・シリーズ性:原点回帰で、初代の「連邦vs.ジオン」の構図に戻る
<2026年3月7日現在『機動戦士ガンダムZZ』が見放題になっているサブスク>
・制作:日本サンライズ
・原作・総監督:富野由悠季
・キャラクターデザイン:北爪宏幸
・メカニカルデザイン:伸童舎、明貴美加
【苦手な人もいそうなNG項目の有無】
※ 苦手な人もいそうなNG項目があるかないかを、リスト化しています。ネタバレ防止のため、それぞれ気になるところを読みたい人だけ反転させて読んでください。
※ 記号は「◎」が一番「その要素がある」で、「○」「△」と続いて、「×」が「その要素はない」です。
・シリアス展開:◎(序盤はコミカルだけど、中盤以降はガンガン人が死ぬ)
・恥をかく&嘲笑シーン:○(ビーチャが張り切って空回るのは共感性羞恥かも)
・寝取られ:△(『ザブングル』と比べて気を遣ってる感はある)
・極端な男性蔑視・女性蔑視:△(女だって戦うんだって時代の切り替わりな気もする)
・白人酋長もの:○(ムーンムーンの話はちょっとそれっぽいか……?)
・動物が死ぬ:○(家畜のブタが捕まった次の回で肉になっている)
・人体欠損などのグロ描写:×
・人が食われるグロ描写:×
・グロ表現としての虫:×
◇ 作家性:これは「Zガンダムの続編」ではなく、「ガンダムで描くザブングル」なんだ
・1972年 テレビアニメ『海のトリトン』
…手塚治虫先生の漫画が原作だけど、オリジナル要素が強くて別物
・1975年 テレビアニメ『勇者ライディーン』
…ロボットアニメとオカルトブームの融合、色々あって後半は監督を下ろされる
・1975年 テレビアニメ『ラ・セーヌの星』
…『ベルばら』風のオリジナルアニメ、こっちは後半から監督を任される
・1977~78年 テレビアニメ『無敵超人ザンボット3』
…衝撃的な展開が続くロボットアニメ、大人でもトラウマになる
・1978~79年 テレビアニメ『無敵鋼人ダイターン3』
…前作から一転、コミカルな作風になったロボットアニメ
・1979~80年 テレビアニメ『機動戦士ガンダム』
…ロボットアニメで「人間同士の戦争」を描き、社会現象になった
・1980~81年 テレビアニメ『伝説巨神イデオン』
…とてつもないスケールのロボットアニメ。打ち切りなので突然終わる
・1981~82年 劇場用アニメ『機動戦士ガンダム』三部作
…基本的には総集編だけど、『III』は特に新規カットが多い
・1982~83年 テレビアニメ『戦闘メカ ザブングル』
…今で言うポストアポカリプスのロボットアニメ。『未来少年コナン』っぽい
<画像はテレビアニメ『機動戦士ガンダムZZ』第2話より引用>

<画像はテレビアニメ『機動戦士ガンダムZZ』第2話より引用>
<2026年3月7日現在『機動戦士ガンダムZZ』が見放題になっているサブスク>
『機動戦士ガンダムZZ』
<公式サイト>
・形式:テレビアニメ(全47話で完結)
1986年3月~1987年1月に放送
・原作なし:オリジナルアニメ
・シリーズの中の立ち位置:『機動戦士ガンダム』『機動戦士Zガンダム』に続く3作目
・原作・総監督:富野由悠季
・キャラクターデザイン:北爪宏幸
・メカニカルデザイン:伸童舎、明貴美加
※ 苦手な人もいそうなNG項目があるかないかを、リスト化しています。ネタバレ防止のため、それぞれ気になるところを読みたい人だけ反転させて読んでください。
※ 記号は「◎」が一番「その要素がある」で、「○」「△」と続いて、「×」が「その要素はない」です。
・シリアス展開:◎(序盤はコミカルだけど、中盤以降はガンガン人が死ぬ)
・恥をかく&嘲笑シーン:○(ビーチャが張り切って空回るのは共感性羞恥かも)
・寝取られ:△(『ザブングル』と比べて気を遣ってる感はある)
・極端な男性蔑視・女性蔑視:△(女だって戦うんだって時代の切り替わりな気もする)
・白人酋長もの:○(ムーンムーンの話はちょっとそれっぽいか……?)
・動物が死ぬ:○(家畜のブタが捕まった次の回で肉になっている)
・人体欠損などのグロ描写:×
・人が食われるグロ描写:×
・グロ表現としての虫:×
・百合要素:×
・BL要素:×
・男女の恋愛:◎(ジュドーから→は出てないけど、みんなジュドーが大好き)
・ラッキースケベ:○(エロイシーンってほぼキャラ・スーンじゃない??)
・セックスシーン:×
・BL要素:×
・男女の恋愛:◎(ジュドーから→は出てないけど、みんなジュドーが大好き)
・ラッキースケベ:○(エロイシーンってほぼキャラ・スーンじゃない??)
