくなってきましたが……
 キンドルオーナーライブラリーを使って無料で読んだ本も「購入本数」にカウントしているのだから、ブログを読んでくださっている方からプレゼントでいただいたものもカウントしていくことにしました。そうしないと積み本・積みゲーの計算が大変になってしまうので。

 Wiiショッピングチャンネル終了に伴って「買えなくなってしまうソフト」を今の内に確保しておこうと、今月から月に5本くらいずつを目安に購入を始めました。
 んで、その内「RPG」とか「シミュレーション」みたいに序盤だけ遊んでも魅力が伝わりづらいゲームを除いた3本くらいずつ、毎月ゲーム実況をすることにしました。その配信を見て「面白そうだな」と思ってもらえたなら、みんなも買えなくなる前に買っておくんだ!



<2017年10月の読了数>


◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):15冊(再読6冊)
 紙の本:0冊(再読0冊)
 自炊した本:7冊(再読6冊)
 電子書籍:8冊(再読0冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):9本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):3本
 ダウンロード専売のゲーム:6本
 スマートデバイス用ゲーム:0本

<積み電子書籍:漫画195冊、小説23冊、その他2冊
 → 積み電子書籍の合計は現在220冊です>
<積みゲー:Switchが1本、Wii U&Wiiが24本+5本、3DS&DSが10本+3本、PSが6本、PCが7本、アプリが3本→ 積みゲーの合計は現在59本です>


 今月、漫画を含めた本をあまり読めなかったのは……11月8日にてMiiverseが終わってしまうため、そうするとニンテンドー3DSのソフトのスクショを撮る手段がなくなってしまうから、10時間以内に終わるゲームの記事を書くためにとにかく3DSのソフトをクリアまで遊びまくっていたという理由です。
 だから、積み電子書籍の数が先月の223冊からほとんど減っていない220冊だったのも仕方がないのです!が、積みゲーの方も先月の61本からほとんど減っていない59本じゃねえか!(笑)

 まぁ、マジメな話……積み本や積みゲーは「楽しみなもの」として活力になっている側面もあるので、完全にゼロにしちゃったらそれはそれで「これから先は何を楽しみに生きていこう」となりそうな気もしますし、現状維持くらいがちょうどいいのかも知れませんね。
↓kiroku-11↓




<2017年11月の購入金額>

 新PC購入のため節約期間中です……が、今月はあんまり節約できなかったですね。
 「本来使う額の13000円-実際に使った9194円=節約したお金3806円」と、先月までに貯まった19458円と、ニコニコのプレミアム会員をやめて浮いた540円を合わせて23804円貯まりました!

 マウスコンピュータで「以前の記事で最低限これくらいは必要だよと教えてもらったスペックのPC」を見積もったところ、税込166752円でした。あれ?先月より上がってる……?元々用意していた予算10万円+23804円で、残り42948円!

 来年の今頃も、変わらずに現在のPCを使っている予感がするぜ……  しかし、そうなると「新PCを買うまではパッケージソフトのゲームを買ったり、新しい漫画・小説などを開拓したりしない」と決めているのがつらくなってくるなぁ。まぁ、積みゲーや積み本が死ぬほどあるんでそっち消化しろよって話なんですけど、ブログに書く話題として古いゲームや古い本の話題ってあんまり需要がないですからねぇ。



<2017年11月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):3冊
 紙の本:1冊
 電子書籍:1冊
 電子書籍(無料の本):1冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):10本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):3本
 ダウンロード専売のゲーム:5本
 スマートデバイス用ゲーム:2本

 今月の出費で考えると、「出たら絶対に買う!」と言っていたNintendo Switchのダウンロード専用ソフトが最後の週に立て続けに3本発売されたのが大きかったですねぇ。Nintendo Switchのダウンロード専用ソフトは、Wiiウェアとか3DSダウンロード専用ソフトとかよりも全体的に値段が上がっていて、1690円+2000円+1000円と今月の出費の半数に到達しちゃっているんですね。

 これに加えてWiiショッピングチャンネルで買えなくなっちゃうソフトを毎月5本買っているので、全部合わせるとそれなりの数値になっちゃうという……

 12月はなるべく出費を抑えたいですけど、年末年始のセールとかありそうですしねぇ。
 いつになったら新PCが買えることやら……



<2017年11月の読了数>


◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):1冊(再読1冊)
 紙の本:0冊(再読0冊)
 自炊した本:1冊(再読1冊)
 電子書籍:0冊(再読0冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):6本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):2本
 ダウンロード専売のゲーム:1本
 スマートデバイス用ゲーム:3本

 余暇時間をほぼAmazonプライムビデオ視聴にあてていたので、まぁこうなりますよね。
 「ゲーム6本もクリアしてるの?」と思われるかもですが、ほとんどは実況配信でやったゲームですし、『ポケ森』みたいに「時間がないからイイや……」とプレイするのをやめてしまったものも含んでいます。

 『ポケ森』はニンテンドーアカウントとTwitter連携まではやったんですけど、ゲーム内容が「ガッツリ時間のかかるもの」だと思ったのでほとんどやっていません。Twitter連携したのでフレンド申請が結構来ていたんですけど、「ほとんど遊ばない人間がフレンド枠を圧迫するのは申し訳ない」と思ったので一人もフレンド登録せずに終えてしまいました。申請を下さった人には申し訳ありません。



<2017年11月の積み>
【紙の本】
・漫画:所有1072冊、読む気なし236冊、未読48冊
・小説:所有28冊、読む気なし2冊、未読7冊
・その他:所有14冊、読む気なし4冊、未読0冊
【自炊済】
・漫画:所有131冊、未チェック6冊
・小説:所有7冊、未チェック0冊
・その他:所有24冊、未チェック0冊
【電子書籍】
・漫画:所有645冊、未読197冊
・小説:70冊、未読24冊
・その他:27冊、未読2冊
→ 積み漫画251冊、積み小説31冊、積みその他2冊
積み本の合計は284冊

【Nintendo Switch】
・所有10本、未起動1本、未クリア&未ギブアップ3本
【Wii U】
・所有24本、未起動3本
【Wii】
・所有49本、未起動11本、未クリア&未ギブアップ4本
【ゲームキューブ】
・所有1本、未クリア&未ギブアップ1本
【スーパーファミコン】
・所有21本、未起動6本
【ファミリーコンピュータ】
・所有34本、未起動4本
【ニンテンドー3DS】
・所有61本、未起動5本、未クリア&未ギブアップ1本
【ニンテンドーDS】
・所有36本、未起動1本
【ゲームボーイアドバンス】
・所有4本、未起動2本
【ゲームボーイ(カラー)】
・所有17本、未起動4本
【プレイステーション】
・所有38本、未起動5本、未クリア&未ギブアップ1本
【PCエンジン】
・所有6本、未起動1本、未クリア&未ギブアップ1本
【スマートデバイス】
・所有111本、未起動2本
【PCゲーム】
・所有15本、未起動6本、未クリア&未ギブアップ1本
→ 未起動51本、未クリア&未ギブアップ12本
積みゲーの合計は63本

 今月から積み本、積みゲーの管理を詳細に載せていくことにしました。
 エクセルで表を作ったら、色んなことに活用してみたくなってくるもので……エクセルって本当に便利ですね!

 ということで、先月までとはカウントの仕方がちょっと変わっていて、「本」の方は「紙の本」も「自炊済」のものも含めるようにしました。ただ、所持リストには入れていない雑誌とか冊子とかゲーム攻略本とかも「自炊」しているので、次回の「自炊」時にはそれらもカウントするのかを考えなければ。
 「ゲーム」の方は、先月までは例えば「Wii Uのバーチャルコンソールで買ったファミコンのソフト」もWii Uのソフトとしてカウントしていましたが、今月からファミコンのソフトとしてカウントするようにしました。こうして見ると、やはり福袋を買ったプレステとWiiがたくさん残っていますねぇ。ちなみに積みゲーが1本もないハードは除外しています。

 参考までに、先月のこの欄では「積み電子書籍の合計が220冊」「積みゲーの合計が59本」でした。カウント方法が変わっているので数が合わないところもありますけど(例えば3DSの『逆転裁判123 成歩堂セレクション』は3本扱いにしていたのを1本扱いに変えたりしたので)、気にしないでください。


 とりあえず来月は、配信で序盤だけプレイしたNintendo SwitchダウンロードソフトやWiiショッピングチャンネル終了で買えなくなるソフトを「クリア」か「ギブアップ」かするまでちゃんと遊びたいですね。「未クリア&未ギブアップ」のソフトはしばらくプレイしていないと遊び方を忘れちゃうので、早めに終わらせたいところです。
 それでいうと『Splatoon2』も早く再開したいのだけど、それらが済んだ後かなぁ……
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<2017年12月の購入金額>


 新PCを購入するための節約期間中だったのですが、「年末年始のセール」を逃すと1年間ふさぎこんだままになっちゃいかねないので思いきってセールでは買いまくってしまいました。
 そして、まだ買い足りていない分は1月になってから購入予定。2月はバレンタイン企画でいろんな人にプレゼントを贈る予定なのでお金を貯めることはできず、3月はWiiショッピングチャンネルで買っていなかったゲームを買う最後のチャンスなので残ったものを全部買って、4月になるとゴールデンウィークのセールが始まって―――


 いつお金が貯まるんだ、コレ!


 「本来使う額の13000円-実際に使った12957円=節約したお金43円」と、先月までに貯まった23804円と、ニコニコのプレミアム会員をやめて浮いた540円+Amazonプライム会員をやめて浮いた325円(年会費を1ヶ月ごとに割った額)を合わせて……24712円貯まりました!元々用意してある予算10万円をコレに足して……

 マウスコンピュータで「以前の記事で最低限これくらいは必要だよと教えてもらったスペックのPC」を見積もったところ、税込166968円でした。残り42256円!




 なんかもう……ずっと今のPCのままでイイんじゃないかと思えてきました。
 新PCを買いたい理由は「PCでもゲームしたい」と「生配信の画質やフレームレートを上げたい」が主な2つだったのですが、前者は積みゲーがコレだけある状態でPCでまでゲームしなくてイイだろうというのとSteamゲーは結構Nintendo Switchでも出るようになったので、問題は後者だけなんですね。

 生配信やっていると「もっと最近のゲームも実況しましょうよ」と言われたりもするんですけど、画質とフレームレートを最低まで下げた状態での配信なのでバリバリの3Dアクションとかに挑戦するとワケ分かんなくなっちゃうと思うんですね。『Splatoon2』の配信も割とそんなとこあるかと思いますが……
 でも、動きの少ないゲームとか、昔のゲームとかでもまだまだ挑戦したいゲームはたくさんありますから、しばらくはそういうものをやっていこうかなと思います。





<2017年12月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):31冊
 紙の本:0冊
 電子書籍:17冊
 電子書籍(無料の本):14冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):9本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):1本
 ダウンロード専売のゲーム:7本
 スマートデバイス用ゲーム:1本

 年末年始のセールで「電子書籍」や「ダウンロード専用ゲーム」を買いまくっていたんですが、芳文社が「1巻0円」の漫画を大量配布していたのでそれらも全部ダウンロードしてどんどん積みを重ねていきました。「1巻が面白かったら2巻以降も買ってね」というキャンペーンだと思うのですが、こんなに大量の1巻を無料で手に入れると2巻以降を読む時間もなさそうで……



<2017年12月の読了数>

◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):28冊(再読13冊)
 紙の本:10冊(再読0冊)
 自炊した本:13冊(再読12冊)
 電子書籍:5冊(再読1冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):10本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):1本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):3本
 ダウンロード専売のゲーム:5本
 スマートデバイス用ゲーム:1本

 読了数は多めなんですけど、実は「借りた本」と「自炊した本」を読むのに時間が取られていて積み本の消化はあまり進みませんでした。
 ゲームの方は何とか、「Wiiショッピングチャンネル終了でダウンロード購入できなくなるゲーム」の配信で遊んだ3本は毎月必ず消化してから次の配信をしたいと思っていて、積みゲーをなるべく貯めないように貯めないようにしています……が、来月はちょっと厳しいかも。『ディシプリン』も『魂斗羅ReBirth』も難しくて、ねぇ(『忍者龍剣伝』は既にギブアップしました)。




<2017年12月の積み>
【紙の本】
・漫画:所有808冊、未読48冊
・小説:所有22冊、未読6冊
・その他:所有10冊未読0冊
【自炊済】
・漫画:所有159冊、未チェック24冊
・小説:所有11冊、未チェック3冊
・その他:所有24冊、未チェック0冊(+6冊)
【電子書籍】
・漫画:所有672冊、未読220冊
・小説:所有72冊、未読26冊
・その他:所有30冊、未読4冊
→ 積み漫画268冊(+24冊)、積み小説32冊(+3冊)、積みその他4冊(+6冊)
→ 積み本の合計は304冊(+33冊)

【Nintendo Switch】
・所有12本、未起動3本、未クリア&未ギブアップ1本
【Wii U】
・所有24本、未起動3本
【Wii】
・所有51本、未起動11本、未クリア&未ギブアップ3本
【ゲームキューブ】
・所有1本、未クリア&未ギブアップ1本
【スーパーファミコン】
・所有21本、未起動6本
【ファミリーコンピュータ】
・所有34本、未起動3本
【ニンテンドー3DS】
・所有61本、未起動5本、未クリア&未ギブアップ1本
【ニンテンドーDS】
・所有36本、未起動1本
【ゲームボーイアドバンス】
・所有4本、未起動2本
【ゲームボーイ(カラー)】
・所有17本、未起動4本
【プレイステーション】
・所有38本、未起動5本、未クリア&未ギブアップ1本
【PCエンジン】
・所有6本、未起動1本
【スマートデバイス】
・所有112本、未起動2本
【PCゲーム】
・所有18本、未起動9本
→ 未起動55本、未クリア&未ギブアップ8本
→ 積みゲーの合計は63本

 先月は、親が買った本とか兄貴が置いていった本とかを「読む気なし」として所有数にカウントしていたのですが、よくよく考えて「これは自分の本ではないぞ」と気づいたので今月はカウントしていません。
 自炊した本に関しては、「所有数」にカウントしていない雑誌・パンフレット・チラシなんかは(+○冊)といったカンジに別表記にしました。これらは読み終わっても「所有数」になりません。それと、自炊をするたびに「積み本」が増えるのは何かちがうと思ったので別表記にしました。

 「購入数」と「読了数」で数が合っていないところがあるような気もするんですが……まぁ、イイや!今月のデータを基準に、ここから減ったり増えたりを観察していけたらイイなと思います。
↓kiroku-2017↓




<2017年の購入本数>


◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):164冊
 紙の本:5冊
 電子書籍:123冊
 電子書籍(無料の本):36冊
 (プレゼントでもらった:2冊)
◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):58本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):16本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):9本
 ダウンロード専売のゲーム:23本
 スマートデバイス用ゲーム:10本
 (プレゼントでもらった:3本)

 昨年の購入本数を見てみたところ、本は312冊、ゲームは122本でした。ただし、昨年の本数には「ゲーム攻略本福袋」と「PS福袋」が大体30冊&30本強含まれるので、それらを差し引いて考えると……昨年の6割くらいってカンジですかね。積み本・積みゲー崩しを意識したり、新PC購入のためだったりで、節約した1年だったと思います。来年はもっとパーッといろんなものを買えるようになりたいなぁ。



<2017年の読了数>
◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):309冊(再読57冊)
 紙の本:43冊(再読0冊)
 自炊した本:57冊(再読23冊)
 電子書籍:209冊(再読34冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):81本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):17本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):20本
 ダウンロード専売のゲーム:30本
 スマートデバイス用ゲーム:14本

 昨年の読了数は、本が263冊(再読が75冊)、ゲームが90本だったので大して差はないんですが……購入数が減ったので積み本・積みゲーの消化率は上がったはず。





 ちなみに昨年の大晦日時点での積み本の本数は……

<積み電子書籍:漫画234冊、小説25冊、その他6冊
 → 積み電子書籍の合計は現在265冊です>


 とのことでした。
 当時は積み本は電子書籍のみカウントしていたんですね。

 んで、現在はというと……

<積み本(紙):漫画48冊、小説6冊、その他0冊
 → 積み本(紙)の合計は現在54冊です>
<自炊未チェック:漫画24冊、小説3冊、その他6冊
 → 自炊未チェックの合計は現在33冊です>
<積み電子書籍:漫画220冊、小説26冊、その他4冊
 → 積み電子書籍の合計は現在250冊です>

→ すべての合計は……
→ 積み漫画268冊(+24冊)、積み小説32冊(+3冊)、積みその他4冊(+6冊)
積み本の合計は304冊(+33冊)


 ということで、電子書籍の数だけを見れば積み本は減っているんですね!
 1年で15冊!気が遠くなる!

