【2017年版】Amazonの「ほしい物リスト」を通じていただいた「バレンタインデーのプレゼント」を開封する配信を行いました!

※ この記事は2017年に旧ブログに書かれたものを幾つか手直しして2025年に移行した記事です


 Amazonには一つ一つの商品を「今はまだ買わないけど、忘れないようにリストに加えておこう」という機能があるのですが、このリストを公開リストに設定することで他の人に買ってもらうことが出来る上に、なんならリストに入っていない商品も贈れるため「貴方のおすすめの商品を贈ってください」みたいな使い方も出来るのです。

 これを使えばいわゆる「福袋開封配信」みたいなことが出来て面白いなと思ったのと、「リア充のためのイベント」「だから爆発しろ」みたいに言われがちなクリスマスとかバレンタインを妬むんじゃなくてもっと面白いイベントに出来ないかと考えたのと、後でまた詳しいことを書きますがブログとか配信とか創作活動をしている人達はもっともっとAmazonの「ほしい物リスト」を公開した方がイイんじゃないかと布教するためにこの企画を考えました。


 あとまぁ、ブログ開設してから2017年1月1日で10年経ちましたからね。
 「10年も頑張ったんだから、何かくれよ!!」という気持ちも正直ありました(笑)。


 ということで、いつもの通り開封する様子は生放送で開封したものの動画と、その後にブログ用に書いたテキストの両方でお届けしますので、お好きな方でご覧ください。






 今回の配信、本当に「何が出るのか分からない」ため、何も考えずに商品をカメラの前に出したら「うわぁ!おっぱい映ってる!」となってニコニコから尋常じゃないくらい怒られる可能性がありました。そのため、以下のような対策を取ったのです。



 「見せられないよ」ステッカー(自作)です。
 おっぱいのように見せられないものが商品のパッケージに描かれていた場合、その部分にこのステッカーを貼り付けて隠すのです。これで18禁の商品も堂々とカメラの前に出すことが出来ます!今後は、やろうと思えばアダルト福袋も開けられますね!




 ちなみに鮮明な元画像はこちら。
 このコは今描いている新作漫画の主人公なのですが、漫画を公開する前からこんなことさせてて漫画のイメージは大丈夫なのでしょうか。



<1人目> 



 開ける順番は「届いた順」ですが、1人目からのプレゼントは2箱に分けられて届いていました。どちらも「われもの注意」と書かれていましたね。「大きいつづら」と「小さいつづら」のどちらから開けるか生放送で尋ねてみたところ、「小さいつづら」という意見が優勢だったので「小さいつづら」から開けました。




【女子校生のセーラー服の匂い】


 そうして出てきたのがこちら(笑)。
 Tamatoysというメーカーから発売されている「フレグランス」系の商品の一つです。商品コピーは「洗わずに何度も着ている女子校生の制服の匂いを再現」「女子校生とすれちがった時に香る制服の匂い」とのことで、なんというか、この開封配信のオープニングを飾るにふさわしい一品から始まりましたね!




 やまなしさんと言えば「生放送中に匂いを嗅ぐ」ことで有名なので、もちろん今回も生で匂いを嗅いでみましたよ!
 軽く匂いレビューをしておくと、「すっぱさ」と「あまさ」が混じったような、(シャンプーなどの)女のコのいい香りに汗などの体臭を混ぜてちょっと時間を置いたみたいな香りでした。リアルさよりも夢を見られるくらいの適度な心地よさで、ワンプッシュしたティッシュなどを枕元に置いて寝れば「部屋に自分以外の人間がいる」感覚が味わえてとてもイイと思います。

 ちなみに、このプレゼントを贈ってくれた方の名誉のために言っておきますと、こちらの商品は「私が公開したほしい物リスト」に入っていた商品です!だからもちろん超嬉しいです!