・セックスシーン:×
◇ 作家性:これは「Zガンダムの続編」ではなく、「ガンダムで描くザブングル」なんだ
作品のレビューを書く際、私はなるべく「他作品のネタバレ」を書かないようにしているのですが……今回ばっかりは、『機動戦士ガンダム』『機動戦士Zガンダム』の結末までのネタバレを含みます。それ抜きでは説明できない作品ですからね……
さて、このアニメ『機動戦士ガンダムZZ』は1986~87年に放送されたロボットアニメです。「ガンダムシリーズ」の中では3作目で、前2作から引き続いて富野由悠季さんが総監督を務めています。
では、富野作品をレビューする際にいつも載せている「富野監督作品のリスト」に出てきてもらいましょう。
・1972年 テレビアニメ『海のトリトン』
…手塚治虫先生の漫画が原作だけど、オリジナル要素が強くて別物
・1975年 テレビアニメ『勇者ライディーン』
…ロボットアニメとオカルトブームの融合、色々あって後半は監督を下ろされる
・1975年 テレビアニメ『ラ・セーヌの星』
…『ベルばら』風のオリジナルアニメ、こっちは後半から監督を任される
・1977~78年 テレビアニメ『無敵超人ザンボット3』
…衝撃的な展開が続くロボットアニメ、大人でもトラウマになる
・1978~79年 テレビアニメ『無敵鋼人ダイターン3』
…前作から一転、コミカルな作風になったロボットアニメ
・1979~80年 テレビアニメ『機動戦士ガンダム』
…ロボットアニメで「人間同士の戦争」を描き、社会現象になった
・1980~81年 テレビアニメ『伝説巨神イデオン』
…とてつもないスケールのロボットアニメ。打ち切りなので突然終わる
・1981~82年 劇場用アニメ『機動戦士ガンダム』三部作
…基本的には総集編だけど、『III』は特に新規カットが多い
・1982~83年 テレビアニメ『戦闘メカ ザブングル』
…今で言うポストアポカリプスのロボットアニメ。『未来少年コナン』っぽい
・1982年 劇場用アニメ『伝説巨神イデオン』二部作
…前編は総集編、後編は打ち切りになった後を描く「真の完結編」。これも壮絶
・1983~84年 テレビアニメ『聖戦士ダンバイン』
…異世界召喚から始まるファンタジー世界を舞台にしたロボットアニメ、革新的すぎる
・1983年 劇場用アニメ『ザブングル グラフィティ』
…総集編+新規カットだけど、尺が短くて入りきらないのでメタ要素を入れている
・1984~85年 テレビアニメ『重戦機エルガイム』
…新人:永野護さんをキャラ&メカ両方のデザインに抜擢したロボットアニメ
・1985~86年 テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』
…『ガンダム』の7年後を舞台にした新作。政治や経済の要素を取り込んだ
・1986~87年 『機動戦士ガンダムΖΖ』
…『Z』の最終決戦直後から始まる新作。こども向けの分かりやすい作風に
・1988年 劇場用アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
…完全新作で、『ガンダム』から続くキャラ達の最後の戦いを描く
・1991年 劇場用アニメ『機動戦士ガンダムF91』
…『逆シャア』から30年後を舞台にして、キャラクターを一新した完全新作
・1993~94年 テレビアニメ『機動戦士Vガンダム』
…『F91』から更に30年後を舞台にした新作。この後の『Gガン』以降は別監督になる
・1996~97年 OVA『バイストン・ウェル物語 ガーゼィの翼』
…『ダンバイン』と同じ世界を描いた作品だけど、オーラバトラーは出ないらしい
・1998年 テレビアニメ『ブレンパワード』
…5年ぶりに一線に復帰し「第二のデビュー作」と本人が言うロボットアニメ
・1999~00年 テレビアニメ『∀ガンダム』
…ガンダム20周年で作られた、すべてのガンダムのうんと未来を描いた作品
・2002年 劇場用アニメ『劇場版∀ガンダム』二部作
…総集編+新規カットの劇場版
・2002~03年 テレビアニメ『OVERMANキングゲイナー』
…「戦争」ではなく「脱出」「逃避行」を描くロボットアニメ
・2005~06年 WEBアニメ『リーンの翼』
…『ダンバイン』と同じ世界を描いた作品、小説版とは別物
・2005~06年 劇場用アニメ『機動戦士Ζガンダム A New Translation』
…総集編+新規カットの劇場版だけど、監督なりの『新訳』と言える作品
・2009年 イベント公開用アニメ『リング・オブ・ガンダム』
…ガンダム30周年で作られた、数分の短編アニメ
・2014~15年 テレビアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』
