
※ この記事は2011年に旧ブログに書かれた12コの記事から、漫画・アニメ・ゲームに関する話題をピックアップして2025年に移行した記事です
私は近年、「近況報告」という名前の記事で「その期間に遊んでいたゲーム」の軽い感想なんかを書いています。
あまりハマれなかったり、例えば格闘ゲームやレースゲームみたいにそのゲームの本質が深すぎて自分に把握できなかったりして、レビュー記事を書けそうにないゲームがたくさんあるのですが……「近況報告」の記事にはそういうゲームでも率直な感想を書き残していて、それが「ゲームを遊んだ記録」になっているんですね。
なので、近況報告の記事もなるべく新ブログに移行したいなと思いつつ……「近況報告」という名前になったのは2023年と比較的最近で、それ以前は「活動報告」、更にそれ以前は「○月のまとめ」だったみたい。
その「○月のまとめ」は、漫画制作の進捗報告や1ヶ月のブログ記事でアクセス数が高かったものなんかを報告していたのですが……その部分は正直移行しても仕方ないと思ったので。
「漫画(を読む方)」「アニメ」「ゲーム」の話題だけピックアップして、1年分まとめて1つの記事にすることにしました。それだけで、この年コイツは何のアニメを観ていたのかみたいな記録になるだろうと思うんですね。
・1月:『禁書II』『まどマギ』『放浪息子』
・2~3月:『禁書II』『まどマギ』『放浪息子』最終話
〇 春アニメ視聴予定ラインナップ
・4月:『花咲くいろは』『あの花』『シュタインズ・ゲート』
・5月:『花咲くいろは』『あの花』『シュタインズ・ゲート』
・6月:『花咲くいろは』『あの花』『シュタインズ・ゲート』
〇 夏アニメ視聴予定ラインナップ
・7月:夏アニメは全脱落
・9月:『花咲くいろは』『シュタゲ』『タイガー&バニー』
〇 秋アニメ視聴予定ラインナップ
・10月:『たまゆら』『Fate/Zero』『ちはやふる』『ガンダムAGE』『ギルティクラウン』
・11月:『ギルティクラウン』『ちはやふる』『Fate/Zero』『たまゆら』
・12月:『ちはやふる』『たまゆら』『Fate/Zero』
〇 冬アニメ視聴予定ラインナップ
【ゲーム】
・1月:『ペンギン生活』→『FF5』、3DS発売前夜
・2~3月:『マックスウェルの不思議なノート』『マッドセクタ』『Dr.マリオ&細菌撲滅』、3DS試遊してきた話
・4月:『斬撃のレギンレイヴ』『Dr.マリオ&細菌撲滅』『セパスチャンネル』、Wiiの後継機発表
・5月:『マリオ64』『428』
◇ 「今後やりたいゲーム」のリスト
・6月:『スカイジャンパー ソル』『ルーンファクトリー3』
・7月:『ルーンファクトリー3』、3DS値下げ発表
・8月:『レギンレイヴ』、3DS購入、『ピクロスe』『3DSサウンド』『DS文学全集』『顔シューティング』『インターネットブラウザー』
・9月:『クリエイトーイ』『インターネットブラウザー』『3DSカメラ』『3DSサウンド』『中辛!大籠城』『ドラクエ1』、3DS購入から1ヶ月
・10月:『ドラクエ1・2・3』『ゴーバケーション』『ミクロの生命体』
・11月:『マリオ 3Dランド』『ミクロの生命体』『洞窟物語』
・12月:『いつの間に交換日記』『熱血硬派くにおくんすぺしゃる』
・まとめ:2011年に遊んだゲーム「好きな順」「面白かった順」「素晴らしかった順」TOP3
【自分】
・1月:サッカーアジアカップ優勝に歓喜
・4月:ライオンズが弱くて文句を言っている
・6月:サッカーのロンドン五輪アジア予選に向けて
・7月:女子サッカーW杯に感動、節電
・8月:サッカーのアジア予選に向けて、節電
・10月:「ザ・インタビューズ」について
・11月:サッカーのアジア予選が一段落
【アニメ】
<2011年1月>
・今季アニメは『禁書II』『まどか☆マギカ』『放浪息子』の3本でいきます
ということで、『禁書II』最終回でした。アニメ単体だと評価の難しい作品でしたね。
まず、自分の『禁書』アニメ1期の評価は「せっかくキャラが出揃ってこれから面白くなりそうだったのにココで終わりなのか!」ってカンジでした。
だから、2期のアニメは「キャラも出揃っているんだしすっげー面白くなるんだろうな!」と期待しまくりんぐだったのですが。
まさか、あそこから更にどんどんキャラが増えていくとは………(笑)
1クール目はハッキリ言って苦行レベル。
特に大覇星祭編はテンポ悪いし、キャラが多くて焦点がブレているし、説明的で緊張感がないから盛り上がらないし……最後のオチは嫌いじゃなかったですけど、そこまでのダラケた展開は厳しかったです。2クール目は観るのをやめようか真剣に悩んだレベルでした。
が、今度こそキャラが出揃った2クール目は神がかり的な面白さでした。どうしてこれを最初からやれんのやーと言いたくなるほどに。
イタリア編も面白かったのですが。やっぱり当麻とアクセラレータがW主人公として交差しながら展開していく、ヴェント戦・木原戦は素晴らしかったですね。
ようやく本格的に「科学と魔術が交差する展開」になりましたし、学園都市中を巻き込んだ危機に物凄い緊張感がありましたし。
あとまー何と言っても、1期で敵同士として戦った当麻とアクセラレータの電話シーンがね……そりゃグッと来ましたよ。
当麻とインデックスのために足止めとして美琴が協力するところも良かった。カッコ良かった。やっぱ美琴は俺達のお姉様だぜ!!