【ふわトロめいき】



 2つ目で早くも「見せられないよステッカー」の出番が!  ラブクラウド(現在はキスミーラブ)というメーカーから発売されている「ジョークグッズ」で、その特徴は「女性の柔肌を再現したまったり新素材」だそうです。「マシュマロの様な究極の柔らかさ」と「しっとりとした至高の肌触り」でかつ「安全性と耐久性」も追及して作られた一品とのこと。重量は410g。

 パッケージのイラストはそのイメージである「ムッチリ巨乳メイド娘」だそうですが、それゆえにおっぱいが思いっきり写っていたため「見せられないよステッカー」を使うことになりました。




 昨日の今日なので私はまだ開封していませんが、写真のように箱の上部が開いていて「触って柔らかさを見てみてね!」となっています。恐らく店頭などで販売する際に、お客さんが触ってその柔らかさを確認できるようになっているのでしょう。野菜なんかと一緒ですね。

 ちなみに、こちらの商品も「私が公開したほしい物リスト」に入っていた商品です!



【かどやの黒ごまらー油 45g】


 いきなり何故(笑)。
 かどや製油株式会社から発売されている「らー油」で、芳醇な味わいの純正黒ごま油に唐辛子の風味をバランスよく加えた一品だそうです。箱に「われもの注意」と書かれていたのは、この瓶が理由だったんですね。予想外すぎるわ!
 私はこれまであまり調味料などにこだわってこなかったのですが、Amazonのレビューを読むと「既製品でこれ以上のラー油は存在しないだろう」とまで絶賛されている高評価な商品みたいですね。これは使うのが楽しみ!ですが、今使っている瓶のラー油を使い切るまでは新しいのを開けられないので早く使い切らなくては!


 ちなみに、こちらの商品は「私が公開したほしい物リスト」に入っていなかった商品なので、一人目の方が「これはリストに入っていないけどオススメだから入れてあげよう」と選んだ商品なんですね。そこまでしてこれを……!

 そうそう。この商品が出てきたことで、生放送中に「『絶対SIMPLE主義』のラー油さんでは?」疑惑がささやかれていましたけど、それは違います。もし仮にあの人が「オススメだから入れてあげよう」と贈ってくれるとしたら、らー油じゃなくてSIMPLEシリーズでしょうよ!



<2人目> 



 続いての箱は、標準的なAmazonの箱ってカンジの平べったい箱ですね。
 さて……何が入っていることやら……



【TENGA エッグ シルキー】


 来ました!ジョークグッズ界のスーパースターTENGAシリーズ!
 TENGA EGGはその中でも「小型」でかつ「超ストレッチ素材が伸びることでどんなサイズの人にもフィットする」のが特徴です。「どうやって使うんだ?」と思ったのですが、メーカーが分かりやすい動画をYouTubeにあげてくれていました。



 「シルキー」はその中でも「シルクのような上質さで優しく包み込む」商品だそうです。
 ちなみに、こちらの商品も「私が公開したほしい物リスト」に入っていた商品なのでもちろん嬉しいですが、TENGAは基本的に「1回使い切り」だそうなので、すぐに使うのではなく何かを成し遂げた時に自分へのご褒美として使おうかなと思います!ブログの2500回目とか!たくさん更新しなきゃ!



【俺の屍を越えてゆけ】


 この流れで!
 1999年6月17日にSCEから発売されたプレイステーション用ソフトで、短命の呪いをかけられた一族が神々と交わることで子孫を作り、その子孫が宿敵を倒すという育成シミュレーション要素の強いRPGです。

 確か『ロマサガ』の配信をやっている時だったと思うのですが、「次にRPGに挑戦するなら何にするか」みたいな話題になって、この作品を推してくれた人がいましたね。その後、プレステ福袋開封配信で出ないかなと思っていたのですが、出ませんでした。そしたらまさかここで贈られてくるとは!


 ということで、プレゼント開封配信が終わった後に序盤だけプレイしてみました。



 しかし、残念なことに「PS3でPS1のゲームを遊ぶときに使う仮想メモリーカード」の容量が足りずにセーブできませんでした(事前にHOME画面で作っておけば問題はなかった)。まぁ、がっつりクリアを目指してプレイするときは最初から始めた方が良さそうですしね。


<画像はプレステ版『俺の屍を越えてゆけ』より引用>


 その後ちょっと考えてみたんですけど、このゲーム「生配信で挑戦」しようと思います。
 「育成シミュレーション」は自分の不得手なジャンルな上、いつかやってみたいと思っていた作品で、多分これ一人でプレイしたらクリア出来ないと思いますし(笑)、みんなでワイワイ雑談しながらクリアを目指すくらいがちょうどいいかなーと思います。

 ただまぁ、スケジュール的にはもうちょっと先になりそうです。
 今は『サイレントデバッガーズ』をプレイしていて、これが終わったら福袋から出てきた『トゥルーラブストーリー』が待っていて、その他にも「2017年中に挑戦しなければならないソフト」とか「この季節にぜひ遊びたいソフト」なども既にあって、それらをどのくらいのペースでクリア出来るか次第なのですが……早くても秋以降になるかなぁと思います。


―2025年追記―
 この年の秋~、色々あって途中中断したりもしましたが、翌年の春にかけて、ゲーム実況でプレイしてクリアしました!