…宇宙世紀の1000年以上後の世界で、宇宙を舞台にした少年少女のロードムービー
・2019~22年 劇場用アニメ『劇場版Gのレコンギスタ』五部作
…詰め込み過ぎて難解になってしまったテレビ版の再編集・新訳
…前編は総集編、後編は打ち切りになった後を描く「真の完結編」。これも壮絶
・1983~84年 テレビアニメ『聖戦士ダンバイン』
…異世界召喚から始まるファンタジー世界を舞台にしたロボットアニメ、革新的すぎる
・1983年 劇場用アニメ『ザブングル グラフィティ』
…総集編+新規カットだけど、尺が短くて入りきらないのでメタ要素を入れている
・1984~85年 テレビアニメ『重戦機エルガイム』
…新人:永野護さんをキャラ&メカ両方のデザインに抜擢したロボットアニメ
・1985~86年 テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』
…『ガンダム』の7年後を舞台にした新作。政治や経済の要素を取り込んだ
・1986~87年 『機動戦士ガンダムΖΖ』
…『Z』の最終決戦直後から始まる新作。こども向けの分かりやすい作風に
・1988年 劇場用アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
…完全新作で、『ガンダム』から続くキャラ達の最後の戦いを描く
・1991年 劇場用アニメ『機動戦士ガンダムF91』
…『逆シャア』から30年後を舞台にして、キャラクターを一新した完全新作
・1993~94年 テレビアニメ『機動戦士Vガンダム』
…『F91』から更に30年後を舞台にした新作。この後の『Gガン』以降は別監督になる
・1996~97年 OVA『バイストン・ウェル物語 ガーゼィの翼』
…『ダンバイン』と同じ世界を描いた作品だけど、オーラバトラーは出ないらしい
・1998年 テレビアニメ『ブレンパワード』
…5年ぶりに一線に復帰し「第二のデビュー作」と本人が言うロボットアニメ
・1999~00年 テレビアニメ『∀ガンダム』
…ガンダム20周年で作られた、すべてのガンダムのうんと未来を描いた作品
・2002年 劇場用アニメ『劇場版∀ガンダム』二部作
…総集編+新規カットの劇場版
・2002~03年 テレビアニメ『OVERMANキングゲイナー』
…「戦争」ではなく「脱出」「逃避行」を描くロボットアニメ
・2005~06年 WEBアニメ『リーンの翼』
…『ダンバイン』と同じ世界を描いた作品、小説版とは別物
・2005~06年 劇場用アニメ『機動戦士Ζガンダム A New Translation』
…総集編+新規カットの劇場版だけど、監督なりの『新訳』と言える作品
・2009年 イベント公開用アニメ『リング・オブ・ガンダム』
…ガンダム30周年で作られた、数分の短編アニメ
・2014~15年 テレビアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』
…宇宙世紀の1000年以上後の世界で、宇宙を舞台にした少年少女のロードムービー
・2019~22年 劇場用アニメ『劇場版Gのレコンギスタ』五部作
…詰め込み過ぎて難解になってしまったテレビ版の再編集・新訳
赤字の作品は、今日レビューする『ガンダムZZ』と、それに連なる前々作『ガンダム』と前作『Zガンダム』です。
1979年の『ガンダム』は放送終了後の「再放送」と「プラモデル」と「総集編映画」で社会現象クラスの作品となり、1985年には待望の続編『Zガンダム』が作られます。
『Zガンダム』の舞台は「ガンダムの7年後」で、主人公は交替していますが、『ガンダム』に登場したキャラクター達のその後が描かれることとなります。そのせいで「主人公クラスのキャラ」が4人もいて、主題がボヤケてしまった……というのが私の評価でした。
(関連記事:『Zガンダム』のカツは何のために存在していたのか)
その『Zガンダム』の続編は、実は『Zガンダム』放送開始前から構想があったという話で……その時点で「Zガンダムの物語が悲劇的な最期を遂げる」ことと、「その物語を引き継ぐ3作目のガンダムを作る」方針が考えられていたそうです。
そして、無事に『Zガンダム』放送中に続編の制作が決まり、『Zガンダム』最終話の翌週にはもう『ガンダムZZ』の第1話が放送されました(第1話は総集編みたいなものですが)。
<画像はテレビアニメ『機動戦士ガンダムZZ』第2話より引用>
物語は、『Zガンダム』の最終決戦をなんとか生き延びたアーガマが修理のためにコロニー「シャングリラ」を訪れるところから始まります。

<画像はテレビアニメ『機動戦士ガンダムZZ』第2話より引用>