 ちなみに現在私が所有している「紙の本」は840冊で、「電子書籍」は774冊だそうです。「紙の本」は自炊して減るのに対して、「電子書籍」は増える一方なので、来年あたりに逆転しそうなカンジですねぇ。いよいよここまできたか。


 次に「積みゲー」の話。
 昨年の大晦日の記事にはこう書いてありました。

<積みゲー:Wii U&Wiiが19本+6本、3DS&DSが23本+3本、PSが8本、PCが9本、アプリが5本→ 積みゲーの合計は現在73本です>

 昨年はWii UとWiiを一緒にカウントしたり、バーチャルコンソールもWii U&Wiiのソフトとしてカウントしていたんですね。今年はこんな感じです。

<Switchが3本+1本、Wii Uが3本、Wiiが11本+3本、GCが1本、スーファミが6本、ファミコンが3本、3DSが5本+1本、DSが1本、GBAが2本、GBが4本、PSが5本+1本、PCエンジンが1本、エンジンが1本、PCゲームが9本、アプリが2本>
積みゲーの合計は63本です


 10本も減りました!
 ……?
 購入+プレゼントでもらったのが61本で、遊び終えたのが81本なのに、減った積みゲーが10本……?

 まぁ、イイか!細かいことは気にするな!
 大量にあった3DSダウンロードソフトを「10時間以内にクリアできるオススメのゲーム」の記事を書くためにクリアしたというのが大きいですね。あと、何気に『サイレントデバッガーズ』とか『リンクの冒険』のように買ったはいいけど放置していたゲームを実況配信でクリアしたり、くにおくんシリーズを連続で実況配信したり。実況配信をやったおかげでクリアできたゲームがたくさんありましたねぇ。『サイレントデバッガーズ』も『リンクの冒険』も、一人でやってたら絶対に挫折していましたわ。

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【読書】
<2017年1月のピックアップ>
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 今月のピックアップは、昨年3月にレビュー記事を書いた『ひとりぼっちの○○生活』の最新刊です!

 3巻も最高でした!
 キャラクターが増えてくるととっちらかっていくかなぁという部分が不安だったのですが、作者さんのあとがきによるとメインキャラはあくまで「ぼっち・なこ・アル・ソトカ・佳子」の5人で、残りのキャラは友達になった後は「こういう人達もクラスにいるよ」程度に抑えられていて上手く整理されていました。


<画像は『ひとりぼっちの○○生活』3巻38話より引用>

 特にそのキャラがメインな話でなくても、教室内に「今までに登場してきたクラスメイト達」が描かれているのがすごくイイんですよねー。ぼっちがクラス内に友達を増やしていけばいくほど、読者としてもどんどんこのクラスのことが好きになっていくという。

 クスリと笑えて、時々じーんとさせられて、それでいて女のコは可愛い!
 ホント良い作品、オススメです!


<画像は『ひとりぼっちの○○生活』3巻35話より引用>

 ちなみに私の推しキャラはアルちゃんです。
 世界の副委員長は、世界の委員長になれるのか!?みんな3巻を読むんだ!!
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<2017年4月の話題>

 iPad Proを買った時、「自炊した本を読むのにオススメのアプリ」として『Bookman』という有料アプリを紹介したのですが……
 この『Bookman』がどうも「iPadのメモリが不足しているとき」や「開きたいファイルの容量が大きいとき」にページが表示できないことがあって、昨年福袋で買った大量のゲーム攻略本がほとんど読めない事態になっていました。 

  このままじゃ不便だなーと思い、超定番アプリ『i文庫HD』を購入したところ、今のところ「ページが表示できない」みたいなことは起こっていません。
 『Bookman』は360円、『i文庫HD』は840円、買った頃は「高価な定番アプリよりも安くて使いやすいアプリを自分で探すぜ」みたいな気持ちで『Bookman』を導入したのですが……やっぱり定番アプリは定番になるだけの安定性があるんだなーと痛感しました。



<2017年4月のピックアップ>

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 今月のピックアップは関谷あさみ先生による漫画『千と万』全3巻(完結済)です。

 関谷あさみ先生と言えば、成年向け漫画を中心に活動されている方で。
 『千と万』をブログで紹介するからには参考になるかと、そちらの方も何冊か読んでみました。ブログで紹介するためですよ。ブログで紹介するためですってば、ホントに。
 自分が読んだ本はどれも「女子中学生」と「年上の男」という組み合わせで、「女子中学生の可愛さと、見た目とは裏腹な不純な内面」と「年上の男の身勝手さと、大人になりきれていないピュアな内面」が描かれている作品が多かったです。あと、ちゃんとエロイです。

 『千と万』は別にエロイことは起こらないのですが、「可愛いけどわがままな女子中学生の娘」と「デリカシーがなくて大人になりきれていないような父親」の二人暮らしなので、組み合わせ的には成年向け漫画のソレと同じなんですね。女子中学生は相変わらず可愛いし、オッサンは相変わらずダメな大人だし、得意分野を継承しつつ成年向け漫画では描かれない日々の生活をしっかり描いているという。


<画像は『千と万』2巻 第15話より引用>

 詩万ちゃんは中学1年生の多感なお年頃なので、父親の何気ない言動にイラッとすることも多々。多々というか多々々々々々々々々々くらいの頻度。父親の方もテキカクに地雷を打ち抜く天才であります。
 例えばこのシーンは、詩万ちゃんが初めてネイルをするシーンで。「お姉ちゃんからもらった」という友達と一緒にマニキュアを買いに行くんだけど、いいお店は高くて買えなくて、100円ショップで自分達でも買えるものを買って帰って、ニコニコしながら塗っていたら「そんなんばっか買ってムダ遣いするなよ?」と父親から言われるという。

 この、娘の「親からイラッとすることを言われる」あるあると、父親の「若い子の生きている世界が分からなくて若い子から嫌われる」あるあると、読んでいて両方の気持ちが分かる絶妙なところを突いてくるのが面白いのです。



<画像は『千と万』2巻 第16話より引用>

 といったカンジで全然イチャイチャしない父娘なんですが、そんな中でも娘も父を大切に想っている風に見えるシーンが少々、というか少々々くらいの頻度であって。
 このシーンは、体育祭にきた父親から「友達と一緒に食べるからお弁当だけちょうだい」と父娘別々にお弁当を食べているシーンで。みんなの前で親と一緒にいるところを見られたくないと言いつつ、父親が自分のために作った卵焼きを噛みしめていて。この距離感がすごくグッと来るのです。

 全3巻で完結してしまったのは「もっと長く見ていたかった」とも思うのだけど、大人になりつつあるけどまだ子どもな中学生という絶妙な時期を描く作品だったため、ここで終わったのはすごくキレイな完結だと思います。派手な展開だとか、大笑いできるギャグとかがあるワケじゃないのだけど、等身大の中学生の娘と父を描いた良い作品でした。
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<2017年5月のピックアップ>

 今月のピックアップは、キンドルのポイント還元キャンペーン対象作品で、カワチさんがオススメしていたので購入した『我らひとしくギャルゲヒロイン』です!ポイント還元キャンペーンはもう終わっちゃいましたけどね!
 「1巻」の表記はありませんが、これは「コミックスが売れなかったら打ち切り」「コミックスが売れたら続きも描けるし2巻も出るかも」ということで、とりあえず完結はしていないけど「1巻」の表記もないという非情すぎる理由からだそうです!せちがらい!

 内容は「ここがギャルゲーの世界なんだと自覚してしまったギャルゲーのヒロイン達が、ギャルゲーの世界観やプレイヤーの節操のなさにツッコミを入れていく」4コマ漫画となっています。架空のギャルゲー世界を舞台にしていますが、男主人公が主人公ではなく、ヒロイン達が主人公で“男主人公に攻略されないようにしている”のが特徴ですね。



<画像は『我らひとしくギャルゲヒロイン』 EPISODE 02より引用>

 こんな風に「ギャルゲーでは当たり前なこと」に、ヒロイン達が「今まで気づいていなかったけど、何なんだこの設定は!」とメタ的にツッコミを入れていくのが面白いです。
 また、学園モノ4コマ漫画として考えても、荒唐無稽な設定や、永遠に続く学生生活、次から次へと現れる女性キャラ、突然壮大な展開に進むストーリーなど……本来なら「リアリティがない」と言われそうなものも、「まあギャルゲーってこんなカンジだよね」とギャグにすることで全部許されるのがズルイ(笑)。

 ギャルゲーにどっぷり浸かっていない人でも、「ギャルゲーってこんなカンジかな」という何となくのイメージを持っているだけでも十分に面白い作品だと思います。



 コミックウォーカーでは、スピンオフ作品とも言える『我らひとしくソシャゲヒロイン』が全話無料公開されています※現在は終了しています)。これは『ギャルゲヒロイン』とキャラが共通の架空のソシャゲを題材にしていて、ヒロイン達も同じキャラですが「別のゲームのキャラ」という扱いなので記憶は共有していません。
 こっちも面白いんですけど、『ギャルゲヒロイン』を先に読んでいた方が『ギャルゲヒロイン』のキャラがたくさん出てきて面白いんじゃないかと思います。

 また、『ギャルゲヒロイン』の方もコミックウォーカーで、第1~3話が無料公開されているだけでなく、コミックス1巻に収録されていない第13話も無料公開されています※現在は終了しています)。第13話もすごい面白いんですけど、コミックス1巻に12話まで収録されているので、出来ればコミックスを買って全話読んでから第13話を読んでもらいたいなーと思っています。

 というか、ずっと最新話が第13話ということは……1巻で打ち切りになったということなんでしょうか。Amazonのレビューとか大絶賛されているのだけど、それでも目標の売上には達しなかったのでしょうか。つい最近キャンペーンでこの作品を知った新参者の私ですけど、続きが読みたいなぁと願っています。


―2025年追記―
 その後、実質2巻と言える『我らあらぶるギャルゲヒロイン』が単行本として発売されました。そちらには、この13話も、『ソシャゲヒロイン』の方も、両方収録されていたはず。

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↓dokusyo-6↓




<2017年6月のピックアップ>
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 検索してみたら、どうやら買ったのは2年前の10月だそうです。
 その頃、キンドルで「ライトノベル全巻セット」の90%オフというワケの分からないセールをやっていて、『スレイヤーズ』などが対象になっていて話題になったのですが。そのセール対象の1作品である『円環少女』を「人生ベストワン」と評している人をタイムラインで見かけて買ってみたのでした。

 そういやこの作品、『エロマンガ先生』のアニメの中で智恵のオススメコーナーにも置いてありました。「シャナや大河は知っているけど、メイゼルって誰……?」と言われていたのがこの作品です。


 しかし、合本版は「全13冊(実はオマケもある)の本を1冊の電子書籍に押し込んだもの」なので、読み始めたら「この本を読み終えるまで:56時間08分」という表示が出て震えあがりました。
 流石に13冊一気に読むのはしんどいので、「1ヶ月1冊ペース」で読むことにして、読み終わらなかったら翌月にまわして……としていたら全巻読み終わるのに1年4ヶ月かかりました。


 全巻読み終えた感想を言うと、文章が「読みづらい」と言われるのも分かるんですけど、ストーリーがすげえ面白かったです。1巻の段階では、専門用語が多いし、グロイシーンもあるので「うっわ……きっつ……」と思いながら読んでいたんですけど、3巻あたりからグイグイ引き込まれていきました。

 この作品、「現代」に「魔法使い」が登場するファンタジー作品なんですけど、作者がどちらかというとSF畑の人なので「設定」がものすごく凝っているんですね。
 舞台は「私達一般人が住む世界」なのですが、この作品にはそれとは別の「魔法使いの住む世界」が幾つもあって私達の知らないところでそこからたくさんの魔法使いがやってきています。しかし、「魔法使いの使う魔法」は「この世界に住む一般人」に知覚されると消滅してしまうので、たくさんの魔法使いがいても私達には魔法が見えないんですね。

 言ってしまえば、「俺達みんなが上条当麻さん」ですよ。
 だから、魔法使いも魔法だけで戦うのではなくて銃などの武器も駆使します。

 主人公の武原仁は「この世界に住む一般人」なのだけど、理由があって唯一「魔法を消滅させてしまう」スイッチのオンオフを切り替えられるという特技があります。
 それを活かして、例えば敵から魔法攻撃を受けそうな時は「魔法消去」を使って魔法を消滅させ、こちらから攻撃する時は「魔法消去」をオフにして相棒のメイゼルちゃんに魔法を撃ってもらう―――という戦いをしていくのです。これにより実力が百段階くらい上の相手とも戦うことが出来るという。

 「魔法使いの使う魔法」は「この世界に住む一般人」に知覚されると消滅してしまうという設定が、バトルでもストーリーでもすごく活用されていて、その後に作者がSF畑の人だと知って納得したり。


 グロ描写も多いし、映像化されたとしても目を覆いたくなるだろう場面も多いし、万人に受ける作品ではないと思うんですけど。自分としては相当楽しんだので、2年前に絶賛していたもう誰かも覚えていないフォロワーの方に「ありがとう」と言いたいです。
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<2017年7月のピックアップ>

 今月紹介するのは『原始乙女と神の塔』です。

 Amazonのプライム会員だと対象作品を月1冊無料で読める「キンドルオーナーライブラリー」で読みました。昨年12月から月1冊ずつ「キンドルオーナーライブラリー」で面白い本がないか探しまくってきましたが、今まで読んだ「キンドルオーナーライブラリー」の本の中で一番面白かったです!(あ、私の本も『マンガは描ける!』と『貧乳が好きなんだ!』は「キンドルオーナーライブラリー」対象なんでよろしくお願いしますね)

―2025年追記―
 現在この漫画は「キンドルオーナーライブラリー」どころか、すべての電子書籍ストアから削除されてしまったみたいですね。私も購入していなかったから読み返すことも出来なくなってしまいました。うーむ、やはりサブスクにあるものが一生あると思ってはならない。


 原始時代を舞台に、「神の塔には願いを叶えるオタカラが眠る」という伝説を目指して少女たちが冒険をする漫画です。同じ舞台設定で、主人公のちがう3つの話が入っているオムニバス集となっています。
 表紙の絵からして女のコの肌色多めでセクシーな話なのかなと思うかもしれませんが、原始時代だから身にまとう服が私達のそれとはちがうだけでお色気漫画ではありません。絵は抜群に上手いので「女体をじっくりながめる」人にはそういう楽しみ方もできるかも知れませんが、それ以上にやっぱりこの作品の魅力は「ダメダメな少女達が一発大逆転を賭けて神の塔を目指す」という熱さですよ!

 メインキャラはみんな女のコですが、やっていることは熱血アクション漫画で、鬱積した気持ちを晴らしてくれるカタルシスにその魅力があるのです。特に最初の1編は構成が本当によく出来ていて、オススメです! ↓dokusyo-8↓




<2017年8月のピックアップ>
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 今月のピックアップは、電子書籍でのみ買えるファミ通の第1~3号の復刻版です。
 紙版というか「プリントオンデマンド版」という「注文に応じて紙に印刷して届けてくれる版」は創刊号のみ昨年の秋に出ていたのですが、印刷品質や広告全削除なんかで評判は悪かったみたいです。こちらは電子書籍なのでキレイですし、(一部芸能人の顔なんかは削除されているみたいですが)広告なんかも載っていて当時の文化を知ることが出来て面白いです。






 ファミ通創刊号は1986年6月6日発売。
 当時は隔週発売だったので、2号は1986年6月20日発売、3号は7月4日発売です。

 この時期に発売されたファミコンのゲームと言えば……

・1986年1月4日 ツインビー
・1986年2月21日 グーニーズ
・1986年2月21日 ゼルダの伝説
・1986年3月5日 忍者ハットリくん 忍者は修行でござるの巻
・1986年3月18日 ハイドライド・スペシャル
・1986年4月14日 謎の村雨城
・1986年4月17日 ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境
・1986年4月17日 アトランチスの謎
・1986年4月18日 ディグダグII
・1986年4月18日 影の伝説
・1986年4月24日 マイティボンジャック
・1986年4月25日 グラディウス
・1986年4月26日 スパイvsスパイ
・1986年5月19日 セクロス
・1986年5月27日 ドラゴンクエスト
・1986年6月3日 バード・ウィーク
・1986年6月3日 スーパーマリオブラザーズ2
・1986年6月13日 魔界村
・1986年6月13日 スターソルジャー
・1986年6月20日 スーパーチャイニーズ
・1986年6月26日 スクーン
・1986年7月3日 東海道五十三次
・1986年7月18日 バベルの塔
・1986年7月21日 バレーボール
・1986年7月30日 がんばれゴエモン!からくり道中
・1986年7月30日 ソロモンの鍵
・1986年8月1日 ワルキューレの冒険 時の鍵伝説
・1986年8月6日 メトロイド

 そうそうたる名作ゲーム達!
 というか、『ドラクエ1』と『マリオ2』って一週間しか発売日がちがわなかったんですね。ファミコンがむっちゃ盛り上がっていた時期で、だからこそファミ通みたいなゲーム雑誌が創刊されたワケですわ。

 これらのゲームの攻略情報やレビューが読めるだけでなく、この時期の売上トップ30(5つの協力店によるものですから全国的な統計ではありませんけど)とか読者からの支持ランキング20とかも読めるし。この時期のゲーム文化―――例えば「隠しコマンドがいっぱいで奥が深い」とか「隠しコマンドが見つかったので売上が伸びそう」みたいなことが書かれていて、当時はそういう認識だったのかーというのが分かったり。




 アメリカでファミコン(NES)が発売される時期なので、アメリカからのリポート記事も毎号載っています。ここでの『ダックハント』人気が、約30年後に『スマブラ』への参戦という形につながるというのは感慨深いです。



 ファミコン通信という名前ですが、ファミコン以外の「アーケードゲーム(当時はビデオゲームと呼ばれていたみたい)」や「パソコンゲーム」の紹介なんかもあって、この作品ってこの時期なんだ!?と分かるのも面白いです。



 た、田尻さん!!