<3人目>


 3人目の方の段ボールはデカイ!
 今回いただいたプレゼントの中では一番大きな箱に入っていました。




 なんかすごいラッピングされてるのがキターーーーー!
 生放送中は「女性からか?」なんて言われていましたね。このラッピングから、「何だ?シャンパンでも贈られてきたのか?」と私は思ったのですが……



【TENGA DEEP THROAT CUP SPECIAL COOL EDITION】


 ところがどっこいTENGAでしたー!
 どうも注文の際にギフトを設定してメッセージを添えると、どんな商品でもこんな豪華な包装をしてもらえるみたいです。

 メッセージカードに「なんかスクエニっぽい名前のを選びました」と書いてあって生放送中では「そう?」と思ったのですが、Amazonの商品ページだと英語表記になっているので確かにそれっぽい!TENGAを抜いて『DEEP THROAT CUP SPECIAL COOL EDITION』とか書かれていたら、新作RPGのよく分からない完全版っぽいです!

 調べてみたところ「ディープスロートカップ」はTENGAの中でも最もスタンダードな定番商品なのですが、こちらはそれの夏季限定商品で、メントールを配合することで冷んやりとした感覚を楽しむことが出来るそうです。これは夏まで取っておいて、真夏に使うのが良いっぽいですね!早く夏が来ないかなぁ!


 ちなみに、こちらの商品も「私が公開したほしい物リスト」に入っていた商品です。とりあえず言っておくと贈ってくださった方は女性ではありませんからね!恐らく今回プレゼントをくださった方々は全員男性です!



【『LEGO® ムービー』のブルーレイディスク】


 意外なのがキタ!
 こちらは2014年に公開されたコンピュータアニメーション映画で、レゴブロックで構築された世界を舞台にした冒険コメディだそうです。(私への)ネタバレになるからコレ以上の情報は調べないようにしました(笑)。同年11月にはゲームも発売されていましたね。この映画が日本で公開された3月頃は色々大変だった時期なので、ゲーム版の発売で「そんな映画があったのかー」と私は知ったのを覚えています。

 観たことのない映画ですが、この企画の狙いである「貴方のおすすめの商品を贈ってください」にまさにピッタリハマった商品ですし、すごく観るのが楽しみです。早速、今週末に観ようと思います!


――2025年追記(当時観た感想)――
 「プレゼントでもらったから気を遣って」とかではなくて、自分が今までに観たCGアニメ映画の中で一番好きな作品だと言えます!

 この作品の何がイイって、主人公が「没個性の平凡なキャラ」というのが、レゴの世界だから本当に「大量生産されている何の変哲もないキャラ」として説得力を持っているところです。これといった特徴もない、ただの作業員で、こういうキャラはごまんといる――――ディティールはちょっとちがうところもあるけれど、パッと見ではエメットは「どこにでもいるモブみたいなキャラ」なんですね。実際すっごく冴えないし、主人公らしいところが何もありません。この作品に出てくるキャラはレゴだからこそ共演が実現できた超豪華なキャラクター達という中で、敢えてコイツが主人公というのが熱いのです。


 アメリカのCGアニメ映画って、「主人公が序盤はイヤなやつ」→ 「事件に巻き込まれつつ、“誰か”と出会って徐々に考え方が変わる」→ 「最後は人間的にも成長して事件も解決してハッピーハッピー」というストーリーが多いし、それはまあ王道ではあると思うのですが。
 自分はこの「主人公が序盤はイヤなやつ」というのがあまり好きじゃなくて、その後に改心したといっても第一印象が悪いから「それって不良が子犬を助けたからイイやつと勘違いしちゃうのと一緒じゃねえの?」とイマイチ応援する気になれなくて。