主人公は、この「シャングリラ」に住むこども達です(年齢的には中学生くらい)。
彼らが最初にやろうとしたことは、アーガマからZガンダムを盗んで売り払うことでした。戦争を知らない彼らには、前作主役機であるZガンダムも「金になるもの」としか見えなかったんですね。
彼らを主人公にするために総取替が必要だったからか、『Zガンダム』ラスト2話は味方であってもネームドキャラはほぼ「死ぬ」か「戦闘不能」になるという壮絶な展開になっていました。
それなのに、その次の『ガンダムZZ』序盤は「戦争を知らないこども達が好き勝手にやる」コミカルな作風になっていたことで、『Zガンダム』が好きな人達からは評判が悪く。それでいて『ガンダムZZ』も中盤以降シリアスになっていくので、「コミカル路線が受けなかったから方針転換したんだ」みたいに言われがちなのですが……
私は今回、ン十年ぶりくらいに『ガンダムZZ』を観返して初めて気付きました。
『ガンダムZZ』って、思いっきり『ザブングル』なんですよ。
・1979~80年 テレビアニメ『機動戦士ガンダム』
…ロボットアニメで「人間同士の戦争」を描き、社会現象になった
・1980~81年 テレビアニメ『伝説巨神イデオン』
…とてつもないスケールのロボットアニメ。打ち切りなので突然終わる
・1981~82年 劇場用アニメ『機動戦士ガンダム』三部作
…基本的には総集編だけど、『III』は特に新規カットが多い
・1982~83年 テレビアニメ『戦闘メカ ザブングル』 ←コレね
…今で言うポストアポカリプスのロボットアニメ。『未来少年コナン』っぽい
…ロボットアニメで「人間同士の戦争」を描き、社会現象になった
・1980~81年 テレビアニメ『伝説巨神イデオン』
…とてつもないスケールのロボットアニメ。打ち切りなので突然終わる
・1981~82年 劇場用アニメ『機動戦士ガンダム』三部作
…基本的には総集編だけど、『III』は特に新規カットが多い
・1982~83年 テレビアニメ『戦闘メカ ザブングル』 ←コレね
…今で言うポストアポカリプスのロボットアニメ。『未来少年コナン』っぽい
・1982年 劇場用アニメ『伝説巨神イデオン』二部作
…前編は総集編、後編は打ち切りになった後を描く「真の完結編」。これも壮絶
・1983~84年 テレビアニメ『聖戦士ダンバイン』
…異世界召喚から始まるファンタジー世界を舞台にしたロボットアニメ、革新的すぎる
・1983年 劇場用アニメ『ザブングル グラフィティ』
…総集編+新規カットだけど、尺が短くて入りきらないのでメタ要素を入れている
・1984~85年 テレビアニメ『重戦機エルガイム』
…新人:永野護さんをキャラ&メカ両方のデザインに抜擢したロボットアニメ
・1985~86年 テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』
…『ガンダム』の7年後を舞台にした新作。政治や経済の要素を取り込んだ
・1986~87年 『機動戦士ガンダムΖΖ』
…『Z』の最終決戦直後から始まる新作。こども向けの分かりやすい作風に
…前編は総集編、後編は打ち切りになった後を描く「真の完結編」。これも壮絶
・1983~84年 テレビアニメ『聖戦士ダンバイン』
…異世界召喚から始まるファンタジー世界を舞台にしたロボットアニメ、革新的すぎる
・1983年 劇場用アニメ『ザブングル グラフィティ』
…総集編+新規カットだけど、尺が短くて入りきらないのでメタ要素を入れている
・1984~85年 テレビアニメ『重戦機エルガイム』
…新人:永野護さんをキャラ&メカ両方のデザインに抜擢したロボットアニメ
・1985~86年 テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』
…『ガンダム』の7年後を舞台にした新作。政治や経済の要素を取り込んだ
・1986~87年 『機動戦士ガンダムΖΖ』
…『Z』の最終決戦直後から始まる新作。こども向けの分かりやすい作風に
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が発売になった際、「やれ、ここは他の○○ってオープンワールドゲーに影響を受けている」だの「この部分は××に似ている」だの他作品と比較した論評を見かけたのですが……
誰も前作『スカイウォードソード』との比較を語っていなかったので、私は絶望してしまいました。どう考えても、その作品に最も影響を与えた作品は「同じチームの前作」だろうに、それすら分からずに重箱の隅を突くみたいに「ここは○○に似てる」「こっちは××に似てる」とか素っ頓狂なこと言ってるヤツばっかでさぁ!