作品全体のクライマックスが22話で、これから大きなことが起こりそうだって話はブン投げて、やけに小規模な戦いで23~24話を終わらせたというのは賛否両論あるかも知れませんが。
自分はコレこそが『禁書』アニメなんじゃないかなぁと思いました。
学園都市を崩壊させかけたヴェント戦ではなく、その辺にいるチンピラレベルのスキルアウトとの一戦で幕を閉じる――――
「能力の強さなんて関係なく、その人の意志こそが大事」
『禁書』も『超電磁砲』もそういう物語でしたし、当麻もアクセラレータも佐天さんもそうやって戦ってきました。
それをしっかり描いて終わるためには、敢えてしょぼい一戦で幕を閉じる必要があったんですよ。『超電磁砲』の時は「結局は美琴頼みじゃん」という批判もあったっけ。
まー、当麻の場合、超能力者や魔術師よりも、イマジンブレイカーが使えない銃の方が怖いんですけどね(笑)。
ということで、1クール目の負債を一気に返済するくらい2クール目は堪能させてもらいましたが……果たして3期はやるのかね。
『禁書』単体のDVD&ブルーレイ売上げだと結構微妙なところですよね。深夜アニメって2期をやる作品は多いですけど、3期やる作品は超少数ですもの。
『超電磁砲』の方が人気も売上げも段違いで高いんですけど、こっちは原作ストックがそんなにないそうなので頻繁にアニメ化は出来ないでしょうし。これからの商品展開は難しいところかも……
個人的には『禁書』も2期で、『超電磁砲』も1期でキレイにまとまっているとは思いますし。物凄く続きが観たいというワケでもないかも……いや、1期のスタッフが集結するなら『超電磁砲』2期はやっぱり観たいですけど。
この作品に限らず、2011年1~3月の深夜アニメは全て『魔法少女まどか☆マギカ』に話題を独占されてしまって……この作品もあまり話題には上がらず自分もあまり感想を書いていなかったのですが、
非常に完成度の高い傑作だったと思います!
個人的には『青い花』以上に好きだったかな。
志村先生の作品は『青い花』もそうだったんですが、「主人公以外のキャラクターも“生きている”ことが実感される」という特徴があると思います。
「サブキャラクターが個性的」というイミではなくて、本筋には関係のないようなサブキャラクターの話もしっかり描いているということです。それはある考えで言えば「余計な描写」ととられがちで、多くの作品では削られるかも知れないんですけど……
この『放浪息子』はそれが非常に意味を持っていた作品だったと思います。
中盤にマコちゃんが「世界は二鳥を中心に回っているんじゃないんだよ!」と言うシーンがあったと思うんですけど、あれはまさにこの作品を象徴する言葉でした。
序盤、高槻さんと千葉さんの間で佐々さんが板ばさみになるところとか。
中盤、二鳥くんと自分を比べて悩んでしまったマコちゃんとか。
終盤、高槻さんと千葉さんの和解とか。
「二鳥くんの知らないところで進行する話」がしっかりと描かれていて、それがこの作品世界に深みを増しているところが自分はとても好きでした。しっかり青春群像劇になっていたな、と。
で、その締めくくりが最終回の千葉さんと高槻さんの会話でした。
「私、二鳥くんは特別なの男の子だと思っていた」「でも、二鳥くんは普通の男の子だった」。
アニメ最終回を観てからWikipediaを見て知ったんですけど、原作漫画版は小学生編から描いているんですってね。アニメではそれをすっ飛ばして中学生編から始まっている。
尺の都合もあったんでしょうけど、自分はこれは「アニメ化で描きたいものを浮き立たせた」と思っています。結果として大正解だと。
中学1~2年って、「自分が固められる時期」だと思うんです。
小学生の頃は自分は何にでもなれると思えていた。
でも、中学入学と同時に「男子の制服」「女子の制服」に分けられる、部活に入れられて「○○部の誰々」という認識がされる、成績で進路が決められていく。
「特別な自分」がどんどん「全員の中の一人」になっていくのを認識していく時期だと思うんです。
二鳥くんは序盤で他の男子を「臭い」と表現していたんですが、最終回で背が伸びて声変わりして「男子」になることも受け入れました。千葉さんもそんな二鳥くんを受け入れました。
高槻さんはそんな二鳥くんを「特別だ」と言い、みんなが「特別だ」と言いました。
この描写が『放浪息子』アニメの全てを説明していると思うんです。
自分が普通の人間だと受け入れつつ、でもやっぱり一人一人は「特別だ」と思う話。
そうそう。
中盤の二鳥くんは彼女も出来て、友達も多くて、演劇部にも誘われて……と、スーパーリア充を満喫していたのですが。終盤、セーラー服で登校したことによって、全てを失ってしまったのは壮絶でした。
残酷だったかも知れないけど、桃ちゃんの「私この人の近くにいたくない。変だと思われる」は大事なセリフ。あのセリフがあるかないかで全然違うのですよ。
だからこそ、優しくしてくれる人の行動がグッと来るというか。お姉ちゃんが何気に安那ちゃんに「修を励ましてくれ」と言っていたとか、キュンキュンしてしまったよ。
そういうことで、原作未完の作品のアニメ化としては100点満点な内容だったんじゃないかなと思います。原作ファンからすると、削られた部分の多さに文句もあるかも知れないんですけど……アニメはアニメとしてよくまとまっていたんじゃないかな。
それにしても、原作には小学生編があったのか……どうりで。
アニメだけだと「どういうこと?」ってシーンが多かったですもんね。
佐々ちゃんが「高槻くん」と呼んでいるとことか、瀬谷と修の関係とか、千葉さんの教会通いとか。
ただ、結果としてそれが作品世界に深みを増していたのも確かなんで。まーとにかく面白かったですし、時間を見つけて原作も読んでみようと思います。
なるほど、これは『ターンエーガンダム』だったのか!