 そこを考えると、エメットは「どうしようもないやつ」だけど「イヤなやつ」ではないし、やっぱりどこか「どこにでもいる」「俺らみたいなやつ」に思えて最初から憎めないんですね。だから応援したくなるし、このキャラが主人公で良かったと思います。


 この映画に出会えて本当に良かったですし、プレゼントをくださった方には感謝です。



<4人目>


 これでラスト。
 4人目の方のは、「本1冊」とか「ゲーム1本」とかを頼むと送られてくるサイズの梱包ですね。



【『ズートピア』のブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールドの4種セット】


 なんだか、序盤の「女子校生のセーラー服の匂いをティッシュにつけて嗅ぐ」みたいな流れが申し訳なくなる展開だ!まさかセーラー服の匂いで始まりディズニー映画で終わるとは!

 こちらは2016年に公開されたディズニーによる3DCGアニメ映画で、肉食動物と草食動物が共に暮らす大都会を舞台にしたアドベンチャー映画です。公開当時、映画の中で描かれる「動物たちの世界」が「私たちの世界」の風刺になっているみたいな話題になっていましたね。
 私この手の商品を自分で買ったことがなかったので生放送中にはただ「ブルーレイ」としか言っていなかったのですが、こちらの商品は1つに「ブルーレイ」と「DVD」と「スマホやタブレットで視聴できるデジタルコピー」に「購入者限定の特設サイトへの入場権」が全部入っているんですね。超豪華!超便利!

 こちらもいつかは絶対観たいと思っていた映画なので嬉しいです!
 今週末は『レゴムービー』を観て、来週末は『けものフレンズ』の1~6話一挙配信がGyaO!であるのでそちらを観て、再来週末はニンテンドースイッチ発売なので(生配信もします!)、その次の週末に観ます!


――2025年追記(当時観た感想)――
 正直ディズニー甘く見ていましたわ。

 「肉食動物」と「草食動物」が区別され、それぞれ得意なことがちがう動物たちの間に差別意識がある世界で、ウサギ初の警察官になった主人公と誰にも信用されなかった詐欺師のキツネのコンビが大事件の解決に向かっていくというお話です。

 正直なところ、一つ一つの要素だけを見ていくと自分が苦手とする要素が結構あるはずの作品なんです。「序盤は主人公が理不尽なほどに虐げられる」だとか「序盤は相棒がすごくイヤなやつ」だとかは、この作品世界にのめりこめなくなって「別にこんな世界を救わなくてもイイんじゃないの?」と思っちゃってもおかしくなかったのですが……
 主人公ジュディの一生懸命さと、登場人物が全員動物であることの動きの可愛さでどんどんのめりこんでしまいまいました。可愛いってズルイ!

 中盤までも「事件を追う警察官モノ」としてドキドキ楽しんでいたのですが、圧巻だったのはやはり終盤の展開です。「差別だらけの街の描写」が凄まじかった!冒頭の特訓シーンとかもそうでしたが、セリフのない短いシーンがすごく印象的でした。最後の最後はファミリー向けらしい分かりやすいオチが付きましたけど、それを差し引いてもとても楽しませていただきました。プレゼントをくださった方には感謝です。





 以上です!
 生放送だとバタバタしていて感謝を述べるのがギリギリになってしまったのですが、プレゼントを贈ってくださった4人の方々、本当にありがとうございました。

 正直、この手の企画をやろうと考えたときは「0人」ということも覚悟していました。ブログって「無料だから読んであげてるんだよ」という人が大半ですから、お金を払ってまで私にプレゼントを贈ってくれる人がどれだけいるだろうと考えると「0人」という結果もフツーにあり得ることだと思うんですね。

 ちなみに「0人」だった場合は、「次に届いたプレゼントは……これ!」「これかー、これはちょうどほしかったやつだったんですねー!超嬉しいです!」というエアプレゼント開封配信を3時間くらいやろうと思っていました。「0人」じゃなくて本当に良かった……!