同じように、『Zガンダム』と『ガンダムZZ』にも、実はその直前に富野監督のチームが作っていたロボットアニメの影響が色濃く残っているんですね。
『Zガンダム』は、言ってしまえば「ガンダム世界で描くダンバイン」なんですよ。戦争が起こる原因となる「政治と経済」を描写して、主人公は体制側から反体制側へと移り、その際に主人公機を強奪してくる―――というのもいっしょ。強化人間の暴走は、まんまオーラ力の暴走でしたしね。
そして、『ガンダムZZ』は「ガンダム世界で描くザブングル」なんです。
キャラ配置からして、ほぼいっしょですし。
・ジロン・アモス→ ジュドー
…目的に向かって突っ走る直情型主人公で、何故かすごくモテる
・ラグ・ウラロ→ エル
…ジロンのことが好きな男勝りな少女。女だけど最前線で戦う
・ブルメ→ ビーチャ
…ラグのことが好きな少年。ジロンばっかりチヤホヤされてるから艦を降りたこともある
・ダイク→ イーノ
…背が高くて優しいが、自己主張をしないのであまり目立たない
・エルチ・カーゴ→ ルー
…ジロンを取り合ってラグとケンカするWヒロイン。いいとこのお嬢様のようでポンコツ
・チル→ プル
…幼すぎて恋愛対象として見られてないが、ジロンを慕ってコックピットに共に乗り込む
・キッド・ホーラ→ マシュマー(からグレミーにシフトする)
…序盤から突っかかって何度も戦うライバルポジション。エルチのことが好き
・ゲラバ・ゲラバ→ ゴットン
…キッド・ホーラの片腕として、ギャグ要員から潜入までこなす
・ティンプ・シャローン→ ヤザン?
…ニヒルを気取る強キャラっぽい雰囲気を出しながら、結構ズッコケキャラ
モンドは??
モンドのポジションだけ『ザブングル』にはいないというか……『ザブングル』でブルメが1人で艦を降りたのが可哀想だったから、『ガンダムZZ』ではビーチャとモンドが仲良く2人で艦を降りたのかも知れない。
ストーリー展開にも似た部分があって……
どちらも中盤に「味方側のメインキャラが、敵サイドに捕らえられて帰ってこない」という展開があります。富野監督は「同じ素材を何度も使う」「でも、毎回調理方法は変える」作風なので、「敵サイドに捕まる」ところまではいっしょなのだけどそれ以降の展開はまるでちがいます。
というか、多分……『ザブングル』を観ている視聴者なら「うわー、マジでまたあんな展開になっちゃうのー」って思わされたところ、「全然ちがうやーーーん」ってズッコケさせたかったのかなぁと。
そして、「敵サイドに捕まったキャラを助ける」ために世界中を冒険して、そして現地の人々と交流して、主人公達が「世界の真相」を知っていく―――というストーリーの流れもほぼいっしょなんです。
『ザブングル』の場合はそれが、「この世界は何なのか」「自分達は何者なのか」という世界の成り立ちを知っていく話で……主人公達がそんなことを考えもしなかった序盤はお気楽でコミカルな話なのだけど、主人公達が世界を知り、世界の命運を賭けた戦いを自覚する頃にはシリアスになっていったんですね。
それは、『ガンダムZZ』もいっしょなんです。
『ガンダムZZ』とは、「シャングリラ」という戦争とは縁遠いコロニーで生まれ育った少年少女達が、「シャングリラ」→「ムーンムーン」→「アクシズ」→「月」→「アフリカ」→「アイルランド」→「サイド3」と様々な場所を冒険して、「世界」を知っていく物語なんです。
<画像はテレビアニメ『機動戦士ガンダムZZ』第14話より引用>
そのため、『ガンダムZZ』は各地で「現地の人々」と交流する姿が描かれます。
『ガンダム』や『Zガンダム』も世界を「移動」はするのだけど、ずっと敵に追われて戦いながら「移動」しているだけなので……「現地の人々」と交流して、この世界がどうなっているのかみたいなのはあまり描写されませんでした。
『ガンダム』だと「ククルス・ドアンの島」と「ベルファスト」、あと「サイド6」くらい? 『Zガンダム』だと「香港」くらいかなぁ。
私が『ガンダムZZ』を好きな理由はここで、主人公達の冒険を描くことで、「世界」と「文化」も描いているからなんですね。

<画像はテレビアニメ『機動戦士ガンダムZZ』第31話より引用>
イスラム教徒の街で、街の人々が一斉に礼拝を始めて、プルが「みんな一体どうしちゃったの!?」って戸惑うところ好き。
宇宙世紀になっても私達の知っている宗教と習慣は受け継がれていて、(大して教養もなさそうなのに)ジュドーはそれを知っていたけど、地球圏から遠く離れたアステロイドベルトで育ったプルはそれを知らなかったという。

<画像はテレビアニメ『機動戦士ガンダムZZ』第25話より引用>
そして、ジュドー達は各地で「戦争が人々に与えたもの」を知っていきます。
戦争を知らずに暮らせていたムーンムーンの人々、戦争に利用されたセシリア、戦争を利用して生きようとしたタマン、アフリカには「初代ガンダムの時代」から残っているジオン兵や、そうしたジオン兵に残されたものを大事にしているマサイもいたし、ダブリンには戦争を他人事のように思っている連邦軍のお偉方がいて、コア3には戦争の余波で父と引き裂かれたルチーナがいて……