 す、杉森さん!!

 後に『ポケットモンスター』を作るゲームフリークが、まだ「ゲームプレイヤー集団」だった時代の活動が記録されています。ここで紹介されているアーケードゲーム(ビデオゲーム)も熱い!『Mr.五右衛門』は『がんばれゴエモン』の基となったアーケードゲームですね。PS4のアーケードアーカイブスでも出ている他、ファミコンの『ワイワイワールド2』にオマージュのステージが入っていましたねえ。


<写真は『ワイワイワールド2』(Wii Uバーチャルコンソール)より引用>




 「パソコンゲーム」紹介コーナーには、スクウェアの名前が!
 「スクウェアというソフトハウス」と書かれているように、『ファイナルファンタジー』が1987年12月発売、『キングスナイト』も1986年9月発売ですから……この号が出た1986年7月の段階では、ファミコンユーザーにはまだ馴染みのない名前として紹介されているんですね。

 この『クルーズチェイサー ブラスティー』は、シナリオに坂口博信さん、音楽に植松伸夫さんがもちろん参加していて、デザインやアニメーションを日本サンライズが行っていて、「大迫力のアニメーションがすごいんだ!」とここにも書かれていますね。しかし、現在ネットで評判を調べてみると「戦闘も移動もいちいちアニメーションするのでテンポが悪い」「ゲームとしては面白くない」と言われていて、なんかすごいスクウェアの原点!ってカンジのタイトルなんですね。


 とまぁ、こんなカンジで全部のページが歴史的資料で面白いです。
 広告の収録なんかは大変そうですが、こういう電子書籍での復刻はもっともっと増えて欲しいですね!




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<2017年9月のピックアップ>


 今月のピックアップは、KDPで発行されているミステリー小説『天空城殺人事件: ~もしRPGの世界で殺人事件が起こったら。~』です。
 元々、著者がライトノベルレーベルの編集者が付いていた頃に書いた作品らしいのですが、そのまま世に出ることもなく眠らされていたところ、電子書籍として発売されることになったそうです。私は購入して読んだのですが、キンドルオーナーライブラリーやキンドルアンリミテッドでも読めるはずです。

 内容は……タイトルからも分かるように、『ドラクエ』風のRPG的な世界観の中で行われる推理小説です。
 魔王討伐のために、勇者は「法術師」「魔導師」「戦士」「格闘家」「鑑定士」「盗賊家」「魔物使い」と各職業のトップクラスの人間を1人ずつ世界中から呼び寄せて天空城に集めます。職業を『ドラクエ』風に分かりやすく言うと、「法術師=僧侶」「魔導師=魔法使い」「戦士」「格闘家=武闘家」「鑑定士=商人」「盗賊家=盗賊」「魔物使い」といったカンジで、それぞれの職業が装備できる武器防具や使える魔法は『ドラクエ3~5』あたりの職業をイメージすれば分かりやすいと思われます。

 しかし、勇者とともに魔王討伐の旅に出られるのは3人です。
 勇者以外の3人は選抜試験によって7人の中から「誰が勇者とともに魔王討伐の旅に出るのか」を選ばれるのですが―――その天空城において次々と事件が起こります。犯人は一体誰なのか。容疑者は「勇者」「法術師」「魔導師」「戦士」「格闘家」「鑑定士」「盗賊家」「魔物使い」のトップクラスと、そして一人の「使用人」。


 魔法が普通に使えるこの世界観において、容疑者をしぼりこむ物証は「装備制限」です。
 『ドラクエ』と同じように、この世界では「戦士はあらゆる武器を装備できる」が「格闘家=武闘家は武器を装備できない」といった決まりがあります。それを使い、「この傷は鋭いナイフで付けられたようだから、犯人はナイフや槍を装備できる職業の人だ!」といったようにしぼりこんでいくのです。

 普通の推理小説ではないその思考が楽しく、キャラクターも魅力的です。
 ブログによるとこの作品の続編も現在製作中だそうですし、同じ作者のキンドル本も何冊か出ているみたいなので全部読んでみようと思うくらいに面白かったです。『ドラクエ』と推理モノ、両方が好きな人にオススメです!


―2025年追記―
 こちらの作品もKindleストアから姿を消してしまっていた(私は購入済なので再ダウンロード可能)のでショックを受けていたのですが、KDPで大ヒットしたことで出版社から声がかかり、書き下ろしを加えた単行本を出版社から出し直していたみたい。良かった!

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<2017年10月のピックアップ>

 今月のピックアップは、先月の『天空城殺人事件: ~もしRPGの世界で殺人事件が起こったら。~』に引き続いて同じ作者のキンドル本の小説『魔女の大暗号』です!『天空城殺人事件』が面白かったので、他の作品も読んでみようと。キンドルオーナーライブラリーやキンドルアンリミテッドでも読めるので、私はキンドルオーナーライブラリーで読みました。

 大体18世紀くらいのヨーロッパ・アジアの、架空の国の暗号解読局を舞台にした作品です。
 「暗号解読局って何ぞや……」と思う人も多いでしょうし、荘厳な表紙が「何だか難しそう……」とハードルを上げていますし、実際とっつきにくいところもあるんですけど……物語は、この暗号解読局に護衛として派遣された男の視点で始まるので、同じように「暗号の素人」の私達が読んでも入りやすいかなとは思います。

 この作品で描かれた「暗号」とは何かを考えると……
 「Aさん」と「Bさん」の意思疎通が出来る手段なのかなと思いました。つまり、コミュニケーションの手段だと。定義を広く考えると「言語」だって暗号の一つと言えるのだけど、広く知られた「言語」は横からみた「Cさん」にも意味が伝わってしまうので、「Cさん」に意味が伝わらないように解読方法を内緒にしているのが「暗号」で……暗号解読局は、「Cさん」の位置からそれを読み取ってしまおうという機関なんですね。




 それで、この作品の面白いところなんですが……
 メインキャラクターの一人に、耳の聞こえないメイドの女の子がいて、男が上手くコミュニケーションが取れないシーンがあるんですね。彼女の耳が聞こえないということを知らなかった男は、まず声をかけて、「無視をされた」と思ってしまう。その後に耳が聞こえないことを知り、筆談で会話を試みるのだけど「話し言葉」をそのまま書いても「書き言葉」しか知らない彼女にはうまく伝わらないところがある。また、筆談できる紙のスペースには限りがあるのでお互いに言葉を選ぶようになる……

 作品の中には「手話」や「点字」も登場するのですが、それらも分からない人には「暗号」のようなものですよね。読み方を知っている人には分かるけど、知らない人にはチンプンカンプンなのです。


 私達が「当たり前のように取れると思っているコミュニケーション」が実は難しいということを、「暗号」を解読する人達を主人公にすることによって、多層的に描いている作品なのだと思います。元々ライトノベルとして描かれた『天空城殺人事件』と比べてちょっとターゲットの年齢層が高めかも知れませんが、こちらも面白かったのでオススメです。


―2025年追記―
 こちらの作品もKindleストアから姿を消してしまっていて、検索しても出てきませんでした。私はこちらの作品を購入ではなくキンドルオーナーライブラリーで読んだため、もう読み返すことも出来ません。良くなかった!
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<2017年12月のピックアップ>

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 今月は私が今、一番注目をしている漫画家であるやまなしレイさんの新作が発売になりました!
 文章+イラスト+漫画の本は一昨年の『マンガは描ける!』、昨年の『オレは貧乳が好きなんだ!』と毎年1冊ずつ刊行されていたのですが、漫画の新刊は4年ぶりの発売です!しかも、今回は長編だそうですよ!

 早速読んでみたのですが、今までのやまなしさんの漫画のいろんなエッセンスが混じり合っていて「これぞ集大成!」というカンジですね。短編の名手だった九井諒子さんが初の長編連載で『ダンジョン飯』を描き始めたときに「そう来たかー」と唸ったみたいに、やまなしさんも今までの短編で描いてきたものを結実する題材がコレかーと唸りました。



<画像は『その日 世界は…』1巻より引用>

 あんまりネタバレはしたくないので、ストーリーに関係のなさそうな好きなコマを。
 このキャラ!やまなしさんが昔描いた『Re:Survival』という漫画に出てくるキャラですよ!こんなの私以外に誰が気づくんですか!

 あまりに売れなかったら打ち切りにせざるを得ないという話をあとがきに書いていたので、これを読んでいるみなさんも是非買ってください!オススメですよ!!

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【映画】
<2017年2月のピックアップ>

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 今月のピックアップは、バレンタインのプレゼントでいただいた映画『レゴムービー』です。「プレゼントでもらったから気を遣って」とかではなくて、自分が今までに観たCGアニメ映画の中で一番好きな作品だと言えます!

 この作品の何がイイって、主人公が「没個性の平凡なキャラ」というのが、レゴの世界だから本当に「大量生産されている何の変哲もないキャラ」として説得力を持っているところです。これといった特徴もない、ただの作業員で、こういうキャラはごまんといる――――



 ディティールはちょっとちがうところもあるけれど、パッと見ではエメットは「どこにでもいるモブみたいなキャラ」なんですね。実際すっごく冴えないし、主人公らしいところが何もありません。この作品に出てくるキャラはレゴだからこそ共演が実現できた超豪華なキャラクター達という中で、敢えてコイツが主人公というのが熱いのです。


 アメリカのCGアニメ映画って、「主人公が序盤はイヤなやつ」→ 「事件に巻き込まれつつ、“誰か”と出会って徐々に考え方が変わる」→ 「最後は人間的にも成長して事件も解決してハッピーハッピー」というストーリーが多いし、それはまあ王道ではあると思うのですが。
 自分はこの「主人公が序盤はイヤなやつ」というのがあまり好きじゃなくて、その後に改心したといっても第一印象が悪いから「それって不良が子犬を助けたからイイやつと勘違いしちゃうのと一緒じゃねえの?」とイマイチ応援する気になれなくて。

 そこを考えると、エメットは「どうしようもないやつ」だけど「イヤなやつ」ではないし、やっぱりどこか「どこにでもいる」「俺らみたいなやつ」に思えて最初から憎めないんですね。だから応援したくなるし、このキャラが主人公で良かったと思います。


 この映画に出会えて本当に良かったですし、プレゼントをくださった方には感謝です。
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<2017年3月のピックアップ>

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 今月のピックアップも、バレンタインのプレゼントでいただいた映画『ズートピア』です!正直ディズニー甘く見ていましたわ。

 「肉食動物」と「草食動物」が区別され、それぞれ得意なことがちがう動物たちの間に差別意識がある世界で、ウサギ初の警察官になった主人公と誰にも信用されなかった詐欺師のキツネのコンビが大事件の解決に向かっていくというお話です。

 正直なところ、一つ一つの要素だけを見ていくと自分が苦手とする要素が結構あるはずの作品なんです。「序盤は主人公が理不尽なほどに虐げられる」だとか「序盤は相棒がすごくイヤなやつ」だとかは、この作品世界にのめりこめなくなって「別にこんな世界を救わなくてもイイんじゃないの?」と思っちゃってもおかしくなかったのですが……
 主人公ジュディの一生懸命さと、登場人物が全員動物であることの動きの可愛さでどんどんのめりこんでしまいまいました。可愛いってズルイ!

 中盤までも「事件を追う警察官モノ」としてドキドキ楽しんでいたのですが、圧巻だったのはやはり終盤の展開です。「差別だらけの街の描写」が凄まじかった!冒頭の特訓シーンとかもそうでしたが、セリフのない短いシーンがすごく印象的でした。最後の最後はファミリー向けらしい分かりやすいオチが付きましたけど、それを差し引いてもとても楽しませていただきました。プレゼントをくださった方には感謝です。
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<2017年11月のピックアップ>


 ようやく観られました、『ガールズ&パンツァー 劇場版』
 最終章の第1話公開に合わせて、TV版・OVA版・劇場版がすべてAmazonプライムビデオで見放題になっていたので(恐らく期間限定)、既に1回観ているTV版・OVA版を観返してそのまま劇場版を観ました!内容を忘れていたワケじゃないんですけど、キャラクターの多い作品なのでTV版は2回観た方がサブキャラの性格なんかも把握できたし、それが結果的に劇場版を何倍も楽しくしてくれたと思います!

 「これから観る人もいる」でしょうからネタバレは最低限にした感想を書こうと思うのですが……
 『ガールズ&パンツァー』という作品は、とにかく「キャラクターが多い作品」です。メインのあんこうチームは5人ですが、かめさんチームは3人、あひるさんチームは4人、かばさんチームも4人、うさぎさんチームが6人―――と、味方だけでもこんなに数が多い上に、対戦相手にも個性豊かなキャラクターが次々と登場します。そして、そんなにたくさんいるキャラクターの一人一人にファンがいるんですね。

 キャラクターの多さは、尺が限られているアニメの場合は足を引っ張る要素にもなりかねません。全部のキャラを登場させて、全部のキャラに見せ場を作って―――と、ストーリーを作ると「キャラクターを見せるためだけのストーリー」になっちゃうことも多いんですね。人気テレビアニメの劇場版はそうなりがちですし、ファンのための作品なのだからそれでもイイとも言えるんですけど。


 『ガールズ&パンツァー 劇場版』は、TV版のキャラが総出演する上に新キャラも多数登場して、たくさんいるキャラのどのキャラにも見せ場があるのにちゃんとストーリーとして面白いんですね。
 それは、言うなれば「見せ場とは何ぞや」という話で……TV版→OVA版と通して描かれてきたキャラクターの魅力が、劇場版では「そうそう!これが見たかったんだよ!」と引き続き描かれたものと、「まさかこんなものを見せてもらえるとは!」と新しく描かれたものの両方を見せてもらえるのです。



 大したネタバレにならない場所を選んで紹介すると……


<画像は『ガールズ&パンツァー 劇場版』より引用>

 例えばここ!
 ボコミュージアムを訪れたときの西住ちゃんのはしゃぎっぷり!
 沙織さんに「今までで一番テンション上がってるよ……」と言われるくらいに、満面の笑顔!かわいい!天使か!そして、麻子は途中から寝てる!



<画像は『ガールズ&パンツァー 劇場版』より引用>

 とある理由で、やさぐれてしまう風紀委員!
 やさぐれ方がすごい!タイヤの上に座ってきゅうりを丸かじり!



<画像は『ガールズ&パンツァー 劇場版』より引用>

 この場所、このシチュエーションは!


 とまぁ、こんなカンジで。
 「視聴者の期待に応えるもの」と「視聴者の予想を裏切るもの」がギュウギュウに詰めこまれていて、大満足な2時間でした!もちろん戦車対戦車のバトルはド迫力ですし、TV版から引き続いて「地形や建物などを活かした攻防」になっているのが面白いですし、映像がむっちゃ豪華!