 ブログを続けることに心がめげることも特にこの1年間は多かったのですが、すごい励みになりました。応援してくれている人がいるのだとようやく実感できました。ブログ、もっともっと頑張っていこうと思います。



◇ Amazonの「ほしい物リスト」を公開する人が増えてほしいと思う理由

 さて、この流れで「どうしてこんな企画をしたのか」の話を書きます。
 冒頭にも書きましたが、私は「ブログとか配信とか創作活動をしている人達はもっともっとAmazonの「ほしい物リスト」を公開した方がイイんじゃないか」と思っています。今回の記事や配信で「自分もやってみよう」と思ってくれる人がいたらイイなぁと思います。


 その理由は、ですね。
 「アクセス数至上主義」からの脱却のためです。

 ここはブログなのでブログを中心に語りますが……
 今ってブログで「面白い記事」を書いても本当に読んでもらえないんですよ。「それはオマエが面白い記事を書けてないからだろ!」みたいな精神論じゃなくてね、例えば自分がブログを始めた10年前は個人ニュースサイトさんがたくさんあって、読者も個人ニュースサイトさん経由で面白い記事を探していたし、書いている側も「面白い記事を書けば個人ニュースサイトさんに紹介してもらってそこから人が来る」と思って書けていました。

 しかし、Twitterが普及したあたりから「読者の記事の探し方」が変わってきて、「個人ニュースサイトさんが紹介してくれる面白い記事」よりも「Twitterで話題になっているもの」の方が読まれていくようになりました。個人ニュースサイトさんはそれぞれ1日1回とかの更新ですが、Twitterは常に誰かが最新の記事を見つけてきますからね。

 そうしている間に、長く続けていた個人ニュースサイトさんも次々と記事紹介をやめるようになっていって、今でも記事紹介をしてくださっているところはもう数えられるほどになってしまって。
 こちらは私は詳しくないので理由がよく分からないのですが、5年くらい前に比べると「はてなブックマーク」からのアクセスも「同じブックマーク数でもアクセス数がガクンと落ちている」印象があって。

 つまり、「ブログを知って読みに来てもらえるルート」がなくなっちゃったんですよ。
 それでもTwitterなどで話題になれれば読みに来てくれる人がたくさんいるのですが、「Twitterなどで話題になる記事」というのが「人気のあるものを批判して炎上している記事」が多いという状況が数年前から続いていて。
 最近でも「『スーパーマリオラン』が1200円なんて高い!ふざけるな!」という記事を『スーパーマリオラン』を楽しんでいる人達が「なんだこの記事!お前こそふざけるな!」とガンガンRTしていてすげー話題になっていて、「『スーパーマリオラン』面白いよ!」という記事はちっともRTされないみたいなことが起こっていて。そりゃそういう批判記事ばっかりになっちゃうよなと絶望して。




 私はまだそれでもマシな方で、10年続けてきたおかげで「検索サイトから読みに来る人」がいるから色んな記事を書こうと思えるのですが……今このタイミングで「ブログを始めてみたい」なんて人は、どうやって「読んでくれる人を確保する」んだろうと考えてしまいます。

 でも、そもそもアクセス数なんて重要なのか?と思って、「Amazonの「ほしい物リスト」を公開した方がイイんじゃないか」と考えるようになったのです。

 Amazonの「ほしい物リスト」を公開して、それでプレゼントを贈ってくれる人というのは「応援してくれている人」です。まぁ、嫌がらせでカラーコーンとか贈られるケースもありますけど(笑)、身銭を切ってまで商品を贈ってくれるというのは基本的には相当な「応援してくれている人」だと思うんですね。

 そういう人は、アクセス数狙いの炎上では生まれないんです。
 しっかりと面白い記事を書いて、「次の記事も楽しみだな」と思ってもらえるようなブログにしていなければ、「応援してくれている人」は生まれないんです。


 こう書くと「私は面白い記事を書いているからプレゼントをもらえたんですよ!」と自慢しているみたいでアレなんですけど……(笑)。逆に言うと、私は今回4人の方からプレゼントをもらってすっごく嬉しかったですけど、この人達をアクセス数で計算したら「4」にしかならないんです。自分のブログをアクセス数でしか評価していなかったら、「新しい記事を書いたけどアクセス数が4かー」みたいに落ち込みかねません。その4人がすっごく「応援してくれている人」かもしれないのに、アクセス数だけを見ていたらそれが分からないんですよ!