それらの多くは「1話完結の話」であって、大筋の話とは関係なさそうに見えるかも知れないのだけど……戦争とは縁遠い「シャングリラ」しか知らなかったジュドー達が、「戦争」によって人々がどんな目に合っているのかを知っていくためには全部大切な話なんですね。
だから、『ガンダムZZ』が「序盤はコミカル」「中盤からシリアスになる」のは、方針転換でも路線がブレているワケでもないと私は思っています。
ジュドー達が「戦争」が何なのかを分かっていなかった序盤はギャグアニメのような作風で、ジュドーやビーチャも好き放題やっているのだけど。「戦争」が何なのかを肌で理解してきた中盤以降は、マジメに、この世界のために戦うようになっていくんですね。
その「意識の変化」を描くために、作品全体の空気も変わっているのだろうと思います。何故なら『ザブングル』で1回やっていることですからね。流石に、意図的にそうしているんじゃないかと思います。
◇ シリーズ性:原点回帰で、初代の「連邦vs.ジオン」の構図に戻る
個人的には、それが悪かったとは思っていないのですが……
前作『Zガンダム』は、前々作『ガンダム』で勝利した連邦サイドが「ティターンズ」と「エゥーゴ」に分かれて戦うという内ゲバの話でした。
そして、「ティターンズ」はどちらかというと前作の味方側の地球サイド、「エゥーゴ」はどちらかというと前作の敵側の宇宙サイドで、『Zガンダム』は宇宙サイドの「エゥーゴ」を主人公とする話でした。だから、前作で敵キャラだったシャアが味方キャラになっているという。
なのに、ティターンズのモビルスーツに「どう見てもザク」なハイザックがあったりして……とっても分かりづらい! オマエは「宇宙サイド」の象徴だろうが!
そういう反省があったからなのか、『ガンダムZZ』はとにかく「分かりやすい構図にする」ことを狙っていたんだろうと思います。
主人公達には、新主人公機のZZガンダム以外は「前作からの続投モビルスーツ」しか与えられず……結果的に、ZZガンダム、Zガンダム、ガンダムMk-II、百式という「ガンダムチーム」が結成され。
逆に、敵の機体にはザクやドムやゲルググといった初代『ガンダム』で敵だったモビルスーツの流れを汲む機体が多数登場するなど、「ガンダムvs.ジオン」という分かりやすい構図になりました。
「アクシズ」という小惑星の名称をそのまま使っていた組織も「ネオジオン」に名前を改めますしね。

<画像はテレビアニメ『機動戦士ガンダムZZ』第22話より引用>
どう見ても「ドムのパワーアップ版」なドライセン。

<画像はテレビアニメ『機動戦士ガンダムZZ』第40話より引用>
敵が「ネオジオン」だからというワケではないのですが、1話完結の話には初代『ガンダム』の頃の懐かしモビルスーツ達もちょくちょく出てきます。
こちらは置いてあったズゴックに乗り込んだジュドーが、旧ザクにショルダータックルを喰らう場面です。「素人め!間合いが遠いわ!」
初代『ガンダム』が1979~80年で、その後にガンプラブームがあって、『Zガンダムが』1985~86年、『ガンダムZZ』が1986~87年ですから……『ガンダムZZ』の時点で初代『ガンダム』は6~7年前の作品です。初代のモビルスーツは「あの懐かしの○○が出てきた!」というレトロな扱いだったんでしょうね。
今でこそ初代『ガンダム』なんていろんなサブスクで観られますが、当時はテレビ版のレンタルビデオもなかったし、そもそもビデオデッキがどの家庭にもあるワケでもなかった時代です。
初代『ガンダム』の頃は物心がついていなくて、『Zガンダム』『ガンダムZZ』で初めて「ガンダム」を観たって年代のこどももいたワケで……そういうこども達にも「これがザクなんだ」「これがズゴックなんだ」と知らしめる意味もあったのかなと思います。
『ガンダム』のメイン商品は、そういう一つ一つのメカのプラモデルですし。
この年の11月に『ガチャポン戦士』初代が発売になるなど、そういう一つ一つのモビルスーツを操作するゲームが出てくる時期ですからね。
さて、その一方で……
これを期待して観ちゃう人もいるのは良くないと思うので書いちゃいますが。
『ガンダムZZ』には、初代『ガンダム』の主人公:アムロも、『Zガンダム』で味方になっていたシャアも、2人とも登場しません。シャアは第1話の総集編にナレーションで登場するし、前期オープニングにも思いっきり描かれているのに、本編には登場しません。
どうやら初期プロットではシャアも、アムロも、ベルトーチカ・イルマも登場する予定だったらしいのですが……途中で劇場版アニメ『逆襲のシャア』にあたる企画が持ち上がったことで、「アムロとシャアの話は映画でやればイイ」と『ガンダムZZ』では一切描かれなくなったそうです。
