※ この記事は2016年に旧ブログに書かれたものを幾つか手直しして2025年に移行した記事です
2015年の3月に開発コード名だけが発表され、携帯機かも据置機かも分からないまま噂だけが先行している状況で、『ドラクエ11』が3DS・PS4に続く3つめのマルチハードとしてNX(仮)用にも開発されていると発表されたり、『ゼルダ』の新作がWii Uとマルチで発売されると発表されたり、『ソニック』の新作とか『ジャストダンス』の新作がマルチで発売されると発表されたり……正体が分からないのに外堀の情報だけが発表されるという生殺し状態が続いているのですが。
私個人の話を書いておきますと……
私にとってゲーム機は「ソフトを遊ぶために仕方なく買うもの」なので、現時点で絶対に購入すると決めているワケではありません。
初めてDSを見たときや初めてWiiを見たときのように「想像もしなかった新しい遊びの提案」を見せてくれたらイイなというワクワクがあるので発表を待ちわびていますが、そうして発表されたものがガックリなものだったら買いません。買うかどうかはあくまでこれから発表される内容次第なのです。
なので今日は、ここ数週間の間に発表されるであろう(されるはず、されなかったらどうしよう、されたらいいな)NX(仮)がどんなゲーム機だったらイヤなのかをあらかじめ書いておこうと思います。
1.定価が2億円する

これだったらイヤですねー。
定価が2億円すると何が困るって、2億円もするゲーム機だったら近所のゲーム屋さんには恐らく入荷されないことです。1台でも売れ残ったらゲーム屋さんに大損害ですし、万が一盗まれでもしたら大変なので防犯対策もしっかりしなければなりませんし、そこにお金もかかります。
近所のゲーム屋さんで買えないのならオンラインショッピングで買えばイイじゃないかと思われるかも知れませんが、2億円ともなるとクレジットカードの「月ごとの限度額」を越えてしまうので、クレジットカード決済ができません。コンビニエンスストアで2億円分のAmazonのポイントを買ってきてチャージするというのも手ですが、果てしなく面倒くさいです。
商品が自宅に届いたときに支払いをする「代引き」という手もありますが、代引き手数料がかかってしまいます。Amazonの場合は324円(税込)だそうです。324円あったら安いダウンロードソフトだったら1本買えてしまう価格ですから、なるべく避けたいですものね。
※2025年追記:Amazonの「代引き」は2024年6月に終了しました
そう考えると、やはりゲーム機の定価が2億円だとイヤだなーと思います。
やっぱり2万円とか3万円……高くても4万円くらいが限度ですかね。
任天堂のゲーム機の場合、据置機は代々「25000円」で固定されてきたことと、携帯機は3DSの時に「25000円」で発売してスタートダッシュに失敗して数か月で「15000円」に値下げをしたことがあるので……据置機でも携帯機でも「25000円」は一つの目安になる額かなと思います。
私は相変わらず1月の時に予想した「NX(仮)」というゲーム機は「NX据置」と「NX携帯」の2バージョンが出る説を推したいので、「NX据置」が30000円前後、「NX携帯」が20000円前後と予想しておきます。
※ 2025年追記:Nintendo Switchの本体価格は、「据置/携帯」切り替え可能な通常モデルが29980円(税抜)、携帯モード専用のLiteが19980円(税抜)、ハイエンドモデルの有機ELモデルは34528円(税抜)でした
これもイヤですねー。
「多くて困ることはないんじゃ?」と思う人もいるかも知れません。Wii Uの初期は半年くらいほとんど新作が出ない時期がありましたから、タイトルは多い方が良いと考えがちですし、任天堂も「今度はタイトル不足にならないようにするぞ!」とタイトルを2億本揃えてくる可能性もあります。
しかし、そんなにたくさんのソフトはゲーム屋さんに並べられません。
なので、ゲーム屋さんが入荷するタイトルは「マリオ」とか「ポケモン」とかの定番シリーズに限定してしまって、2億本出たタイトルのほとんどは入荷すらされずに1本も売れずに消えていってしまうことでしょう。