 今回4人の方々からプレゼントをもらって、私は初めて「4人も応援してくれている人がいるんだ」と実感できましたし。今後ブログを続けることにめげた時とか、もういっそアクセス数のために炎上狙いの記事を書こうかと悪魔にささやかれた時、この4人の方の顔が思い浮かぶと思うんですね(顔は知らんけど)。プレゼントを贈ってまで応援してくれている人達を裏切っちゃいけないなと。

 だから私は、アクセス数とはちがう評価として「応援してくれている人」を大切にしていった方がイイと思うし、それが一番分かる究極がAmazonの「ほしい物リスト」だと思うので、「ブログとか配信とか創作活動をしている人達はもっともっとAmazonの「ほしい物リスト」を公開した方がイイんじゃないか」と言っているのです。

 私、毎月最後の記事で「今月のアクセス数トップの記事は~~」みたいなことを書いていますけど、アレももう辞めようかなーと思っています。ああいうことやっているから「アクセス数が高い記事が偉いんだ」みたいな価値観から抜け出せないのですし。





 こういう話を書いていると、「ブログとか配信とか創作活動をしている人達」のような“発信している側”だけが得をして、それを読んだり観たりしている“受信している側”は搾取されるだけじゃないかと思われるかも知れませんが……もう一つのメリットとして、今回の私の例のように「おすすめの作品を布教してもらう」ということにも使えるんですね。

 漫画でも映画でもゲームでもなんでもイイんですけど、好きな作品を「こんなに面白いのにどうしてもっと売れないんだ!」「どうしてもっと広がらないんだ!」とインターネットで嘆いている人をよく見かけますよね。今でもそうですし、10年前でもよく見かけていました。そういう商品も、Amazonの「ほしい物リスト」を公開している人に贈りつけていけばイイと思うんですよ。リストに入っていないものも贈れるのですから。
 そうすれば、その人に贈った分だけ「売上」は上がりますし、その人が贈られた商品を読んだり観たり遊んだりした結果ファンになるかも知れませんし、そうしたらその人がまた「すげえ面白い作品を贈ってもらった!」と発信して広がっていくかも知れませんし。

 嘆いているだけじゃなくて、実際に布教する術を私達は手にしたんですよ!
 「こんなに面白いのにどうしてもっと売れないんだ!」「どうしてもっと広がらないんだ!」なんて言っていないで、どんどこ贈りつけていけばイイのさ!!





 とまぁ……こんな風に「贈ってもらう側」「贈ってあげる側」の両方にメリットがあって、もう公開しない理由がないぞ!ってなカンジなのですが。
 今回のバレンタイン企画で唯一上手くいかなかったなーということがあって、今回私は「俺もTENGAの入ったリストを公開するから、みんなもTENGAの入ったリストを公開してくれ!」と書いたのですが、公開してくれた人は私がチェックできた範囲では一人もいませんでした。

 それはまぁ「TENGAとか別に要らんし……」という人が多かったとか、「別にやまなしさんに恵んでもらうほど貧してないし」という人が多かったとも思うのですが。ブログを読んでくださっている人に「Amazonのほしい物リストを作って公開してそのリンクをコメント欄に貼ってください!」というのはハードルが高かったのかなーと思っています。

 例えば、このブログで今推している漫画『三ツ星カラーズ』を私はすごく布教したいので、「Amazonのほしい物リストを作って公開してくれた人の中から抽選で5名様に『三ツ星カラーズ』の単行本をプレゼントします!」みたいな企画を、ただの一ファンである私がやることも可能なのですが。
 恐らく「Amazonのほしい物リストを作って公開してそのリンクをコメント欄に貼ってくれる人」ってほとんどいないと思うんですね……そういう心理的なハードルがもっと下がっていけば、もっと色んなことが出来るんですけど。


 あと、「これオススメだから贈りたいけど、ひょっとしてこの人もう持っているんじゃないのか?」と不安になるという問題もありますね。今回の私みたいに「何を贈ってもらったか分からない状態で開封配信をする」なんてケースじゃなければ、本人にあらかじめ「○○贈りたいんですけど持っていますか?」と聞けばいいと思いますが。


 私は基本的に「何を贈ってもらったか分からない状態での開封配信」をしたいので、私がリストを公開するのはイベントごとに合わせてでしょうし、そんなに頻繁に行うのもアレだと思うので当分はしませんが。Amazonの「ほしい物リスト」を公開する人が増えたらイイなぁと思います。

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