その結果、グレミー・トトが「本来シャアがやるはずだった役割」を担うことになって、序盤のギャグキャラから一変して中盤以降はシリアスな立ち回りをすることになったのかなと思います。
「血」にこだわるグレミーと、「血」に縛られるシャアは抱えているものが近いですし、それを打破しようとするジュドーの物語と両方とも対比されていると思いますしね。
もし最初のプロット通りに『ガンダムZZ』にシャアが登場した場合、グレミーやプルがどうなっていたのかは気になるところですが……
結果的に、私は「アムロもシャアも出てこない」ことは『ガンダムZZ』にとってプラスになったと思っています。
というのも、アムロもシャアも存在感が強すぎてしまうので、サブキャラに置いておきたくても『Zガンダム』では本来の主役であったはずのカミーユやカツを食ってしまったからです。
アムロもシャアも登場しないことで、ジュドー達「シャングリラのこども達」が世界を知っていく物語はブレずに済んだし、前作主人公のカミーユの使い方も「出しゃばりすぎない」「でも、特別な存在」としてジュドー達を助ける役回りで上手かったと思います。
世の中には、「アムロもシャアも出てこないからZZは飛ばしてイイ」なんて言う人もいるのですが……1986年の時点で「アムロやシャアに頼らずともガンダムの物語は紡げるんだ」と描いた『ガンダムZZ』があったから、今日までガンダムシリーズが続いているんじゃないかと思っています。
◇ 特異性:「もしララァが仲間になっていたら」のifを描く、エルピー・プル
さて、『ガンダムZZ』についての話を書くのなら……彼女を語らないとなりません。

<画像はテレビアニメ『機動戦士ガンダムZZ』第18話より引用>
エルピー・プル。
中盤にネオジオンのパイロットとして登場する少女で、敵ながらジュドーを慕う愛らしさや、こどもらしい我がままっぷり、そして彼女が背負う過酷な運命に今も高い人気を誇るキャラクターです。
この話……度々書いたり喋ったりしているので、ここにも記しておきますが。
私が人生で初めて好きになった「女性キャラクター」が、このエルピー・プルでした。
「えー、やまなしさん。筋金入りのロリコンじゃないですか」と思われるかも知れませんが、当時の私は恐らく小学1年生で『ZZ』の再放送を観ていたので。私にとってプルは「年上のキャラ」です。私は「年上のお姉さん」としてプルが好きだったんです!
……という冗談はさておき。
当時小学1年生だった私には『ZZ』のストーリーなんかちっとも理解できていなかったのですが(そもそも毎話欠かさず観れていたワケじゃないし)、ジュドーとリィナとプルだけは覚えていて。
プルがリィナと仲良く出来ないから、事態がどんどん悪化していくことが……私の人格形成に大きく影響を与えたみたいなんですね。
「女のコ」と「女のコ」は仲良くしてくれない(特に男がはさまった場合は)、もっと「女のコ」と「女のコ」で仲良くしてほしい、そうすれば誰も悲しまずに済むのに―――
と考えた結果、私の中での「女のコ同士の仲良し」は幻想のようなものになって、リアルでもフィクションでも「仲の良い女のコ同士」を見るととても貴重なものを拝めたとほっこりするようになったのです。
つまり、
私の百合好きの原点は「プル×リィナ」なんです!
おのれ、富野監督め!
小学1年生の俺の性癖を歪めやがって!(言いがかりにも程がある)
なので、「やまなしさんって百合好きですよねー」と言われると「そ、そうなのかな……」と自信がなくなるのは、私にとっての百合は「叶わない幻想」であって、「今イチャイチャしてくれていないこのコ達にイチャイチャしてほしい」という願望であって、現在イチャイチャしている人を見たいワケではないのかも……と思うんですね。
そういう出自の「ヘキ」だから……
百合作品よりも、そうでない作品に百合要素を見出しがちだし。
シンプルに両想いでイチャイチャしている2人よりも、「緊張感のある関係」の方がグッときますからね。『MyGO!!!!!』の「愛音×そよ」もそうだし、『学マス』の花海姉妹もそうだし。
あれ……『ZZ』のレビューのはずが、全然関係ないカミングアウトの記事になってる。それくらい、私にとってエルピー・プルは「良くも悪くも、今の私を形作ったキャラクター」の1人だったんですね。
なので、なかなか「客観視」のできない存在だったのですが……
Discordで開いていた同時視聴会で、『ガンダム』→『Zガンダム』→『ガンダムZZ』と観てきてようやく初めて分かったことがありました。

<画像はテレビアニメ『機動戦士ガンダムZZ』第24話より引用>
プルって、ガンダム史上初めて「敵だったけど心を通わせたことで味方になってくれた」ヒロインだったんです。
初代『ガンダム』のララァ・スンは「出会うのが遅すぎて」仲間にはならなかった。
『Zガンダム』のフォウは、カミーユのためにその身を犠牲にしてしまうし。サラはララァの焼き直しのような形で、結局死ぬまで分かりあえることが出来ませんでした。
Q.え? エマさんは??