ダウンロード販売なら「物理的な棚」のスペースに縛られませんから何本発売されようが問題はないと思われるかも知れませんが、商品が多すぎると逆に「良い商品を探す」のが難しくなるとキンドル本なんかでは思い知ることですもんね。2億本の中からどれを買うか選ぶと、やっぱり「マリオ」とか「ポケモン」とかの定番シリーズになってしまうという人も多くなってしまうことでしょう。そしてまた「NX(仮)も任天堂のソフトしか売れない!」「新規のソフトが売れない!」とバッシングされるのです。
そう考えると、同時発売のタイトルはせいぜい10本前後がベストかなぁと思います。
ちなみに最近のゲーム機の同時発売のタイトル数を調べてみると……
・ニンテンドーDS 12本(その内5本が任天堂発売のソフト)
・Wii 16本(その内4本が任天堂発売のソフト)
・ニンテンドー3DS 8本(その内1本が任天堂発売のソフト)
・Wii U 11本(その内2本が任天堂発売のソフト)
※ 3バージョン発売された『nintendogs + cats』は1本で数えました
※ ソフトが単品でも発売されているハードの同梱版は除きました
※ DLソフトや本体内蔵ソフトは除きました
意外なことにWiiが最多なんですね。
これは恐らくアーキテクチャをゲームキューブと共通なものにすることによって「中堅の会社が開発しやすかった」ことが大きいのかなと思います。
・PS3 5本(その内2本がSCE発売のソフト)
・PS Vita 20本(その内3本がSCE発売のソフト)
・PS4 12本(その内2本がSCE発売のソフト)
・Xbox360 6本(その内2本がマイクロソフト発売のソフト)
・Xbox One 18本(その内5本が日本マイクロソフト発売のソフト)
※ DLソフトや本体内蔵ソフトは除きました
参考までに他社のゲーム機も。
Xbox360やPS3はHD化した初期のゲーム機なのでソフトがあまり揃わなかったことが分かりますね。その一方でXbox Oneは日本での発売を遅らせたことで、日本での同時発売ソフトを多くそろえられたのですが……こうして最近のゲーム機の同時発売タイトル数を見ると、「同時発売のタイトルを多くそろえてもあんまり意味がない」と思いますね。
ここで紹介したゲーム機の中でダントツに成功したのはニンテンドーDSですが、同時発売タイトルは12本と特に多くありません。
ユーザーが求めているのは「1本のキラーソフト」だったり、「これから先もたくさんの会社がソフトを出してくれそうな将来性」だったりなので……興味のないソフトがどんなにたくさん同時発売で出ても、正直「ない」のと一緒ですし。同時にたくさん出すくらいならうまいこと分散させて継続的に出してくれって思います。
ということで、やはり同時発売のタイトルが2億本も出たらイヤだなーと思います。
※ 2025年追記:Nintendo Switch同時発売タイトルは、パッケージソフトが8本(その内2本が任天堂タイトル)、ダウンロード専用ソフトが7本(その内1本が任天堂タイトル)でした。
3.買うともれなく知らないおじさんがついてくる

これもイヤですねー。
「アイディアとは複数の問題を同時に解決するものだ」という宮本茂さんの考えがありますが、任天堂が「多人数で遊ぶと楽しいゲーム」を発売すると必ずといっていいほど「一緒に遊ぶ友達がいない」「友達を有料DLCで売ってくれ」と不満を言う人がいます。また、それとは逆にデジタル機器に詳しくない人だとインターネットの接続やアカウントの設定が上手くできないし、初期設定に時間がかかってなかなか遊び始められないという不満も聞きます。
そうした複数の問題を解決させるために、「NX(仮)には知らないおじさんがついてくる」というのは手かなと思います。
対戦相手が欲しい人には対戦相手になってくれるし、設定が上手く出来ない人には代わりに設定をしてくれる―――ありえない話ではないと思います!しかし、一見素晴らしいと思えるこのアイディアも「家の中に知らないおじさんがずっと居座る」ことになるからイヤです!