 今更言うことでもないのかも知れないけど、オススメです!
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【ゲーム】
<2017年1月のゲームプレイ時間>




 今月は主にプレイしていたゲームが、Wii UのWiiモードでの『ドラゴンクエストIII』(スーファミ版の移植版)と『サイレントデバッガーズ』だったためプレイ時間にカウントされず、プレイ時間だけを見たら「ほとんどゲームやっていない人」になってしまいました。インフルエンザで寝込んだこともあって『Wii Fit』も出来ませんでしたしねー。

 そういや『Wii Fit』はNintendo Switchで新作が出そうにないので、『Wii Fit』を続ける限りWii Uを押し入れにしまうことは出来ないんですよねぇ……Nintendo SwitchでもAmazonビデオが観られるようになれば、Wii Uの『Wii Fit』で「ながらジョギング」しながらNintendo Switchでプライムビデオが観られるんだけど。せめてAmazonビデオを配信してくれないかなー。
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<2017年2月のゲームプレイ時間>



 積みゲーを崩しまくれた今月は、ゲームのプレイ時間もかなり多めになりました。まぁ、Wii Uは『Wii Fit U』と『Amazonビデオ』が結構な時間だったりはしますが……ここにカウントしていないWiiモードの『ドラクエIII』と『サイレントデバッガーズ』が加わると、かなりの時間になりそうです。

 Nintendo Switchにはこういう「プレイ時間ランキング」みたいな機能はあるんですかね?『Nintendo みまもり Switch』で自分の記録を管理するというのも手ですが……

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<2017年3月のゲームプレイ時間>


 Wii Uと3DSのプレイ時間はいつまでここに載せるべきか考えたのですが、両機種とも「あまりプレイしなかった月は載せない」「そこそこのプレイ時間になった月は載せる」という方針でいこうと思っていました。
 『Wii Fit』の続編がNintendo Switchで出ない限り、Wii Uは毎月ある程度はプレイ時間を積み重ねそうですし。


 しかし、Nintendo Switchのプレイ時間が、『みまもりSwitch』に送られてきたので確認したところ……




 なんか思ってたのと違ってた。
 3DSの『思い出きろく張』みたいにソフトごとのプレイ時間が見られるのかと思っていたんですけど、集計されるのは日数だけで記録張としては使えませんね。
 長らくブログに載せてきた「プレイ時間」の記録ですけど、今後プレイ時間が最も長くなると思われるNintendo Switchで記録されないのなら意味ないので、これを機にもうやめようかなと考えています。
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<2017年に遊んだゲームのクリアorギブアップ率>

【Nintendo Switch】
<クリア>
・1-2-Switch
・神巫女 -カミコ-
・ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
・Splatoon2
・バトルスポーツ めく~る
・PAN-PAN~ちっちゃな大冒険~
・シノビリフレ -SENRAN KAGURA-
・スチームワールドディグ2
<保留中>
・Uurnog Uurnlimited

【Wii U】
<クリア>
・スティックイットトゥザマン!
・ガンマンストーリーHDコレクション
・トガビトノセンリツ

【Wii】
<クリア>
・マッスル行進曲 ※ 裏技使用
・ダウンタウン熱血どっじぼーる
<ギブアップ>
・モンスターハンターG
・ポケモン バトルレボリューション
・SPACE INVADERS GET EVEN~逆襲のスペースインベーダー~
・きみとぼくと立体。
・バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ
<保留中>
・もじぴったんWii
・ディシプリン*帝国の誕生
・魂斗羅ReBirth

【スーパーファミコン】
<クリア>
・ドラゴンクエスト3 そして伝説へ

【ファミリーコンピュータ】
<クリア>
・リンクの冒険 ※まるごとバックアップ使用
・ギャラガ
・ダウンタウン熱血物語
・ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会
・ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合!
・びっくり熱血新記録! はるかなる金メダル
<ギブアップ>
・忍者じゃじゃ丸くん
・エキサイトバイク

【ニンテンドー3DS】
<クリア>
・メゾン・ド・魔王
・ハコボーイ! もうひとハコ
・鋼鉄帝国 STEEL EMPIRE
・ケモノミクス+
・マイティガンヴォルト
・クラブニンテンドーピクロスプラス
・マイティー スイッチ フォース!
・不思議の国の冒険酒場
・激投戦士 ナゲルンダー
・疾風のうさぎ丸 -恵みの珠と封魔の印-
・奪還指令魔女ダンジョン ~主の為ならやらねばなるまい~
・ブランチ パニック!
・@SIMPLE DLシリーズ Vol.33 THE 熱血!炎のラーメン屋

【ニンテンドーDS】
<クリア>
・New スーパーマリオブラザーズ ※まるごとバックアップ使用

【ゲームボーイ(カラー)】
<クリア>
・星のカービィ 2 ※まるごとバックアップ使用
・トレード&バトル カードヒーロー
・ワリオランド3 不思議なオルゴール ※まるごとバックアップ使用
<ギブアップ> 
・ゲームボーイギャラリー

【プレイステーション】
<クリア>
・トゥルーラブストーリー
・サウンドノベルエボリューション2 かまいたちの夜
・SIMPLE1500シリーズ Vol.88 THE ギャル麻雀~LoveSongs アイドルはハイレート~
<ギブアップ>
・ブレスオブファイア3
<保留中>
・俺の屍を越えてゆけ

【PCエンジン】
<クリア>
・サイレントデバッガーズ
・ファイティングストリート ※ 裏技使用
・熱血高校ドッジボールPC番外編
<ギブアップ>
・グラディウス

【アーケード】
<ギブアップ>
・忍者龍剣伝

【スマートデバイス向けアプリ】
<クリア>
・Super Mario Run
・Hitman GO
・バンドリ! ガールズバンドパーティ!
・無料で脳トレ お水のパズル a[Q]ua アキュア アヒルームへようこそ!
・恋愛タップコミュニケーションゲーム 週刊マイメイド
<ギブアップ>
・ファイアーエムブレム ヒーローズ
・元カノは友達だから問題ない
・アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ
・結城友奈は勇者である 花結いのきらめき
・プリンセス・プリンシパル GAME OF MISSION
・ラビットラビリンス
・どうぶつの森 ポケットキャンプ
・きららファンタジア



 「クリア」というのは「やるだけやって満足して終了した」ものも含みます。
 読了数と数が合わないのは、福袋から出てきて遊ばずに「読了」にだけカウントした『Wii Sports』とかがあるからです。

 クリア48本、その内6本が「まるごとバックアップ」や「裏技」を使用してのクリア。
 保留中が5本
 ギブアップが19本

 保留中はカウントせず「クリア/(クリア+ギブアップ)=クリア率」「ギブアップ/(クリア+ギブアップ)=ギブアップ率」として、

 クリア率は71.64%
 ギブアップ率は28.35%


 「まるごとバックアップ」や「裏技」を使用してのクリアは8.95%でした。



 思ったよりギブアップしていませんでしたね。
 ギブアップしたものも「福袋に入っていた」とか「兄からもらったWiiに入っていた」とか「基本無料だから」といったゲームをチラッとやって面倒くさくなって最後までやらなかったり、そもそもクリアが難しい昔のゲームだったりが多くて、難易度に挫折したものというのはそれほどありませんでした。

 難易度に挫折したのは『きみとぼくと立体。』『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』『忍者龍剣伝』あたりか。『バイオUC』はイージーモードでも序盤から鬼のような難易度で、同じ敵に10回コンティニューしても勝てなかったのでギブアップしました。『忍者龍剣伝』は最終面だけ「コンティニューするとステージの最初から」の仕様だったため、15回コンティニューしたところでギブアップ。
 あと、何気にゲームボーイの『星のカービィ 2』や『ワリオランド3』も死ぬほど難しくて、「まるごとバックアップ」を使わなくちゃ手も足も出ませんでした。


 来年は「ギブアップするような難易度のゲームは買わない」を目標にしたいです。
 「3DSの10時間で終わるゲーム」とか「Wiiショッピングチャンネル終了で買えなくなるゲーム」の中からオススメのゲームをコメント欄で募集して遊ぶということをしていたのですが、そういうところでオススメされるゲームは「私にオススメのゲーム」ではなくて「その人が大好きだけどいまいちマイナーなゲーム」が多くて、そういうゲームが何故マイナーなのかと言ったら「クソ難しいから」なことが多いんですよ……

 今、私Wiiウェアの『ディシプリン』をやっているんですけど、とにかくまー難易度が鬼のように高くて。「過激なストーリーだからトラウマになってしまっても責任は取りません(笑)」と言われながらのオススメだったのですが、そもそも難しすぎてまったくストーリーが進まないのでトラウマも何もあったものじゃないです。
 ひたすら懲罰房に入れられて→ キモチワルイ生物のマッサージをさせられて→ 檻に戻ったら他の囚人があっという間に違反行為をしてすぐに懲罰房に入れられて→ キモチワルイ生物のマッサージをさせられて→ 檻に戻ったら他の囚人があっという間に違反行為をしてすぐに懲罰房に入れられて→ キモチワルイ生物のマッサージをさせられて→ ……と、トラウマになる要素などない。ただただ虚無があるだけ。


 安くないお金と、短くない時間をドブに捨てて、クソ難しいゲームに精神をやられていくのは何なんだろうと思うので……「Wiiショッピングチャンネル終了で買えなくなるゲーム」は募集した責任でちゃんと買って遊びますけど、ブログやTwitterでオススメのゲームを募集するのは今後はもうやめようと思います。
↓anime-top5↓




【アニメ】
<2016年4月~2017年3月に観たアニメの中でお気に入りTOP5>

 私は毎年3月末に、その年度(4月~3月)に観たアニメの中から「好きな作品」順に並べたTOP5を書き残してきました。
 しかし、今年は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『小林さんちのメイドラゴン』の最終話が4月にズレこみまして、『BanG Dream!』に至っては最終話が4月22日放送と「3月からちょっとはみだした」では済まないズレ込み方をしていて。今年は一体いつ書けばイイのかと悩んだのですが……

 「その年の春アニメ~冬アニメ」という1年間のTOP5という基準で考えて、その3作品もしっかりと最終話を観てからTOP5を選ぶことにしました。
 なので、「2016年4月~2017年3月に観たアニメ」というタイトルですが4月に最終話を迎えた『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『小林さんちのメイドラゴン』『BanG Dream!』の3作品も対象にした「今年度観たアニメの中でお気に入りTOP5」を、もうすっかり4月も後半になってしまったこの時期に書こうと思います。



 「面白かった」順でも「素晴らしかった」順でもなく、「好きな作品」順だということと。あくまで“この1年間で自分が「最終回まで観たアニメ」”が対象なので、アニメ業界全般を総括するつもりではないというのはご容赦ください。



 過去7年間のTOP5はこんなカンジ。
 「なんでこの作品がこの点数なの?」という今にして思えばの疑問もあるのですが、これはこれで自分のアニメ視聴歴が思い出せて懐かしいですね……

【2009年度】
1位:『とある科学の超電磁砲<レールガン>』 175点(ジェネオン/J.C.STAFF)
2位:『けいおん!』 160点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『かなめも』 75点(スターチャイルド/feel.)
4位:『青い花』 65点(メディアファクトリー/J.C.STAFF)
5位:『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 60点(アニプレックス/A-1 Pictures)
 
【2010年度】
1位:『魔法少女まどか☆マギカ』 145点(アニプレックス/シャフト)
2位:『けいおん!!』 90点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『四畳半神話大系』 85点(東宝/マッドハウス)
4位:『放浪息子』 70点(アニプレックス/AIC Classic)
5位:『屍鬼』 55点(アニプレックス/童夢)

【2011年度】
1位:『ちはやふる』 150点(バップ/マッドハウス)
2位:『花咲くいろは』 75点(ポニーキャニオン/P.A.WORKS)
3位:『あの夏で待ってる』 70点(ジェネオン/J.C.STAFF)
4位:『シュタインズ・ゲート』 60点(メディアファクトリー/WHITE FOX)
5位:『テルマエ・ロマエ』 55点(東宝/DLE)

【2012年度】
1位:『TARI TARI』 95点(ポニーキャニオン/P.A.WORKS)
2位:『たまこまーけっと』 92点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『琴浦さん』 80点(フライングドッグ/AIC Classic)
4位:『氷菓』 75点(角川書店/京都アニメーション)
5位:『まおゆう魔王勇者』 50点(ポニーキャニオン/アームス)

【2013年度】
1位:『銀の匙 Silver Spoon』155点(アニプレックス/A-1 Pictures)
2位:『境界の彼方』120点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『ガンダムビルドファイターズ』85点(バンダイビジュアル/サンライズ)
4位:『未確認で進行形』80点(東宝/動画工房)
5位:『進撃の巨人』65点(ポニーキャニオン/WIT STUDIO)

【2014年度】
1位:『SHIROBAKO』195点(ワーナー・ブラザース/P.A.WORKS)
2位:『結城友奈は勇者である』130点(ポニーキャニオン/Studio 五組)
3位:『四月は君の嘘』125点(アニプレックス/A-1 Pictures)
4位:『アルドノア・ゼロ』91点(アニプレックス/A-1 Pictures + TROYCA)
5位:『ハナヤマタ』73点(エイベックス・ピクチャーズ/マッドハウス)

【2015年度】
1位:『響け!ユーフォニアム』153点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
2位:『がっこうぐらし!』92点(NBCユニバーサル/Lerche)
3位:『アイドルマスター シンデレラガールズ』91点(アニプレックス/A-1 Pictures)
4位:『灰と幻想のグリムガル』83点(東宝/A-1 Pictures)
5位:『のんのんびより りぴーと』74点(メディアファクトリー/SILVER LINK.)


 さて、今年。
 今年“最終話まで観た作品”を数えてみたところ、25作品となりました。この25作品の中からTOP5を決める―――という限定したランキングなのですね。ちなみに昨年の“最終話まで観た作品”は16作品だったのですが、なんでこんな増えたんだろう……


 なお、各作品評には多少のネタバレが含まれることを御了承下さい。

 5位『BanG Dream!』。75点
 正直なところ、1週間めっちゃ悩みました。

 自分はスマホアプリ版の配信が始まるアニメ8話まではそれほどハマっていなくて、スマホアプリ版を始めてキャラを好きになって、その後に始まったアニメ9話からのオーディション編にハマったので……あくまで「自分の好きな作品を並べるだけのTOP5」とは言え、この「好き」はアニメ単体に対する「好き」なのか?とちょっと思うんですね。

 作画に関しては「もうちょっと何とか……」と思ったところも多かったですし、最終話にあっちゃんの「答え」がしっかり描かれていたら文句なしにTOP5に選べていたと思うのでストーリーも絶賛しているワケではないのですが―――やっぱり自分は、12話ラストの有咲のセリフがすごい好きでした。


 この作品、「成長の気持ちよさ」を懐疑的に描いていて……例えば『けいおん!』だって『ラブライブ!』だって、全くの素人から恐ろしい勢いで急成長する奇跡の話だったと思うんです。それがすごく気持ちいいから万人が楽しめる作品だったと思うのですが、『バンドリ』は作中期間が短い(4月~7月の話)ために人間ってそんなに急成長できないよねと描いていて。登場人物達はそれに苦しむんだけど、それに苦しめるようになったというのは変わったということだよねとも描いていて。

 「どこにでもいる女のコ達の、どこにでもあるような話」を等身大に描こうとしていて、大きなお金が動いているであろうスーパービッグプロジェクトでどうしてこんな地味な話をやろうとしたのかは分からんのですが、自分にとってこの作品は特別な作品だったなと2009年度の『かなめも』と同じ点数にしました。



 4位『クロムクロ』。81点
 大好きなP.A.WORKSの新境地として挑まれたロボットアニメで、序盤の「日常と地続きなところをロボットが駆け回る」のが最高に大好きでした。2話の、野を越え山を越え、ビル街の中での決戦は胸躍りましたわー。

 ストーリーが進んで「街中での決戦」みたいな展開はほとんどなくなって、基地周辺のだだっ広いところでの戦いばかりになってしまったのは少し残念でしたが……毎回街が壊されても困りますしね(笑)。
 敵サイドに魅力的なキャラがいないことで正直中盤はテンションがイマイチ上がらないところもあったのですけど、ラスト4話がそれを補って余りあるくらいに大好きで……ロボットアニメの最終回で軽視されがちな「ラスボスとの戦いの後の、キャラクター達のその後の人生」をしっかり向き合って描いた最終回が特に私は好きでした。

(関連記事:アニメ『クロムクロ』各話感想メモまとめ(1話~13話、14話~最終話)


 3位『ふらいんぐうぃっち』。82点
 “日常を描くアニメ”という意味での日常アニメでは、一つの到達点と言ってイイくらいに「日常の動き」をアニメーションで表現することが神がかっていた作品でした。魔女だったり使い魔だったりが普通にいるファンタジー作品なのに、女子小学生の動きとか、ホットケーキ焼きマシンとか、一つ一つのギャグの間だとか、派手さのない部分がものすごく丁寧に描かれていました。あと、千夏ちゃんが可愛かったです。

 アニメを観終わった後に原作漫画も(アニメ化されたところまで)読んでみたところ、原作漫画も原作漫画で良いのだけど、アニメは上手く原作に付け足して補完しているんですね。千夏ちゃんがチトさんの散歩を追いかける回とか、オリジナル部分が原作部分と上手く溶け込んでいました。

 あと、やっぱり自分はこの作品が大事に描いていたものがすごく好きで、リンゴ農家の回での「脚立に登った瞬間の風景の美しさ」とか、ああいうものをしっかり描こうとしているところに感動しました。あと、千夏ちゃんが可愛かったです。キャラクターの嫌みのなさも魅力的だったし、原作ストックが溜まったなら2期をやって欲しいですねぇ。そのために原作は3巻までしか読んでいないので!