A.あの人は別に、カミーユと心を通わせて仲間になったワケじゃないし……
ガンダムではないロボットアニメでは「敵だったヒロインが仲間になる」作品はそれ以前からありました。ネタバレになるから具体名は出しませんが。
そもそも「敵が寝返る」のは『三国志』の頃からある展開ですし、『将棋』がそうですもんね。だから、敵キャラが寝返ってくる展開の原点とかは考えても意味はないのですが……
富野監督の作品には、「人と人とは分かり合えない」「分かり合ったとしてももう取返しがつかない」悲哀と……その先にある希望を描く作品が多かったんですね。
宇宙人が攻めてきて地球がボロボロにされても、主人公達を迫害する地球人を描いていた『ザンボット3』や。巨大すぎる力があるからこそ奪いあわずにはいられなかった『イデオン』などなど……
だから、アムロに惹かれたとしてもララァはシャアを裏切りはできなかったし、カミーユのことが好きだったとしてもフォウはエゥーゴには来られなかった。

<画像はテレビアニメ『機動戦士ガンダムZZ』第32話より引用>
でも、プルは仲間になります。
流石にモビルスーツのパイロットをやらせたりはしなかったけど、ジュドーといっしょにコックピットに潜り込んでサポートしてくれます。
こういう「小さな女のコが主人公といっしょのコクピットに乗り込む」のは、絵が華やかになるし、主人公と喋り相手になってくれるため、『ザブングル』のチル、『ダンバイン』のチャム、『エルガイム』のリリス……と、この時期の富野作品には高確率でこのポジションのキャラがいるのですが。
プルはジュドー達よりも高いニュータイプ能力をもっているため、ところどころでジュドーを助けてくれるし、いなくなったルーを探すのにプルの能力に頼った回もありました。
これは、実現しなかった「もしララァが仲間になったのなら」のifの展開だったんだと、今回『ガンダム』→『Zガンダム』→『ガンダムZZ』と観てきた私は思いました。
ララァが「アムロより先にシャアに出会ったから」とシャアを裏切れなかったのに対して、プルは小さなこどもだから「グレミーよりジュドーの方が好きだから、裏切っちゃえ」で味方になれるという。
こども、便利!
理に適っていない行動も、「こどもだから」で済ませられる!
実際、このくらいの時代から「小さな女のコに秘められた力がある」ってロリキャラがいろんな作品に出てきたと思うんですね。
『ガンダムZZ』は1986年ですが、1990年になると『ファイアーエムブレム』がチキを出してくるし。1996年になると『サクラ大戦』のアイリスがいて、もうその頃には珍しくなかった気がしますね。
もっと遡ると『Dr.スランプ』のアラレちゃんとか、『鉄腕アトム』のウランちゃんとかに行くのかも知れないけど……ロボットはちょっと例外か? この手の原点をたどると手塚治虫作品になるというのはよくある話ですが。
ということで、可愛くて、主人公のことが大好きで、しかも特別な力がある!
割と『ガンダムZZ』は「ハーレムアニメの先駆け」 だと私は思っていて、実妹、幼馴染、年上の相棒、おっぱいオバケ、メガネ、妹を名乗るロリっこ、ラスボス格のお姉さん……と様々なタイプのヒロインが登場して。ミリィとエマリーさんはそうでもないけど、その他の女性キャラはみんなジュドーのことが大好きですもんね。
そういう意味でも、『ガンダムZZ』は時代を先取りした作品だったと思います。
◇ 総括

<画像はテレビアニメ『機動戦士ガンダムZZ』第17話より引用>
「ガンダムの続編」という呪縛で、描きたいものが渋滞してしまった『Zガンダム』から一転。「この作品単体で楽しめるもの」と、主人公周りの設定をシンプルにして、そうしたしがらみを持たない主人公達が「世界を知る」物語になっていました。
「アムロやシャアの物語の続き」を期待した人は肩透かしだったかも知れませんが、『ガンダム』や『Zガンダム』で起こった戦争で世界はどう変わったのかを描いているという点では紛れもなくそれらの続編でしたし。『ガンダム』にも『Zガンダム』にもない魅力を持った作品になっていたと思います。
そう言えば、富野監督の現状最新作『Gのレコンギスタ』ってかなり『ガンダムZZ』なんですよね……
明るい主人公と、Wヒロインがいて、マスコットみたいな女のコ(実は強い)もいて、世界を知っていく旅を描く作品―――敵周りのキャラ配置は大きくちがいますが、『ZZ』と『Gレコ』のラストは対比になっているという気もします。
なので、富野監督としても、『ZZ』のノリは気に入っていたんじゃないかなーと思うんですね(『Z』や『V』のように言及されることもないし)。
固定観念に囚われずに、もっともっと評価されるべき作品だし、もっともっとみんなに観て欲しい作品です。そして、みんなも『ZZ』で百合に目覚めましょう!(再現性がなさすぎる)



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