Wii UはMiiverseで「一人でゲームを遊んでいる人でもみんなでゲーム体験を共有できるようにしよう!」としていて、『クニットアンダーグラウンド』とか『Splatoon』とか『マリオメーカー』とか、それが上手く活きたゲームもあったことはあったんですけど。それをそのままNX(仮)でも引き継ぐことになるのかは気になります。
今の任天堂は、「全員がオンラインに繋がっていること」が前提のスマートデバイス向けアプリである『Miitomo』や『スーパーマリオラン』でソーシャル要素に力を入れていて。その流れをNX(仮)にも引っ張ってきたいと考えているでしょうから、NX(仮)は今まで以上に「オンラインフレンドとのつながり」を重視したゲーム機になるんじゃないかなと予想しています。
それは別に「全部のゲームにオンライン対戦要素を入れろ!」ってことじゃなくて、「一人で遊んでいるゲームもみんなで遊んでいるように遊べる」Miiverse路線をもっと拡張していくのかなぁと思うのです。少なくとも、知らないおじさんがついてくるよりかはそっちの方がイイです。
※ 2025年追記:Miiverseには対応しませんでしたが、スクショをワンボタンで撮影できて(後に動画撮影にも対応)、それをTwitterなどのSNSに手軽に投稿できる機能を付けて『ブレス オブ ザ ワイルド』などのゲームがバズりました。
4.形が球体だ

これも地味にイヤですねー。
「今までにないゲーム機」を開発しようと考えに考え抜いた結果、「今までのゲーム機はどれも四角かったからNX(仮)は球体にしよう!」と考えるかも知れません。確かに今までにない斬新なゲーム機になりますし、角がないデザインは「あら、可愛い」と世界中のお母さんから嫌われないデザインと言えるでしょう。
しかし、球体のゲーム機はコロコロと転がるので部屋に置きづらいです。
「今までにないゲーム機」には「今までになかった理由」があるんですね。
「球体のままだと部屋に置きづらいから、NX(仮)を入れるための四角い箱を同梱しよう!」とかなったら、それもう最初から今まで通りの四角いゲーム機で良くない!?となってしまいます。
「今までにないゲーム機の形状」は任天堂は何度かチャレンジしていて……
ゲーム機の形状は基本的に「直方体」なものがほとんどですが(もちろん角が丸まっていたりはしますが)、ゲームキューブは敢えて「立方体」にすることでユーザーとゲーム機の関係を見つめ直そうとしたそうです。また、続くWiiも本体こそ「直方体」でしたが、縦置きスタンドに載せると「台形」のようになることで「今までにないゲーム機のシルエット」となっていました。
NX(仮)が据置機か携帯機かは分かりませんし、両方が出る説を私は相変わらず推しているのですが……いずれにせよ今までにないゲーム機を目指して、かつスマートフォンやタブレット端末との差別化を分かりやすくするために「直方体ではない形状」にしてくる可能性はあるかなぁと思っています。
しかし、球体はイヤなので、円盤型くらいが無難ですかねぇ。そんでもって自走するようにして、どうせならついでに床の掃除もしてくれるようになったら……ルンバだ!ゲームも出来るルンバ!便利!