2位『響け!ユーフォニアム2』。153点
 昨年1位の『ユーフォ』の2期です。
 自分はアニメの2期って、1期が好きな作品ほどそんなにのめりこめないことが多くて、この作品も前半部分はあまりのめりこめなかったのですが……終盤は「1期に残した伏線」がこれでもかってほど活きてきて、毎週のように号泣しながら観ていました。あのセリフを、あのセリフを久美子が言えるようになったんだ!と、長い長い物語の果ての成長に感動したものでした。

 ストーリー、作画、演出、そして声優さん達の熱演と―――考えうる限り最高のクオリティで、京アニ作品の中でも一番好きな作品になったと当時の感想に書いていたくらいです。原作小説は既に買っていてまだ読んでいないんですけど、逆にちょっと読むのが怖いんですけどね(笑)。アニメ1期は随分と原作から変えていたので……

 ということで、点数は昨年1位の1期と同じ点数にしました。
 普通ならこの作品が「年間ベスト」になるくらい、従来通りのアニメの中では文句なしの最高の作品だったと思うんですけどね。今年はちょっとトンデモない化物がいましたんで……

(関連記事:アニメ『響け!ユーフォニアム2』各話感想メモまとめ(1話~最終話)



 1位『けものフレンズ』。190点
 ということで、この一年間で最もお気に入りだった作品はこちらです。

 もちろんね、映像のクオリティという点で見れば『ユーフォ』とか『ふらいんぐうぃっち』とか『クロムクロ』には遠く及ばなかったと思いますし、ところどころにチープさを感じなかったと言えばウソになるのですが。キャラクターの愛らしさ、牧歌的なようで寂しさの残る世界観、考察の余地を多分に残して先が気になるストーリーと、圧倒的な魅力の前では欠点すら魅力に変わってしまう作品だったと思います。

 また、この作品……最初はあまり注目されていなかったところ、「実は結構面白いぞ」と徐々に注目を集めていって、有料・無料合わせたネット配信でどんどん視聴者が増えていったのですが。そういう作品って期待値が上がり過ぎて、最後は尻すぼみしてしまう作品がほとんどだと思うんですね。
 しかし、『けものフレンズ』の真骨頂はそこからで、「思ったより面白いじゃん」と集まった人達の設定する“期待値のハードル”を軽々と越えていって、終盤も毎週毎週予期せぬことが起こったり予期せぬ情報が出てきたりして、ラスト2話が一番面白いという奇跡のような着地をしたと思います。

 「みんなが観たいもの」という期待に応えながら、「みんながこうだろうと思っているもの」の予想は裏切ってくる―――これがエンターテイメントだっ!という凄まじい1作でした。


1位:『けものフレンズ』190点(KADOKAWA/ヤオヨロズ)
2位:『響け!ユーフォニアム2』153点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『ふらいんぐうぃっち』82点(バップ/J.C.STAFF)
4位:『クロムクロ』81点(ポニーキャニオン/P.A.WORKS)
5位:『BanG Dream!』75点(オーバーラップ/ISSEN × XEBEC)

 以上、「今年度観たアニメの中でお気に入りTOP5」でしたー。

 京アニが集大成のような『ユーフォ2』で圧倒したり、P.A.が新境地を切り開く『クロムクロ』を見せてくれたり、大型メディアミックス展開の教科書のような『BanG Dream!』があったりした1年でしたが、突然変異のように現れた奇跡の1作『けものフレンズ』が最後は話題をかっさらっていきました。『てさぐれ』作ってた人達が、突如こんなもんを作ってくるなんて誰が予想したよ……


 そういう意味では、ひょっとしたらアニメの勢力図が激変する瞬間だったのかなーとも思いますね。「涼宮ハルヒ以前、涼宮ハルヒ以後」みたいなカンジに、「けもフレ以前、けもフレ以後」と後に観測される瞬間になるのかもとも。

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<自分が期待している2017年の春アニメラインナップ>

 毎季こう言っているような気もしますが、来季は特に「2期モノ」が多い印象です。話題としてはやっぱり『進撃の巨人』の2期になるのかなと思いますが、2期モノは1期を観ていた人は勧めなくても観るでしょうし、1期を観ていなかった人は勧めても観ないでしょう。ならば、この記事では「2期モノ」を外して「来期から始まるアニメ」に限定して7作品を紹介しようと思います!


◇ 『月がきれい』
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 来季のプッシュ1枠目はこちらです!
 中学3年生の男女の恋愛を描くオリジナルアニメで、監督はここ数年は多作すぎて何が代表作なのかももう分からない岸誠二さん、制作は去年『この美術部には問題がある!』で「こんなクオリティのアニメが作れるんだ!」と(失礼ながら)印象がガラッと変わったfeel.が担当されています。

 『月がきれい』というタイトルから分かるように主人公の男の子は文学少年で、そんな彼が中学生3年のクラス替えで陸上部の女の子と出会った―――というストーリーです。
 正直、地味極まりない題材だと思うんですけど、loundrawさん原案の瑞々しい絵柄が魅力的で、PVを見るかぎり「背景」や「日常描写」もしっかりしているので期待を込めて1枠目に選びました!

 「中学3年生」ってドラマを描くには一番面白い時期だと思いますしね。




◇ 『サクラクエスト』
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 ウチでこの作品を推さないワケにはいかないでしょう!
 『花咲くいろは』『SHIROBAKO』に続く“P.A.Worksのお仕事シリーズ第3弾”となるオリジナルアニメです!とは言っても、『花咲くいろは』はシリーズ構成の岡田麿里さんの成分が強かったし、『SHIROBAKO』は水島努監督の作品ってカンジでしたし、つながりとか共通点みたいなものはないんですけどね。

 今度の舞台は観光協会!
 廃れた地域の町おこしで「国王」になってしまったヒロインが、地元の人達といっしょに町を元気にしていく―――といったカンジのストーリーだと思われます。なんだかもう、PVを観た時点で泣きそうな自分がいる……

 「たくさんの人が動くアニメ」ならばP.A.にとって十八番でしょうし、いろんな町を舞台にアニメを作ってきたP.A.にとって「シャッター街になっている町」を舞台にした作品を作るというのは特別な意味があるでしょうし、P.A.Worksのファンとしては注目しないワケにはいきません!




◇ 『アリスと蔵六』
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 原作は月刊COMICリュウにて今井哲也さんが連載中のSF漫画です。
 ストーリーは「アリスの夢」と呼ばれる特殊能力を持った少女が、研究所を抜け出し、初めて出た外の世界で一人の老人と出会う―――ということで、「ロリっこと老人」ですよ!「トンデモない力を持ったロリっこと、それを追う組織」ですよ!大好物です、この組み合わせ!これが面白くならないワケがないですよ!

 ヒロインを演じるのが『SHIROBAKO』みどり役の大和田仁美さんということで彼女にとって恐らく初主演のアニメで、相手役が超ベテラン大塚明夫さんという組み合わせも面白そうですし。そして何より監督&制作が、昨年『ふらいんぐうぃっち』で度肝を抜いた桜美かつしさん&J.C.STAFFの組み合わせですよ!これは期待するしかありません!





◇ 『サクラダリセット』

 原作は河野裕さんによるライトノベルで、実写映画も前後篇が3月と5月に公開されるのと同時進行のテレビアニメ化みたいですね。原作小説も全7巻が角川スニーカー文庫から発売されていたのを、この実写映画化・テレビアニメ化に合わせて角川文庫から加筆・修正を加えた形で発売されています。

 「ライトノベル」「テレビアニメ」「実写映画」「普通の小説」、そしてコミッククリアにて「漫画」も連載開始されて―――とまぁ、幅広い客層に向けて幅広く展開させているビッグプロジェクトみたいで。テレビアニメ版も2クールだそうです。


 内容は、特別な能力を持つ者たちが集まる町「咲良田(さくらだ)」にて、すべての記憶を思い出すことができる「記憶保持」の能力を持つ浅井ケイと、世界を最大3日巻き戻せる“リセット”の春埼美空の2人が、取り戻せない過去を取り戻そうとする話です。
 タイムリープ系のお話は古今東西たくさんあると思うんですけど、この作品は「2人セット」でなければ成り立たないというのが面白そう。『シュタインズゲート』で言えば「タイムリープマシンを使える人」と「リーディング・シュタイナーを持っている人」が別ということで、これが起こすドラマを想像するだけでワクワクします。



◇ 『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』
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 この記事を書いている3月19日夜の時点で、まだPVが公開されていないみたいなので……「期待している」と言い切るのはちょっと不安なんですが、原作のタイトルとイラストが以前から気になっていたので5枠目に選びました。

 原作は枯野瑛さんによるライトノベルで、ファンタジー世界を舞台にしたお話です。
 キャスト表を見るかぎりは「女のコ多めのハーレムアニメ」のように思えそうですが……人間が“獣”によって滅ぼされてしまった世界で、ただ一人生き残って500年後の世界で目覚めた主人公が、使い捨ての兵器として使われている妖精兵の少女たちと出会ったことで再び戦いに挑む――――という超ヘビー級な重い設定の作品みたいですね。

 「敗北者によるワンスアゲイン」ものとも捉えられそうですし、どことなく『ブレス オブ ザ ワイルド』っぽい雰囲気ですし、割と今の自分にハマりそうな題材な気がします。後は、PVで画面さえ見せてもらえれば……公開されたなら追記で載せるかもです。

※ 3月28日:追記しました。




◇ 『エロマンガ先生』
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 6枠目はある意味で「安牌」枠。これを切っておけば大丈夫だろう的な。
 原作は伏見つかささん&かんざきひろさんという『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』コンビによるライトノベルです。制作も『俺妹』2期と同じA-1 Picturesですね。

 ストーリーは、1年前から一緒に暮らしている血のつながらない妹が、実は自分の書いているライトノベルのイラスト担当だった―――ということで、「また兄妹ものなのかよ!」「また妹の秘密を知る系の話なのかよ!」「またラノベ作家になるのかよ!」とツッコミたくなりつつも、ここまでくると潔いと思わざるを得ません。

 実際「また妹」と言っても、『俺妹』の桐乃のような暴君妹ではなくて、こちらは引きこもりっぱなしの大人しい妹みたいですし、血がつながっていない妹みたいですし!血がつながっていない妹みたいですし!ちがったタイプの妹なので、ちがうドラマになるかなと期待しています。

 今回選んだ7作品は「重めの話」がちょっと多くなってしまったので、この辺のライトな作品が癒しになってくれるかなとも思いますし。




◇ 『銀の墓守り(ガーディアン)』

 毎回7枠目は「自分一人だったら多分選ばなかったろうけど、ブログで紹介するからには話題性を考えても外せないし自分でも観てみよう」枠なのですが、来季はこの作品にしました。何故か『脳とアニメーション』さんの一覧には載っていなくて、どれくらい注目されているのかは分からないのですが、これからアニメがどうなっていくのかを考えるに外せない1本だと思いましたんで。



 先入観を持たずにPVを観て欲しかったので、先にPVを載せました。
 原作は……私はまったく知らなかったんですけど、中国の「腾讯动漫(テンセント)」という大手アニメ・コミックサイトにて連載中のWEB漫画で、全世界40億PVをたたき出したほどの人気コンテンツなんですって。なので、主人公たちは中国人みたいですね。

 しかし、PVを見ても「フツーの日本のアニメ」ってカンジがしますよね。
 声優さんはもちろん、スタッフも日本人の方々ですし、絵作りとしても「日本のアニメ」なのですが……制作の絵梦という会社は、中国でハオライナーズというブランドで展開しているアニメーション制作会社で、2Dアニメの技術を学ぼうと2015年に韓国と日本に進出して、今回この作品を制作しているのはその日本の会社みたいですね。

 つまり、中国の大手アニメ制作会社が日本に子会社を作って、そこに日本人のスタッフを集めて、中国の大人気コミックのアニメを作っている―――ということだと思います。日本のアニメーターの待遇の悲惨さはたびたび話題になりますし、「いずれ中国資本に乗っ取られるのでは?」と言われていましたが、逆に考えればこれで日本のアニメ業界も変わるのかもという可能性もありますし。

 ストーリーの方は、現実では近づけないようなお嬢様とネットゲームの中で仲良くなった主人公が、そのお嬢様から託されたデバイスによってゲームの中の世界に入ってしまい―――という、あんまり私は興味が湧かないものなのですが(笑)。中国の人気コンテンツと、中国資本によって支えられて作られた日本のアニメがどんななのか観てみたいので第1話だけでも観てみようと思います。



 以上、7作品をチョイスしました。
 2期モノを外しても、たくさんある作品の中から7つに絞るってホント大変ですよね……そうして逃した中に「すごく自分がハマる作品」があることを『けものフレンズ』で知りましたし、今回はアンテナを広く取りつつ、バランスを考えつつ、後悔しないように選びました。選びました……が。

 今回も他にオススメ作品があったら教えてください。
 ブログのコメント欄やTwitter等でオススメされた作品も追記で紹介していきます。ただ、数が多すぎると私の負担も大きくなっちゃうので、紹介するのはその中で「自分が観る気になったもの」に限らせていただきます。なので、気楽にオススメしてくださると助かります。

 それでは、よろしくお願いします。


--3月28日追記--
 ここからはコメント欄やTwitterなどでオススメされた作品を挙げていきます。
 私もとりあえず第1話は観てみようと思っています。

△ 『正解するカド』
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 『楽園追放 -Expelled from Paradise-』の東映アニメーションのフルCGで描かれるオリジナルアニメです。総監督は『翠星のガルガンティア』の村田和也さん、脚本に『know』などで知られる小説家の野崎まどさんなどの豪華スタッフを迎えています。
 ストーリーは「日本に突如現れた謎の巨大立方体“カド”に飲み込まれた外務省の交渉官が、カドから現れたヤハクィザシュニナと人類の仲介を担う――――」という、一癖も二癖もありそうなもの。PVを見る限り映像のクオリティは申し分なさそうなので、とりあえず第1話だけでも観てみます!





△ 『Re:CREATORS(レクリエイターズ)』
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 <男女女女女

 『BLACK LAGOON』の広江礼威先生の原作によるオリジナルアニメで、監督があおきえいさん、制作がTROYCA 、音楽が澤野弘之さんでアニプレックス枠ということで―――雰囲気は思いっきり『アルドノア・ゼロ』ですね。
 ストーリーは、「ロボットアニメのヒロイン」「オープンワールド型RPGに登場する賢者」「ファンタジー伝記モノに登場する姫君」「女児向け魔法少女アニメの主人公」といった“様々な作品のキャラクターたち”が一堂に会して戦うというもの。『コンクリート・レボルティオ』っぽいですけど、あちらが「前世紀の名作たちのオマージュ」だったのに対して、こちらは「現代を舞台に現代の作品が題材になっている」ってカンジですね。

 こういう企画はすごく大当たりするか、トホホなものになるか、どちらかだと思うので……とりあえず第1話だけでもチェックしてみようと思います。





△ 『武装少女マキャヴェリズム』
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 原作は月刊少年エースで連載中の学園バトル漫画で、武装した女子によって支配された学園にやってきた転校生の主人公が反逆していくというストーリーです。「武装」というのが主に日本刀で、主人公はそれに無刀術で立ち向かうため、ハーレム構造のキャラ配置でありながら「武器を持った女子vs.武器を持たない男子」という一風変わったバトルが見られるんじゃないかと期待しています。

 自分ひとりだったら選ばなかった作品でしょうが、だからこそ第1話だけでも観てみようと思います。




△ 『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』

  原作は2011年からサービスが始まったソーシャルゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』の中のミニコーナーの5コマ漫画です。それをまとめたコミックスも発売されていますね。
 『シンデレラガールズ』自体も2015年にテレビアニメ化しているので、アニメだけを追いかけている人にとっても有名なキャラ達のショートアニメとして楽しめそうです。ショートアニメなので、PVとかも出ていないのが不安ではありますが。



↓natsu-anime↓




<自分が期待している2017年の夏アニメラインナップ>

 またこの時期になりましたよー。
 3ヶ月に1度、来月から始まる(主に)深夜アニメの中から、自分が「とりあえず第1話だけでも観てみよう」とした作品をリストアップするだけの記事です!アニメ初心者の人は「たくさん作品があってどれを観てイイか分からない……」と絶望してしまうかも知れないので、その参考情報の一つになれればイイかなと思います。

 来季は(2期モノやシリーズモノを除くと)かなり小粒なラインナップかなーと最初は思っていたのですが、7作品を選ぼうと考えるとやはりどれも面白そうで悩みに悩みました。毎季「1本くらいは気軽に楽しめそうな女のコだらけの日常アニメを入れたい」と思っているのですが、今回も入れられませんでした。それくらい悩みに悩みぬいた7作品を紹介します!


◇ 『潔癖男子!青山くん』
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 今季のプッシュ1枠目です!
 自分は原作をまったく知らなかったんですが、ミラクルジャンプ→ 週刊ヤングジャンプに移って連載中の漫画が原作です。

 主人公の青山くんはイケメンでサッカー部で、サッカーU-16日本代表にも選ばれる実力で……という腹立つくらいの高スペック主人公なんですけど、極度の潔癖症なため、スライディングやヘディングはしない主義だそうです。よくそれで日本代表まで行ったな!

 サッカー部が舞台だけど、PVを観たところスポ根ものというよりかはコメディなようですね。「サッカー部」と「潔癖症」という組み合わせも面白そうですし、「学園モノ」として舵を切っても面白くできそうですし、この設定は非常に期待できます。あと、ヒロインのコが可愛い。物騒なものを持ってますが。





◇ 『メイドインアビス』
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 原作は竹書房が運営するWEBコミック配信サイト『WEBコミックガンマ』にて連載中の漫画で、隅々まで探検しつくされた世界の中で唯一残された秘境「大穴アビス」を探検していくファンタジー作品です。偉大な探検家の母を持つ少女リコと、記憶をなくしたロボット:レグが出会って始まる「ガール・ミーツ・ボーイ」作品とも言えますね。

 夢が膨らむ世界観に、丸っこい可愛らしい絵柄、謎でグイグイ引っ張るストーリー、そして何より背景の描き込みがすごい!と、原作を途中まで読んだ自分がメディアマーカーにメモしていました。私が原作を読んだのは随分前で、かなりうろ覚えなところがあるので、この忘れかけた状態のままアニメを迎えようかなと思っています。




◇ 『プリンセス・プリンシパル』
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 <女女女女女>

 原作連載中のアニメばかりだと「どれもこれも話が途中で終わってしまった!」となりかねないので、オリジナルアニメも1本は入れたいなーとこちらを選びました。

 19世紀末のロンドンが東西に分裂していたという世界を舞台に、女子高校生に扮して潜伏している5人の少女を描くスパイアクションです。PVを観たところ、重厚な設定のようで、黒星紅白さん原案のキャラクターの可愛らしさが絶妙なバランスに溶け込んでいるなと思いました。
 シリーズ構成が大河内一楼さんで、最近の大河内さん脚本のオリジナルアニメは私に合わないというのがちょっと不安なのと……アニメーション制作がStudio 3Hzとアクタスの共同制作で、アクタスは最近『レガリア』『ろんぐらいだぁす!』と二連発で放送に間に合わずに次クールにずれ込んでいるので「大丈夫か?」という心配もありますけど。設定はすごく面白そうなので期待しています!




◇ 『ナナマル サンバツ』
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 原作はヤングエースにて連載中の競技クイズ漫画です。
 高校生の競技クイズと言えばなんといっても日本テレビの『全国高等学校クイズ選手権』ということもあり、日本テレビがこの夏から新たに設置するアニメ枠「AnichU」での放送になるだけでなく、『高校生クイズ』とのコラボなんかもあるみたいですね。こういう「新たにアニメ枠が設置されました!」って話、設置された時は話題になるけどその後どうなったのかほとんど語られることがないような気もしますけど……

 一見すると文化部だけど、やっていることは体育会系―――ということで、『ちはやふる』なんかに通じる青春部活モノになるのかなと期待しています。真っ当な青春モノも1本くらいは入れておきたかったので。




◇ 『賭ケグルイ』
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 原作は月刊ガンガンJOKERにて連載中の漫画で、スピンオフ作品も多数出ています。

 ギャンブルによる階級制度によって支配された私立百花王学園に、蛇喰夢子という「賭ケグルイ」な少女が転校してきたところから始まる学園モノみたいです。“風変りな学園”に“謎の転校生”がやってくる超王道学園モノのテンプレになぞりながら、ギャンブルという切り口と、独特の演出方法が目を引きますね。

 毛色のちがう作品も1つ入れておきたかったので、こちらを選びました。
 クセのある作品じゃないかなとは思いますが、さて……





◇ 『異世界食堂』
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 原作は『小説家になろう』発のライトノベルで、オフィス街に近い創業70年の老舗食堂「ねこや」に、週に一度の土曜日だけ異世界から客がやってくる―――という一話完結の群像劇だそうです。
 「異世界転生もの」も「グルメもの」も昨今の流行ではありますが、この融合のさせ方は予想外でした!あくまで舞台は「私達の住む世界」で、そこに「色んな異世界」がつながってあっちから人が来るというのはネタが無限に湧いてきそうなアイディアですよ。ズルイ!大外しはしないだろうということで、6枠目に選びました。





◇ 『天使の3P(スリーピース)!』

 毎回7枠目は「自分一人だったら多分選ばなかったろうけど、ブログで紹介するからには話題性を考えても外せないし自分でも観てみよう」枠にしているのですが、来季は7枠目候補が多くて非常に悩みました。7枠目が一番最後まで決まらなかったくらいに。

 原作は、『ロウきゅーぶ!』の蒼山サグ先生によるライトノベルです。『ロウきゅーぶ!』は女子小学生5人をメインにしたバスケットボールの作品で、「まったく、小学生は最高だぜ!!」という名言でも有名ですね(一応言っておくとロリコン的な意味ではなく、「こんな短期間で上手くなって」というコーチ目線なセリフですからね)。
 んで、『天使の3P!』の方はどうかというと、女子小学生3人をメインにしたガールズバンドの作品―――また小学生なのか!ある意味ブレない作風とも言える……のかなぁ。

 私は『ロウきゅーぶ!』は観ていなかったんですけど、ロリロリした見た目とは裏腹に「実は結構なスポ根もの」だという評判で、当時観なかったことを後悔した作品だったんです。
 今度の『天使の3P!』も、PVを観ただけなら「うむ……自分にはちょっとつらそうだ!」と躊躇してしまうんですけど、前作の評判と世間の注目度と7枠の特性を考えて、自分も第1話だけでも観てみようかなと7枠目に入れました。

 あ、一応書いておきますけど『天使の3P!』の「3P」は、「スリーピースバンド=3人組のバンド」という意味で、決してエロイ意味じゃないですからね。





 以上、7作品をチョイスしました。
 今回はコメディありファンタジーありスパイアクションあり青春部活モノあり―――といったカンジに、バラエティ豊かな7本になるよう意識しました。春アニメは個人的には超当たりの季だったんですけど、選んだ作品が「自分の気に入りそうな作品」に寄りすぎてしまっていて、「どれも合わなかった」と言われちゃいましたからね。

 今回も他にオススメ作品があったら教えてください。
 ブログのコメント欄やTwitter等でオススメされた作品も追記で紹介していきます。ただ、数が多すぎると私の負担も大きくなっちゃうので、紹介するのはその中で「自分が観る気になったもの」に限らせていただきます。なので、気楽にオススメしてくださると助かります。

 それでは、よろしくお願いします。



--6月24日追記--
 ここからはコメント欄やTwitterなどでオススメされた作品を挙げていきます。
 私もとりあえず第1話は観てみようと思っています。


◆ 『ボールルームへようこそ』
 <公式サイト
 <男女男男女

 原作は月刊少年マガジンで連載中の漫画で、社交ダンス(競技ダンス)を題材にしたスポーツものです。
 将来の目標もない平凡な中学生が社交ダンスに出会い、その世界に惹かれていき、ライバルがいて、ヒロインがいて、憧れる人がいて―――というコレ以上ないほどまっすぐな青春スポーツものみたいですね。「パートナー」が存在する競技ゆえのドラマ性なんかもありそうですし、ダンスシーンがアニメでどう表現されるのかも楽しみです。第1話だけでも観てみようと思います。





◆ 『アホガール』
 <公式サイト
 <女男女女犬>

 原作は週刊少年マガジン→ 別冊少年マガジンにて移籍して連載中の学園4コマ漫画です。
 とてつもなくアホな女のコと、それにツッコむ幼馴染の男が主人公で、PVを見るとかなり激しいツッコミでハイテンションなコメディになるのかなぁと思います。原作はチラッと読んだことがあって自分の肌には合わなかった記憶があるのですが、ヒロインのコのCV.が悠木碧さんで、PVだけでも「うわー、腹立つ」というアホさがにじみ出て面白かったので第1話だけでも観てみようと思います。






◆ 『THE REFLECTION(ザ・リフレクション)』

 <公式サイト
 <男男女女

 『スパイダーマン』などの原作者スタン・リーと、『蟲師』などの監督で知られる長濱博史さんによる日本・アメリカ合作のオリジナルヒーローアニメです。全世界を襲った謎の大災害「リフレクション」によって、特殊な力に目覚めた「リフレクティッド」という能力者が、テロリストやそれを防ぐヒーローに分かれて戦う―――といった話みたいです。

 放送開始が7月22日と遅めなので、現在でもまだティザーPVしか公開されていないんですけど、話題性のある作品なので第1話だけでも観てみようと思います。





◆ 『ナイツ&マジック』
 <公式サイト
 <男女男男男

 原作は『小説家になろう』発のライトノベルで、敏腕プログラマーでロボットヲタクだった主人公が、交通事故で命を落とした後に剣と魔法とロボットの世界に転生してしまった―――という話みたいです。
 『小説家になろう』は「異世界転生モノ」が異常なほど多いなんて話がありますが、この作品は更にそれに巨大ロボットという要素が入っていて「元プログラマー」という主人公の特性が活きそうなのが面白そうですね。ある意味では、現代の「王道ロボットもの」と言ってイイのかも。第1話だけでも観てみようと思います。


↓aki-anime↓




<自分が期待している2017年の秋アニメラインナップ>

 またこの時期になりましたよー。
 3ヶ月に1度、来月から始まる(主に)深夜アニメの中から、自分が「とりあえず第1話だけでも観てみよう」とした作品をリストアップする記事です!アニメ初心者の人は「たくさん作品があってどれを観てイイか分からない……」と絶望してしまうかも知れないので、その参考情報の一つになれればイイかなと思います。


 来季はとにかく「2期モノ」が豪華で、あんまり2期モノに興味がない自分でも『ラブライブ!サンシャイン!!』『結城友奈は勇者である』『3月のライオン』、『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』と4本も2期モノを観る予定です。じ、時間がない……!

 そのせいか、来季から始まる「新アニメ」にはあまり注目が集まっていないみたいなんでガンガン推していこうというのがこの記事です。「2期モノを除くと来季は地味かなー」なんて思っていましたが、実際にリストアップしたら12本にもなってしまって……泣く泣く観る予定だった作品もあきらめて7本に絞りました。一体、誰が決めたんだこの「紹介できる作品は7本」というルール!



◇ 『宝石の国』
 <公式サイト
 <?????

 漫画界の奇才:市川春子さん初の長編連載作品の3DCGアニメ化です。
 遠い未来、かつて存在した生物が「宝石」になった世界で、彼ら(彼女ら?)を装飾品としてさらいにやってくる“月人”との戦いを描いたアクションファンタジーです。すっげえ身も蓋もない表現にしてしまうと「宝石の擬人化」になるのかな……登場人物は、「フォスフォフィライト」「シンシャ」「ダイヤモンド」といったカンジに鉱物の名前となっています。ダイヤモンド以外は聞いたことない!

 市川さんの描く独特な世界を「漫画」以外で表現できるのかな……と思っていたのですが、アニメのスタッフも監督・キャラクターデザインが京極尚彦さん・西田亜沙子さんという初代『ラブライブ!』コンビで、キャストも主演の黒沢ともよさんをはじめとして人気の若手女性声優さんがズラリと、アニメとしても豪華スタッフ&豪華キャストによる作品となっていて注目です!
 




◇ 『妹さえいればいい。』
 <公式サイト
 <男男女女男

 原作は『僕は友達が少ない』の平坂読さんによるライトノベルで、20歳の売れっ子小説家を主人公にした作品です。
 妹が大好きで、妹がメインヒロインの作品ばかりを書き続けているのだけど、本人には妹がいなくて「何故オレには妹がいないのだ!」と叫ぶ主人公の周りに―――義理の弟や、後輩作家の女のコや、大学時代の同級生など個性豊かなキャラ達が集まってくるといったストーリーみたいですね。

 「何もないけど妹だけはいた」という『エロマンガ先生』と裏表みたいな設定ですね(笑)。
 キャラクターがすごく魅力的ですし、安心して楽しめる1本になるんじゃないかと2枠目に選びました。



◇ 『クジラの子らは砂上に歌う』
 <公式サイト
 <男女男男女

 原作は秋田書店の少女漫画雑誌ミステリーボニータにて連載中の梅田阿比さんのハイ・ファンタジー漫画です。砂で覆われた世界に浮かぶ人口513人の巨大な漂泊船“泥クジラ”に住む、超能力を持つが故に短命な「印(シルシ)」と能力を持たない代わりに長命な「無印(むいん)」という2つの種族が、初めて“外の世界”の人に出会って始まるストーリーみたいです。

 なかなかに重厚な設定の作品で、楽しむにはカロリーが必要そうではあるのですが……監督が『四月は君の嘘』のイシグロキョウヘイさん、シリーズ構成が『SHIROBAKO』の横手美智子さん、キャラクターデザインが『たまゆら』『がっこうぐらし!』の飯塚晴子さんと、メインスタッフが私の好きな人達ばかりなので「これはチェックしなければなるまい!」と3枠目にしました。






◇ 『Just Because!』
 <公式サイト
 <男女男女女

 来季のオリジナル作品枠はこちらを選びました。
 『ソードアート・オンライン プログレッシブ』『月曜日のたわわ』で知られる比村奇石さんをキャラクター原案に迎えた、高校三年生の男女の恋愛模様を描いた青春アニメです。
 監督は『ガルパン』の各話演出などを担当されてきた小林敦さんが初めて監督を担い、やなぎなぎさんが主題歌だけでなく初の音楽プロデュースを手掛け、『ゲーマーズ!』で初めて30分アニメを手掛けたPINE JAMの初オリジナルアニメで、アニメ声優としてはキャリアのあまりない2人がメインを務めるなど―――スタッフ&キャストともにフレッシュな顔ぶれになっていると言えますね。

 高校三年生の冬、「なんとなく」で終わらせようと思っていた彼ら・彼女らの片想いが、主人公が4年ぶりにこの町に帰ってきたことで動き出す……といったストーリーだそうです。しかし、比村さんの描く女のコを見ると、つい「巨乳……ではないだと!?」と驚いてしまいますね(笑)






◇ 『魔法使いの嫁』
 <公式サイト
 <女男男女女>

 原作は月刊コミックブレイド→ 月刊コミックガーデンと掲載誌を移して連載中のヤマザキコレさんによるファンタジー漫画です。
 舞台は現代のイギリス、生まれつきの特殊な力によって家族からも避けられてきた主人公:羽鳥智世が、闇のオークションでその身を買われたのは絶滅寸前の「本物の魔法使い」だった―――彼は智世を弟子、ゆくゆくは嫁とするために買ったのだった……というストーリーです。

 大ヒットコミックスのアニメ化を担当するのは、『進撃の巨人』や『鬼灯の冷徹(1期)』のWIT STUDIOです。
 「人外×少女」というキャッチコピーには自分にはピンと来なかったのですが、原作の大人気っぷりは気になっていましたし、WIT STUDIOの新作ですし、私はアニメから入ってみようと思います。PVにも映っているオークションのシーン、エロいですね!





◇ 『少女終末旅行』
 <公式サイト
 <女女

 今季の日常アニメ枠……にして良いのかなぁ(笑)。
 原作はwebサイト:くらげバンチにて連載中のつくみずさんの漫画です。人間の文明が崩壊して、人間はほぼ死に絶え、生き物もいなくなった世界で、少女二人が食糧を求めてひたすら旅をするというストーリーです。舞台となるのが“かつて人間が栄えていた廃墟”というのが魅力ですね。

 実は原作1巻が出たころにチラッと読んであまり私には合わなくてやめちゃったことがあったのですが、その頃と今では精神状態も好みも違いますし、その後の評判も聞いていますし、アニメになったらまた印象が変わるかも知れませんし……アニメ化のタイミングで再び触れてみようと思いました。
 アニメーション制作がWHITE FOX、シリーズ構成・脚本が筆安一幸さん、主演が水瀬いのりさんということで、実は『ご注文はうさぎですか?』案件なのですよね。なので、日常アニメ枠に選びました(笑)。






◇ 『アイドルマスター SideM』
 <公式サイト
 <男男男男男

 毎回7枠目は「自分一人だったら多分選ばなかったろうけど、ブログで紹介するからには話題性を考えても外せないし自分でも観てみよう」枠にしているので、今回は真っ先にコレを選びました!