※ 2025年追記:実際に出たNintendo Switchの本体は、スマホとタブレットの中間のようなありがちな形で、その本体にコントローラを装着する+テレビに接続するときはドックに接続するというものでした。
「多くて困ることはないんじゃ?」と思う人もいるかも知れません。Wii Uの初期は半年くらいほとんど新作が出ない時期がありましたから、タイトルは多い方が良いと考えがちですし、任天堂も「今度はタイトル不足にならないようにするぞ!」とタイトルを2億本揃えてくる可能性もあります。
しかし、そんなにたくさんのソフトはゲーム屋さんに並べられません。
なので、ゲーム屋さんが入荷するタイトルは「マリオ」とか「ポケモン」とかの定番シリーズに限定してしまって、2億本出たタイトルのほとんどは入荷すらされずに1本も売れずに消えていってしまうことでしょう。
ダウンロード販売なら「物理的な棚」のスペースに縛られませんから何本発売されようが問題はないと思われるかも知れませんが、商品が多すぎると逆に「良い商品を探す」のが難しくなるとキンドル本なんかでは思い知ることですもんね。2億本の中からどれを買うか選ぶと、やっぱり「マリオ」とか「ポケモン」とかの定番シリーズになってしまうという人も多くなってしまうことでしょう。そしてまた「NX(仮)も任天堂のソフトしか売れない!」「新規のソフトが売れない!」とバッシングされるのです。
そう考えると、同時発売のタイトルはせいぜい10本前後がベストかなぁと思います。
ちなみに最近のゲーム機の同時発売のタイトル数を調べてみると……
・ニンテンドーDS 12本(その内5本が任天堂発売のソフト)
・Wii 16本(その内4本が任天堂発売のソフト)
・ニンテンドー3DS 8本(その内1本が任天堂発売のソフト)
・Wii U 11本(その内2本が任天堂発売のソフト)
※ 3バージョン発売された『nintendogs + cats』は1本で数えました
※ ソフトが単品でも発売されているハードの同梱版は除きました
※ DLソフトや本体内蔵ソフトは除きました
意外なことにWiiが最多なんですね。
これは恐らくアーキテクチャをゲームキューブと共通なものにすることによって「中堅の会社が開発しやすかった」ことが大きいのかなと思います。
・PS3 5本(その内2本がSCE発売のソフト)
・PS Vita 20本(その内3本がSCE発売のソフト)
・PS4 12本(その内2本がSCE発売のソフト)
・Xbox360 6本(その内2本がマイクロソフト発売のソフト)
・Xbox One 18本(その内5本が日本マイクロソフト発売のソフト)
※ DLソフトや本体内蔵ソフトは除きました
参考までに他社のゲーム機も。
Xbox360やPS3はHD化した初期のゲーム機なのでソフトがあまり揃わなかったことが分かりますね。その一方でXbox Oneは日本での発売を遅らせたことで、日本での同時発売ソフトを多くそろえられたのですが……こうして最近のゲーム機の同時発売タイトル数を見ると、「同時発売のタイトルを多くそろえてもあんまり意味がない」と思いますね。
ここで紹介したゲーム機の中でダントツに成功したのはニンテンドーDSですが、同時発売タイトルは12本と特に多くありません。
ユーザーが求めているのは「1本のキラーソフト」だったり、「これから先もたくさんの会社がソフトを出してくれそうな将来性」だったりなので……興味のないソフトがどんなにたくさん同時発売で出ても、正直「ない」のと一緒ですし。同時にたくさん出すくらいならうまいこと分散させて継続的に出してくれって思います。
ということで、やはり同時発売のタイトルが2億本も出たらイヤだなーと思います。
※ 2025年追記:Nintendo Switch同時発売タイトルは、パッケージソフトが8本(その内2本が任天堂タイトル)、ダウンロード専用ソフトが7本(その内1本が任天堂タイトル)でした。
3.買うともれなく知らないおじさんがついてくる

これもイヤですねー。
「アイディアとは複数の問題を同時に解決するものだ」という宮本茂さんの考えがありますが、任天堂が「多人数で遊ぶと楽しいゲーム」を発売すると必ずといっていいほど「一緒に遊ぶ友達がいない」「友達を有料DLCで売ってくれ」と不満を言う人がいます。また、それとは逆にデジタル機器に詳しくない人だとインターネットの接続やアカウントの設定が上手くできないし、初期設定に時間がかかってなかなか遊び始められないという不満も聞きます。
そうした複数の問題を解決させるために、「NX(仮)には知らないおじさんがついてくる」というのは手かなと思います。
対戦相手が欲しい人には対戦相手になってくれるし、設定が上手く出来ない人には代わりに設定をしてくれる―――ありえない話ではないと思います!しかし、一見素晴らしいと思えるこのアイディアも「家の中に知らないおじさんがずっと居座る」ことになるからイヤです!