 原作は2014年からサービス開始している、『THE IDOLM@STER』シリーズ初の男性アイドルをプロデュースするソーシャルゲームですね。基本的にはみんな新キャラですが、ゲーム『アイドルマスター2』やアニメ版『アイドルマスター』に登場したJupiterや、ニンテンドーDS用ソフト『THE IDOLM@STER Dearly Stars』に登場した秋月涼も登場します(アニメ版のPVには秋月涼は見当たりませんでしたが)。

 自分は男性アイドルに興味がないというよりも、ソーシャルゲーム自体を追いかけられないので原作ゲームはノーチェックだったんですけど、原作ゲームをやっていなくても単体のアニメとして『アイドルマスター』も『シンデレラガールズ』も面白かったのでこちらもアニメから入るのも手かなぁと思いました。
 PVを見れば分かるように『SideM』のキャラは「元○○」という前職をキャラ付けにしていることが多いので、その「元○○」のキャラがどうやってアイドルになっていくのかを描いてくれたら面白そうですしね。






 以上、7作品をチョイスしました。

 今回も他にオススメ作品があったら教えてください。
 ブログのコメント欄やTwitter等でオススメされた作品も追記で紹介していきます。ただ、数が多すぎると私の負担も大きくなっちゃうので、紹介するのはその中で「自分が観る気になったもの」に限らせていただきます。なので、気楽にオススメしてくださると助かります。


 それと、大事なお知らせ。
 来季から実験的に、新アニメが始まってから「1週目」「2週目」「3週目」と「その週に面白かったアニメを“ネタバレなし”で紹介する記事」を書く予定です。今日の記事はアニメを視聴せずにオススメしている記事ですが、それらの記事はアニメを実際に視聴してオススメしていく記事にしようと。

 「ネタバレ」の線引きは難しいところではあるんですけどね……
 極論を言っちゃうと「面白かった!」もネタバレになっちゃうので、そういう人は自力で面白いアニメを探してくださいとしか言えないのですが。
 面白かった作品を紹介していくだけでも注目度は上がるでしょうし、その記事で「インターネット配信で観られるのはこのサイトで何日まで」とお知らせすることも出来るでしょうし、新アニメが始まったというお祭りにもなるでしょうし。


 んで、その記事で紹介するのは「私が観て、その週に面白かったアニメ」なんで、今日の記事の7作品以外にも皆様からオススメしてもらった作品も入れる予定です。だからまぁ、繰り返しになりますが「他にオススメ作品があったら教えてください。」ということですね。

 それでは、よろしくお願いします。




--9月24日追記--
 ここからはコメント欄やTwitterなどでオススメされた作品を挙げていきます。
 私もとりあえず第1話は観てみようと思っています。



◆ 『ネト充のススメ』

 原作は漫画アプリcomicoにて連載中の黒曜燐さんの恋愛漫画です。
 現実世界からドロップアウトした三十歳の女性(CV.能登麻美子さん)が、ネットならイケメンになれるとオンラインゲームの中で爽やかイケメンとして生きてたくさんの人と出会っていくのだけど―――といったカンジに、「オンラインゲーム」と「現実世界」を並行して描いていく話みたいですね。

 PVを見ると大体どういう話か分かっちゃう気がするんですが……(笑)、主人公がオンラインゲームで出会った完璧少女リリィのCV.が上田麗奈さんなので観てみようと思います!最近、上しゃまの役どころが「正統派美少女」が多くて嬉しい。




◆ 『お酒は夫婦になってから』
 <公式サイト
 <女男女女

 原作は無料マンガサイト『やわらかスピリッツ』にて連載中のクリスタルな洋介さんによるコメディ漫画です。東京MXテレビの番組表を見ると、5分アニメの枠ですかねぇ。

 無口でクールで仕事の出来る28歳女性主人公が、実はお酒を飲むとデレデレして可愛くなるということを夫だけが知っているという―――夫婦がイチャイチャする作品ですね!こういう作品はハマるとニヤニヤが止まらないのだけど、微妙にズレると嫉妬で死にたくなるからどっちに転がることやら!





◆ 『ブレンド・S』
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 <女女女女女

 原作はまんがタイムきららキャラットで連載中の中山幸さんによる4コマ漫画です。
 来季の「きららファミリー」枠ですね。

 バイトの面接に落ち続けた主人公の女のコが、ようやく働くことが出来るようになった喫茶店は従業員が「属性」を演じて接客するというお店で、主人公のコは「ドS」キャラを演じるようにリクエストされる―――といったストーリーだそうです。普通の作品のキャラ付けを、「属性を演じさせる」という形で行うのはメタ的ですねぇ。

 PVを観たところ「店長の男」にスポットが当たっていたので、百合以外に興味のない自分は「なんだよ、男いるのかよ」と7作品の中から外したのですが、一応メインは女のコ5人組なんですね。制作はA-1 Picturesで、放送枠を見ると『WORKING』辺りのポジションなのかな。とりあえず薦められたので1話は観てみます。



↓aki-anime-1↓




<実際に視聴して自分が面白かった2017年の秋アニメ(第1週)>

 今季から試験的に始めることにしました。

 私は2013年から毎季、新アニメが始まるちょっと前に「来季はこれが注目だよー」と紹介する記事を書き続けてきました。しかし、それはあくまで「視聴する前」の期待値です。原作の知名度とか、スタッフ&制作会社の実績とか、PVの出来とかで、「なんとなくこれが面白くなりそう」と判断しているだけなんです。

 だから、参考にしてもらえることがあんまりなかったんですね。
 前季の『プリンセス・プリンシパル』を「放送前から注目作に挙げていて」「放送開始後もブログやTwitterで猛プッシュしていた」にもかかわらず、なかなか観てくれる人がいない―――という愚痴を書いたりもしたのですが。今までのやり方では、好きな作品を布教させることが出来ないと痛感したのです。


 なので、今季から「実際に第1話を観てみて、その上でみなさんにも注目して欲しい作品」を紹介する記事を書いていこうと思います。「えー、もう第1話の放送は終わっちゃったよー」ということもあるでしょうが、そういう人のために「その作品の第1話が今からでもネット配信で観られるかどうか」も書いていました。



 基本的には「ストーリーのネタバレ」は書かない方針です。
 ネタバレ許容ラインは人によってちがうので難しいところなんですけど……例えば私、Twitterに書いているアニメ感想は「ネタバレ度70」くらいのつもりで書いています。推理モノの感想を書く場合、「犯人はやまなしだった!」という感想がネタバレ度100だったら、「犯人は俺が推理した通りのキャラだった……」というのがネタバレ度70くらい。Twitterの感想は最初に「どの作品の何話の感想を書きますよー」と宣言をしているのですが、それでもTLに流れてきて「見たくなくても見ちゃう」可能性がありますから、具体的な固有名詞は書かないようにしています。

 ブログに「今回の記事はネタバレがあります」と宣言して書く記事は、ネタバレ度100のつもりで書いています。「犯人はやまなしだったけど、みんないつから気付いてた?私は先週から!」みたいなことも容赦なく書いていきます。それでも放送中のアニメで楽しみを削ぐような……「まだ明らかになっていないけど、今までの描写から察するに犯人のやまなしは双子でこの時にこう入れ替わっていたっぽいぞ」的な話は書かないようにしていますけど。

 今回のこの記事は、「ネタバレ度30」くらいのつもりで書きます。
 ストーリーについては書かないので、「犯人が明らかになった」ことも書きません。しかし、「こういう作風なのが気に入った!」とか「このキャラが好きだ!」みたいなことは書いていきます。じゃないと、どう面白かったのかの説明も出来ませんし。「それもネタバレだろ」と言う人もいらっしゃると思うんですけど、完全にネタバレを避けたいのなら、冒頭に「どの作品が面白かったから感想を書く」と記すんでそこだけ読んで引き返してください。


 今回紹介するのは、『Just Because!』『クジラの子らは砂上に歌う』『妹さえいればいい。』の3作品です。




◇ 『Just Because!』第1話感想
 <公式サイト

 「今季のオリジナルアニメ枠」として、視聴前は4枠目に選んだ作品です。

 「アニメアニメしたキャラではない、等身大の中高生の青春模様を描く」オリジナルアニメとしては、春アニメに『月がきれい』がありましたが、あちらが中学3年生だったのに対してこちらは高校3年生の冬。恐らく卒業までの数ヶ月間を描くのだと思います。冬アニメにしてくれれば季節感バッチリだったのに!

 舞台となるのは、神奈川県の藤沢~鎌倉あたりだそうです。


<画像は『Just Because!』第1話より引用> 

  湘南モノレールだ!!

 湘南モノレールの公式サイトでも紹介されていますね。
 神奈川県を舞台にした漫画・アニメはたくさんあって、江ノ電はしょっちゅう見かけると思うのですが……江ノ電が生活に密着した情緒を感じさせるのに対して、こちらはどうにもちょっとしたSF感があります(笑)。普通の街並みの上をガンガン車両が通過していくという。

 物語の始まりがモノレールのシーンなのは「よその町からこの町にやってくる主人公」を説明している部分もあるのでしょうが、公式サイトのビジュアルが駅のホームなように、この作品にとって「駅」は「高校3年生の冬」という時期の暗喩なんだろうなと思います。

 野球部を引退したキャラ、吹奏楽部を引退したキャラ、生徒会長ではなくなったキャラなど、「高校生の一番大事な時期」は既に終わっていて―――あるキャラは就職が決まっていて、あるキャラは専門学校への進学が決まっていて、あるキャラは大学受験のために勉強していて。「青春ど真ん中な高校生の時期」と、「それぞれちがう道を進むこれからの進路」の、ちょうど中間の時期を“たくさんの人が電車を降りたり乗り換えたりする駅”に喩えているのだろうと思います。


 ということで、様々なキャラクターが、それぞれの道を進んでいく“そのちょっと手前”を描く群像劇になりそうで。群像劇が好きな自分としては注目の作品です。



<画像は『Just Because!』第1話より引用>

 主人公のビジュアルがすごくモブっぽいのが、個人的には好きなところ。
 転校してくる主人公がまったく注目されていなくて、「なんかちがう制服の人がいるなぁ……」くらいの扱いなのがリアルで、だからこそ……というのが際立っています。



<画像は『Just Because!』第1話より引用>

 あと、すっごい細かいとこだけど「男子が教室のドアの前を陣取っていて出られないから、黙って後ろのドアから出ようとする女子」のシーンが好きです。
 群像劇なので、とにかくキャラがたくさんいるんですけど……そのキャラがどういう性格なのか、どういう高校生活を送ってきたのか、このキャラとこのキャラはどういう関係なのかを、短い尺の日常描写とか会話とかで伝えるのが非常に上手いなぁと思って観ていました。

 ただ、こういう手間がかかる日常描写を、「30分アニメを作るのはこれが2本目」というPINE JAMが1クール走りきれるかというと不安もあります。作画重視派の人には合わないかもとも。




◇ 『クジラの子らは砂上に歌う』第1話感想
 <公式サイト

 映像の美しさ&王道のボーイ・ミーツ・ガールから始まるファンタジーストーリーで、こちらの作品もお気に入りです。今季は2期モノを除くと尖った作品が多くて、「俺は好きなんだけど人には薦めづらいなぁ……」というものばかりだったので、ようやく万人受けしそうなのが来た!と思いましたよ(笑)。




<画像は『クジラの子らは砂上に歌う』第1話より引用>

 舞台は砂の海を漂流する「泥クジラ」。
 この島に住む人口513人の内、9割が30歳前後で死んでしまう短命の「印(シルシ)」で、1割が長命の「無印(むいん)」です。

 現在「どのキャラも大体2歳で死ぬ」設定の『俺の屍を越えてゆけ』というゲームをプレイしている私からすると、30年も生きられるのか!なんて思ってしまいましたが(笑)……平均寿命が80歳の世界と、平均寿命が30歳の世界では見え方がちがっていて。主人公のように「後世のために記録を付けよう」という者もいれば、「短い人生に悔いのないように外に出よう」という者もいて、その人生観のちがいが面白かったです。





<画像は『クジラの子らは砂上に歌う』第1話より引用>

 あと、女のコが可愛い。
 お兄ちゃん大好きっこなサミちゃん可愛い。


 しかし、この「泥クジラ」とは何なのか。何のために人々はここで暮らしているのか。外の世界はどうなっているのか―――謎だらけの設定がフックになって、「続きが気になる」とさせてくるストーリーになっています。原作未完のアニメ化だからすべての謎が明らかになるワケではないのでしょうが、流石にこの辺は描かれるだろうと期待してみます。




◇ 『妹さえいればいい。』第1話感想
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 今季に多かった「俺は好きなんだけど人には薦めづらいなぁ……」という尖った作品の中から、1作品だけこちらを選ぶことにしました!よりによってコレを!

 開始30秒でギブアップしてしまう人もいるかも知れないんですが、それでも自分がこの作品を「推し」に挙げるのはキャラクターがどんな変態的な発言をしてもしっかりとツッコミが入るからなんです。主人公や那由多ちゃんがドン引きするような発言を連発しても、視聴者目線はあくまで「それにツッコミを入れる側」にあるんですね。

 だから、「尖った作品」と紹介しましたし、「濃い第1話だった……」という声もTLでは散見したんですけど、私としては冒頭部分さえ乗り切れば「気の置けない仲間達で集まってワイワイ楽しくすごす青春モノ」として受け入れられるんじゃないかなぁと思いました。



<画像は『妹さえいればいい。』第1話より引用>

 第1話の時点でメインキャラはみんな仲良しなので、まったりと過ごせる……

 宅飲みのシーンで出てきた「お酒」や「アナログゲーム」は作品として大事な要素らしくて、公式サイトに「今週出てきたお酒」のコーナー「今週出てきたアナログゲーム」のコーナーが出来ていました。
 毎週「お酒」や「アナログゲーム」が出てくるのか?よりによって今季、「お酒」だけ紹介するアニメが始まってるのに!?でも、あちらは手製のカクテルで、こっちは商品だから微妙に棲み分けは出来ているとも言えるのか……



<画像は『妹さえいればいい。』第1話より引用>

 「アナログゲーム」は、私は「興味があるけどどこから入ってイイか分からない」題材だったので、なかなか楽しみです。第1話に出てきたのは『ウミガメのスープ』で、これは流石に私も知っているものでしたが楽しめました。


 第1話からまったりとした雰囲気で(冒頭以外)、会話が楽しいし、日常アニメみたいなカンジで楽しめそうです。視聴前は「ラブコメ」とか「クリエイターの生き様を描く作品」とかなのかなと思っていたので、「思ってたのとちがう!」とは思いましたがこれはこれで面白かったです。
 しかし、東京MXテレビだと『妹さえいればいい。』→『クジラの子らは砂上に歌う』という放送順なので、金元寿子さんの役回りの変わりっぷりに戸惑いますね……(笑)。


 1週目の感想は以上です。
 記事をアップするスケジュールの関係で『ネト充のススメ』の第1話だけは観られなかったので、翌週に回します。

 ということで、この記事は「第2週」「第3週」と続けていくつもりです。
 視聴ラインナップが固まる3週目あたりまでですかね。「第1週」で猛プッシュしていた作品を「第2週」では何にも触れていなかったり、逆に「第1週」でノーマークだった作品を「第3週」から猛プッシュしたりすることもあるでしょうから、その変化を記していくのが面白くなるかなと。

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<実際に視聴して自分が面白かった2017年の秋アニメ(第2週)>

 アニメが始まる前の「期待しているラインナップ」だけでなく、実際にアニメを視聴してから「ストーリーのネタバレなし」で面白かった作品の感想も書いておこうと今季から始めることにしました。インターネットの配信サイトで観られるかどうかもまとめているので、放送が終わった地域でまだ追いかけられるかも書きますよ!(※2025年追記:当時は書いていました

 今回紹介するのは、『Just Because!』『アイドルマスター SideM』『宝石の国』の3作品です。



◇ 『Just Because!』第2話感想
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 第1話の感想では「群像劇だから面白くなりそう」とか「演出が良さそう」みたいな期待値の話ばかりを書いていましたが、第2話を観て「今季はもうこの作品の推しで行こう!」と決めるくらいに好きになってしまいました!