Wii UはMiiverseで「一人でゲームを遊んでいる人でもみんなでゲーム体験を共有できるようにしよう!」としていて、『クニットアンダーグラウンド』とか『Splatoon』とか『マリオメーカー』とか、それが上手く活きたゲームもあったことはあったんですけど。それをそのままNX(仮)でも引き継ぐことになるのかは気になります。
今の任天堂は、「全員がオンラインに繋がっていること」が前提のスマートデバイス向けアプリである『Miitomo』や『スーパーマリオラン』でソーシャル要素に力を入れていて。その流れをNX(仮)にも引っ張ってきたいと考えているでしょうから、NX(仮)は今まで以上に「オンラインフレンドとのつながり」を重視したゲーム機になるんじゃないかなと予想しています。
それは別に「全部のゲームにオンライン対戦要素を入れろ!」ってことじゃなくて、「一人で遊んでいるゲームもみんなで遊んでいるように遊べる」Miiverse路線をもっと拡張していくのかなぁと思うのです。少なくとも、知らないおじさんがついてくるよりかはそっちの方がイイです。
※ 2025年追記:Miiverseには対応しませんでしたが、スクショをワンボタンで撮影できて(後に動画撮影にも対応)、それをTwitterなどのSNSに手軽に投稿できる機能を付けて『ブレス オブ ザ ワイルド』などのゲームがバズりました。
4.形が球体だ

これも地味にイヤですねー。
「今までにないゲーム機」を開発しようと考えに考え抜いた結果、「今までのゲーム機はどれも四角かったからNX(仮)は球体にしよう!」と考えるかも知れません。確かに今までにない斬新なゲーム機になりますし、角がないデザインは「あら、可愛い」と世界中のお母さんから嫌われないデザインと言えるでしょう。
しかし、球体のゲーム機はコロコロと転がるので部屋に置きづらいです。
「今までにないゲーム機」には「今までになかった理由」があるんですね。
「球体のままだと部屋に置きづらいから、NX(仮)を入れるための四角い箱を同梱しよう!」とかなったら、それもう最初から今まで通りの四角いゲーム機で良くない!?となってしまいます。
「今までにないゲーム機の形状」は任天堂は何度かチャレンジしていて……
ゲーム機の形状は基本的に「直方体」なものがほとんどですが(もちろん角が丸まっていたりはしますが)、ゲームキューブは敢えて「立方体」にすることでユーザーとゲーム機の関係を見つめ直そうとしたそうです。また、続くWiiも本体こそ「直方体」でしたが、縦置きスタンドに載せると「台形」のようになることで「今までにないゲーム機のシルエット」となっていました。
NX(仮)が据置機か携帯機かは分かりませんし、両方が出る説を私は相変わらず推しているのですが……いずれにせよ今までにないゲーム機を目指して、かつスマートフォンやタブレット端末との差別化を分かりやすくするために「直方体ではない形状」にしてくる可能性はあるかなぁと思っています。
しかし、球体はイヤなので、円盤型くらいが無難ですかねぇ。そんでもって自走するようにして、どうせならついでに床の掃除もしてくれるようになったら……ルンバだ!ゲームも出来るルンバ!便利!
※ 2025年追記:実際に出たNintendo Switchの本体は、スマホとタブレットの中間のようなありがちな形で、その本体にコントローラを装着する+テレビに接続するときはドックに接続するというものでした。
形自体は珍しいものではありませんが……ドックに装着した姿は、縦置きかつ横向きで、このシルエットは今までのゲーム機にはなかったんですね。縦置きに出来るゲームはPS2やWiiなどたくさんありましたが、ディスクスロットが手前に来るように奥に向けて設置するイメージでしたし。
5.毎月ちょっとずつパーツが届く

これもイヤですねー。
「NX(仮)の発売は来年の3月です!」というのは間違いではないのだけど、3月に出るのはあくまで創刊号で、毎月発売される「月刊NX(仮)」を全号購入してそれぞれのパーツを組み立てないと完成しないというんだったらイヤですねー。1号でも買い逃すと「あれ?オレのNX(仮)、十字ボタンがない!キャラが移動できないぞ!」とかになっちゃって、大変です。
創刊号は300円で全30号だから「全部買っても9000円かー!安い!」と思って買い始めると、途中からどんどん値段が上がって、マザーボードが付いてくる号は1万円とかしちゃって「今月のお小遣いじゃ買えないよー」ってなっちゃったりしてね。これはすごくイヤですねー。
やっぱりゲーム機は「最初から全部のパーツが組み立ててある」のが一番ですね!
しかし、NX(仮)が「携帯機にしては高性能」だという噂で「でも価格は抑えなくちゃいけない」というジレンマを考えると、NX(仮)本体には最低限の機能だけを持たせて「別売の周辺機器で拡張していく」という手はあるかなぁと予想しています。
私の推している「NX据置」と「NX携帯」の2バージョンが出る説ならお互いがお互いを拡張させることになりますし、それ以外でも……例えば「ベースは携帯機だけど、テレビに出力できる周辺機器を買うとそれ以外のネット配信などの様々な機能が使えるようになる」みたいなことはあるかなぁと思います。
Wiiリモコンの時の「コアユニット構想」みたいに。
NX(仮)はあくまでコアユニットで、周辺機器を買い足していくことで様々な用途で活用できる―――みたいな。
Wiiリモコンの時の「コアユニット構想」は、NX(仮)のヒントになるかもなーと現時点ではTHE YOSOUしています。
Wiiリモコンはあくまで最低限の機能だけを持たせておいて……
「3Dのフィールドを自由に歩き回るゲーム」を遊ぶときにはヌンチャクを付けて
「ガンシューティングゲーム」を遊ぶときにはザッパーを付けて
「レースゲーム」を遊ぶときにはハンドルを付けて
「従来のゲーム」を遊ぶときにはクラシックコントローラを付けて
「発売から数年後に出たより精密な動きを検出できるゲーム」を遊ぶときにはモーションプラスを付ける。
用途によってコントローラを拡張できるのがWiiリモコンの特徴でした。
7月くらいだったか、NX(仮)にも「コントローラが着脱できる携帯ゲーム機」という噂があって……その時は「ふーん」としか思わなかったんですけど、用途に合わせてコントローラを変えられるという仕様ならWiiリモコン同様「コアユニット」という考え方でいろんなことが出来そうだなと思いました。
タッチパネルしか要らないよーという人はそのままタッチパネルだけで操作すればイイし、「ボタン操作じゃないと遊べないよー」という私のようなオールドタイプはボタンを装着して操作するとか、DSのバーチャルコンソールをプレイしたいときは外付で画面をもう一つ付けるとか(笑)。
3DSにも「拡張スライドパッド」とか「NFCリーダー」とかがありましたけど、「コントローラの着脱」を軸にして考えるといろんなことが出来そうだなーと夢が広がります。十字ボタンが別売りで自分で組み立てなくちゃいけないというのも、案外「なくはない」のかも??
※ 2025年追記:本体はそれだけで完結して問題なく遊べるものでしたが、「用途によってコントローラを拡張できるToy-Con」を自分で組み立てて作る『Nintendo Labo』が、2018年4月、2018年9月、2019年4月と3回に分けて4本発売されました。
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