<画像は『Just Because!』第2話より引用>

 どうしてこの作品がそんなに好きかというと……
 こちらの画像は、回想シーンに出てきた中学2年生の頃の夏目さん。かわいい。スカート丈も長い。



<画像は『Just Because!』第2話より引用>

 こちらが現在の、高校3年生の夏目さん。
 中2の頃も間違いなく美少女だったけど、その素材を活かしたまま大人っぽくなってて美人度が跳ね上がりました。スカート丈も(制服では)短い。


 4年ぶりに再会した泉くんは夏目さんに会っても誰だか分からなくて。
 対照的に、夏目さんの方は第1話で写真1枚見ただけで「泉…?」と気づいてたのに。

 この「中学2年から高校3年」への変化における男女のちがいが、セリフとかではなくて描写によって伝わるようになっていて……そうした泉くんの気持ちを視聴者に感じさせていたからこそ、泉くんが夏目さんだと気付いた「変わらない」部分を見たときの彼の切なさが視聴者にも伝わってくるのが私はすごい好きなのです。


 一言で言ってしまえば、「演出で語るアニメ」なんですけど……
 別に「観る人を選ぶ難解なアニメ」というワケでもなく。



<画像は『Just Because!』第2話より引用>

 例えば、ここもすごい好きなシーンです。
 夏目さんが外出する、ただそれだけのシーンなんですけど。


<画像は『Just Because!』第2話より引用>

 その後に映る彼女の部屋の絵と、母親の「私は片づけませんからね」というセリフで、この日の夏目さんがどれだけ普段以上に気合を入れて出発したのかが分かるようになっているという。こういう「誰もがちゃんと絵を見れば分かる演出」は好感が持てます。


 アニメ視聴前は「メイン2人があまり声優経験ないのってどうなのかなー」という不安もあったんですが、結果的にアニメアニメしていないリアルなやり取りに聞こえて、そこも好きなところです。「中2の冬だっけ。泉が九州に引っ越したのって」「福岡ね」「福岡も九州じゃん……」のくだり、あの低体温な会話が生々しくてすごい好き。

 自分の視聴スケジュールだと木曜日は余裕があるし、しっかり完結するであろうオリジナルアニメだし、まだまだこれから伸びていくであろうPINE JAMの作品だし、こちらの作品は視聴継続確定にして推していこうと思います。




◇ 『アイドルマスター SideM』第2話感想
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 第0話とも言える『Episode of Jupiter』はJupiterの3人、第1話はDRAMATIC STARSの3人……と、1話3人ずつというペースでキャラが出てきたのですが。
 第2話はBeitの3人・S.E.Mの3人・High×Jokerの5人と一気に11人も増えて、アイドルだけで17人、プロデューサーと社長と事務員の山村くんを合わせてメインキャラが20人になる大所帯になってしまいました。

 原作ゲームをプレイしていない自分は「こんなに覚えられん!」と思いましたし、冒頭でプロデューサーが各ユニットを山村くんに説明していたときは「セリフで説明しちゃうの!?」と思ったのですが……いやー、終わってみればこの第2話だけで各ユニットと各キャラのなんとなくの特徴がしっかり覚えられたすごい回でした。名前はまだうろ覚えですけどね。



<画像は『アイドルマスター SideM』第2話より引用>

 第2話は「宣材写真」回です。
 2011年の『アイドルマスター』のアニメでも、2015年の『アイドルマスターシンデレラガールズ』のアニメでも、第2話は「宣材写真」回だったんですよね。

 『アイマス』シリーズの伝統とも言えるのでしょうが、「宣材写真」というのはタレントがクライアントに対して「自分はこういうタレントです」と売り込む武器です。アニメの第2話に「宣材写真」を撮る回を入れるというのは、アイドルがクライアントに対して「自分はこういうアイドルです」と売り込むだけでなく、まだキャラを覚えきれていない私のような視聴者に対しても「自分はこういうキャラなんですよ」と提示してくれる回とも言えるんですね。


 彼らが自分の「宣材写真」をどうするのかを悩む過程は、彼らが自分の武器を見つけ出す過程なので、観ているだけで彼らの人となりが分かってくるし。それでいて単なるキャラの説明に留まらずに、この第2話が「アニメの1話」としてしっかり面白く作られていてカタルシスに溢れているのも見事でした。



<画像は『アイドルマスター SideM』第2話より引用>

 自分は「おじさん」キャラの元・化学教師な山下次郎さんが好きかなーなんて思っていたのですが……公式サイトを見たら、年齢、30歳!?30歳でおじさんキャラなの……マジで。

 まぁ、30歳くらいが一番「俺ももうオッサンだわー」とか言う時期で、それを超えると「俺はまだまだ若い!」って言い出すから絶妙とも言えるのですが。ショックだ……



◇ 『宝石の国』第2話感想
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 こちらの作品も『アイドルマスター SideM』に負けずキャラクターの多い作品です。
 宝石達は28体、彼らには「性別」がないから「男性キャラ」「女性キャラ」と区別して覚えることも出来ないし、ほとんどのキャラが同じような服を着ていて、宝石や鉱物に詳しくない人にとっては元ネタも全然知らんから全員「カタカナで覚えにくい名前」で、でも登場人物は既にみんな知り合いなので視聴者だけがキャラを知らないで進む……

 キャラクターを識別するのが難しい、とっつきにくい作品になってもおかしくないんですけど……



<画像は『宝石の国』第2話より引用>

 第2話のメインはダイヤモンドだ!
 宝石に詳しくない私でも、流石にダイヤモンドくらいは知ってるぞ!!溢れ出す正ヒロイン力!かわいい!!



 『けものフレンズ』でライオンが出てきたときのように、私でも「ダイヤモンドは“硬いもの”の象徴」なことは知っているぞという安心感と、それでいて「単結晶うんぬん」という話はまったく知らない情報で意外性があって。
 恐らくこの作品は今後フォスフォフィライトの目から様々な宝石を描いていくのだと思いますが、ここでダイヤモンドという基準を見せてくれたことで、今後出てくるキャラも「ダイヤモンドと比べてどうか」と識別しやすくなっていくと思うんですね。『SideM』のように一気に全員紹介する第2話もあれば、『宝石の国』のように1キャラずつ・2キャラずつとじっくり描いていく第2話もあるのが面白いですねぇ。



<画像は『宝石の国』第2話より引用>

 それはさておき、フルCGアニメによる戦闘シーンもこの作品の見所であります!現時点でお荷物でしかないフォスとちがって、ダイヤモンドの戦闘シーンはカッコよくて美麗です。ここからフォスがどうやって活躍していくのかというのも見ものですね。


 
 2週目の感想は以上です。
 「アニメの2話」学で言うと、2話のラストで大きな出来事が起こって「3話が気になるように」引きで終わる作品が多かったのが興味深いです。そのため、私はまだ「どの作品を視聴していくか」を決めかねている現状です。スケジュールに余裕のある『Just Because!』は確定として、後はとりあえず第3話を観てから決めようかなと。

 ということで、3週目もやりまーす。3週目でラストかなぁ。
↓aki-anime-3↓




<実際に視聴して自分が面白かった2017年の秋アニメ(第3週)>

 この3週目で最後にするつもりです。

 新アニメが始まる前に「自分が期待している作品はコレだよー」と挙げるだけでは観てくれる人が増えないと痛感したので、今季から試験的に「毎週自分が面白かった新アニメを紹介する」という記事を書くことにしました。
 ただし、「ストーリーのネタバレ抜きで」という縛りを付けているため、これがまぁ大変大変。正直、3週目ともなると「この作品はこういう話だよ」という全体の傾向は書いてもイイんじゃないかなと思って、多少は書くようにしました。そうしないと観てくれる人は増えそうにないので。いや、ホント……TLを見ても私以外誰も『Just Because!』を観ていなくてビビリますもの。


 今回紹介するのは、『Just Because!』『少女終末旅行』『宝石の国』の3作品です。




◇ 『Just Because!』第3話感想
 <公式サイト

 もうすっかり毎週『Just Because!』の感想を書くコーナーと化していますが、私がこれだけ推してても全く観る気が起きないという人のために……「第3話のネタバレ」ではなく、「この作品がどういう作品なのか」の解説を書いておこうかなと思います。

 私がこの作品を好きなのは「恋愛観」が共感できるからなんですね。
 この作品、登場人物のほとんどが「片想い」をしているんです。



<画像は『Just Because!』第2話より引用>

 クラスでも目立たない元吹奏楽部の森川葉月に、元野球部の相馬陽斗はずっと「片想い」をしていて―――



<画像は『Just Because!』第2話より引用>

 そんな元野球部の相馬陽斗に、元生徒会長の夏目美緒は中学生の頃からずっと「片想い」をしていて―――



<画像は『Just Because!』第2話より引用>

 その元生徒会長の夏目美緒に、転校生・泉瑛太は中学生の頃に「片想い」をしていて―――



<画像は『Just Because!』第3話より引用>

 これは恋愛とはちょっとちがうと思うのですが、その転校生・泉瑛太のことを、写真部の小宮恵那が被写体として追いかけまわす―――


 とまぁ、こんなカンジに「片想いの連鎖」になっているんですね。
 ちなみに、小宮恵那さんのことも写真部の男子部員2人が「片想い」していると思われる描写もあって、登場人物のほとんどが「片想い」をしているのです。

 同じように恋愛を描く作品であっても、少年漫画は「片想いからくっつくまで」を描き、少女漫画は「くっついてからを描く」みたいな話がありますが―――私はやっぱり「片想い」の期間が一番面白くて、一番共感できると思っているんですね。だってほら、日本一モテナイ私にとって恋愛経験なんて全部「片想い」なワケですから!「片想い」の話しかピンと来ないんですよ!あぁ!死にたい!!


 『Just Because!』の場合は更に「高校3年生の冬」という、青春が終わった時期の話になっていて……あと数ヶ月でそれぞれがバラバラの道を進むことが確定しているというのも大きいです。青春に敗れ、好きな人とくっつくこともなく、そういう高校生活を過ごしてきた彼らにとっての、最後の数ヶ月という「ラストチャンス」を描いた物語なんです。

 言ってしまえば「負け犬たちのワンスアゲイン」もので―――
 だから、私のように青春に碌な思い出がないような人間の方が、彼らに感情移入できて楽しめるんじゃないかなぁと思っているんですが……ということは、TLで私以外に誰も話題にしていないのは、私以外はみんなリア充だったということか!?




◇ 『少女終末旅行』第3話感想
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 第1話・第2話と全然ピンと来なかったというか……
 登場人物が2人しかいないのに、相手を思いやらないユーリの行動にイラっとすることが多くて、第3話を観たらもう脱落しようかなーと思いながら第3話を観たのですが。第3話で初めて「あぁ、このアニメってそういう作品なんだ!」と思えて面白く感じました。



<画像は『少女終末旅行』第3話より引用>

 彼女らが目指すのは「塔の上」の上層。

 私、この作品をずっと「明日、私達の世界で核戦争かなにかが起こってチトとユーリ以外の生物が全滅した世界が舞台」なんだと思っていたのですが……どうやら私達の世界よりもうんと未来になにかがあって、そこから更にそこそこの時間が経過した世界が舞台みたいなんですね。私達の世界にはまだ、「塔の上」の上層なんかありませんから。


 つまり、彼女たちの行く道が「私達のよく知った世界」なのか―――
 彼女たちの行く道が「私達も見たことのない未知の世界」なのか―――

 というちがいなんです。
 単に女のコ2人がイチャイチャしそうでしないアニメというワケではなくて、「まだ見ぬ世界を旅する冒険譚」でもあるんですね。そう考えた途端にすごくワクワクするアニメに変貌しました!『メイドインアビス』みたいなものか!不吉!



<画像は『少女終末旅行』第3話より引用>

 このどこまでも続く深い溝!
 その先の向こうの塔に行きたいのだけど、どうやってこの溝を渡るか……RPG好きには溜まらないシチュエーションですよね!


 こういうワクワクを今後も描いてくれるのなら、一気に今季の「軸」になりそうな1作です。キンドルのポイント還元キャンペーンやってたので、コミックスも3巻まで一気に買ってしまいました。




◇ 『宝石の国』第3話感想
 <公式サイト

 すっごい面白かったんですけど、この話の感想をストーリーのネタバレなしで書くのはムズくありませんか!ムズくありませんか!?



<画像は『宝石の国』第3話より引用>

 第2話から引き続き、第3話も可愛い可愛いダイヤモンドが中心の話です。

 第3話まで観て、第2~3話と「フォスから見たダイヤ」という話も「ダイヤから見たフォス」という話も描かれたところで、この作品における主人公フォスフォフィライトの立ち位置と役割がなんとなく分かってきました。

 フォスって、単に硬度も靭性も低いから「クソ弱い」というだけでなく、性格も悪くて「博物誌編纂」という仕事を与えられてもイヤだイヤだと言うし、役立たずだとか落ちこぼれだとか以前に「みんなから嫌われている」主人公なんですね。



 第3話でも、ダイヤに「フォスって人気ないわねぇ……」と言われてしまう始末。
 そりゃダイヤは、内に葛藤を抱えていると言っても、硬度が高くて戦闘要員で、美しくて、みんなから一目を置かれている人気者じゃないですか。もしこの作品の主人公がダイヤだったら、華やかで、たくさんの女のコに囲まれて(宝石に性別はないんだけど)、敵ともバンバン戦うスタンダードなバトル漫画・バトルアニメになっていたと思うんです。


 でも、この作品の主人公はフォスフォフィライトなんです。
 落ちこぼれで、敵と戦えず、性格も悪くて、みんなから嫌われていて―――


 これは「俺達」の物語なんです。

 いや、「達」って言いきっちゃうと、「オマエはそうかも知れないがオレはちがうぞ!」と怒り出す人もいるか……(笑)。これは「自分のことを落ちこぼれだと思っている人」に寄り添った物語なんです。
 私も含めて、そういう人達が思っている「俺はなんて落ちこぼれなんだろう」「役にもたたないし」「華もないし」「性格も悪くて」「誰からも愛されない」「何のために生きているんだろう」「早く死にたい」―――そういう感情を代弁してくれる主人公なんです。


 「主人公が落ちこぼれ」の作品なんて、世の中にはたくさんあります。
 でも、そうした作品がみんなちゃんと「俺達」の物語になるかと言ったらそうではありません。「そうは言っても、オマエのことを好いてくれるヒロインがいるじゃん」とか「女にはモテなくてもイイ男友達がいるじゃん」とか「誰からも愛されていなくてもすごい才能があるじゃん」とか「あったかい家庭に育っているだけマシじゃん」とか「明日食べるご飯に困っていないなら幸せじゃん」とか、「主人公が落ちこぼれ」の作品ほど「俺の方がもっと落ちこぼれだ……」とまったく感情移入できなかったりするものです。


 でも、『宝石の国』の場合――――
 「性別もない」「28体の宝石以外の人間がいない」「社会がその中でだけ閉じている」「家庭もなにもあったもんじゃない」という私達の世界とは全然ちがう世界で、自分とは比較できないから、逆に「これは“俺達”の物語だ」と共感しやすくなっているという。

 これがもし、まったく同じ話を「私達と同じ世界」の学園モノとかでやられていたら、ちっとも共感できなかったと思いますもの。どんだけ落ちこぼれでも、フォスは美少女(もしくは美少年)じゃん!と思っちゃったと思いますもの。


<画像は『宝石の国』第3話より引用>

 「俺達」と同じように何の役にも立たない嫌われ者のフォスがフォスにしかできないことを探して、ダイヤやシンシャなど周りを少しずつ変えていく物語と考えるのなら―――これを、「俺達」が目撃しなくてどうするんだ!



 3週連続で書いてきた新アニメの感想は以上です。
 個人的には、「第1週でハマった作品が第2週・第3週ではそこまででもなかった」り、「第2週までは大してハマっていなかった作品に第3週で一気にハマった」りして―――その変遷がすごく面白かったんですけど、おかげでまだどの作品を視聴継続していくのかは決めていません(笑)。

 あと、今回のこの企画で思ったのは「abemaTVって便利だなぁ!」ということです。
 かつてこのサイトで「アニメはネット配信でも観られるんですよ!」という記事を書いていた時期がありました。2014年~2015年あたりですね。abemaTVが始まったのは2016年の春なので、その頃にはなかったサイトです。2017年4月から生放送だけじゃなくてビデオ配信もするようになって、ものすごく便利になりました。ややこしくなるので書きませんでしたが、「プレミアムプラン(1月960円)」に加入すると「最新話無料」の期間を過ぎたものも観られる「有料会員は見放題」の側面もあるみたいですね(その期間も決まっているみたいですが)。

 2014年~2015年頃に話題にしていたバンダイチャンネルやdアニメストアの「有料会員は見放題」のサービスが、AmazonプライムビデオやNetflixといった黒船の脅威にさらされているのに対して。abemaTVはまたちがうアプローチでこんなに頑張っているんだなぁと驚きました。もっと応援していきたい。

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【その他】
<今後のこの欄について>

 「活動報告」と称して、毎月最後に書く「まとめ」の記事をリニューアルしたのが2016年の1月でした。

 その時に書いていた「アクセス数の推移」は諸事情によって書かなくなり、ゲームのプレイ時間もNintendo Switchが対応していなかったため書かなくなり、「アクセス数などがトップだった記事」も先月を最後にして書かなくなり……この記事に書けることがどんどんなくなっているんですね。


 じゃー、この「活動報告」自体をもう辞めてしまえばイイんじゃとも思うのですが……
 この記事を書くのを辞めると「今の積みゲーが何本あるか」をカウントすることもなくなっちゃうので、記事を書くことは続けたいと思っています。とすると……何か新たに、この欄に書く新たな企画がないかなぁと悩んでいるのです。

 「この1ヶ月、何をしていたのか」のまとめなのだから……  「ゲームプレイ日記」として、その1ヶ月間で遊んだ&現在も遊んでいるゲームの簡単な感想を書くとか。
 逆に、これからの1ヶ月で発売予定のゲームで楽しみにしているゲームについて語るとか。これは別にゲームじゃなくて、新刊本とかも含んでもイイですね。問題は、私は普段新刊本がいつ出るとかちっともチェックしていない人だってことなんですが。
 「私の」これからの1ヶ月の予定とかでもイイかな。「来月中にゲーム実況で『Newマリオ』のクリアを目指します」とか。大した予定がないな……(笑)。いっそのこと「これからブログに書く予定の記事」を予め書いておくとか……?


 何か、毎月書いたら面白そうだなーと思うものがありました、ご意見をください。

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