『ターンエーガンダム』は「全てのガンダム作品の未来の話」だったけど、『魔法少女まどか☆マギカ』は「全ての魔女アニメの過去の話」だったということですね。呪いを孕んだ魔法少女というシステムを、まどかが破壊するまでの物語だった、と。
「逆転満塁ホームランでハッピーエンドになる」とは11話の時点で確信していましたが、まさかこれまでの魔法少女どころか歴史上の人物達までまとめて救って終わるとは。
でも、そこにちゃんと説得力を持たせるように積み上げてきたというのは流石ですし、
11話と12話(最終話)がセットで放送されたというのは「伝説を作る」一因になったのかも知れませんね。11話の時点でほとんどネタは割れちゃっていたワケで。
ということで、「まどかの物語」としては11話でほとんど完結していました。
まどかの願いは「希望の肯定」。
希望を持ったがために絶望を背負ってしまった幾多の魔法少女達の、「絶望」部分だけをまどかが背負って全肯定してあげようというものでした。11話を観ていないと「なんじゃそりゃーーーーー!!」な展開なんですけど、
この魔法少女→魔女化のシステムって、「絶望しなきゃイイ」ってだけなんですよね。
キュゥベエに騙されたからってワケではなく、ソウルジェムの仕組を全部納得した上で自分の意志で魔法少女になれば、「希望」が「絶望」に勝てる―――11話で「暁美ほむらは絶望した瞬間に魔女化する」のセリフでそれは示唆されていました。
裏返せば、「希望を失わなければ魔法少女は素晴らしい存在」なんじゃないかって。
「魔法少女」の存在がなければ「ほら穴で裸で暮らしていた」のセリフがあったから、魔法少女を全否定するワケにもいかないし、魔法少女に夢を見たまどかだからこそ魔法少女を否定したくなかった。
だから、「唐突」でも「御都合主義」でもないし、
まどかが魔法少女になれば「神にだってなれる」「宇宙の法則を変えられる」とキュゥベエが以前にしっかり言っていましたものね。本当に新世界の神になった時には驚きましたけど(笑)。
そして、すげーなぁと思ったのが「ほむらの救済」について。
まどかが自己満足してもほむらが「まどかを救えなかった」と思ったら彼女の物語としては意味がないので、どう落とし前を付けるんだろうと考えていたのですが……
11話でほむらは「繰り返せば繰り返すほど、貴女と私が過ごした時間はズレていく。気持ちもズレて、言葉も通じなくなっていく」と言っていました。実はこれこそが彼女の苦悩だったんですよね。
でも、それすらも救おうとするのが虚淵脚本。
新世界の神になって、「過去も未来も全ての魔法少女を絶望から救う」と願ったまどかは、ほむらが経験してきた全ての過去を知ることになります。その全てを知って受け入れたまどかの言葉で、ようやくほむらが救われる―――という。
最後のシーン。「まどかのためだけに戦ってきた」ほむらが、まどかのいない世界を守るために戦うのは、彼女もまたこの12話の間で成長した証なんだろうなって思います。
マミさんや杏子とも、(精神世界の中で?)再会。
さやかとも2人で恭介の演奏を聴くことに。
彼女らと交わせなかった「会話の続き」をして、ようやくまどかも救われます――
「さやかちゃんだけ死んじゃうのは救いがないんじゃない?」と最初は思ったんですけど。
これは“魔法少女になることを選んだこと”を否定させないって答えなんですよね。
まどかの力だったら、マミさんや杏子やほむらが魔法少女になる前に食い止めることだって出来たはずなんだけど。それをしちゃったら彼女らの生き方まで否定してしまう――――
これ、多分6話のママのセリフが絡んでいて。
「問題を解決するためには敢えて間違ったことをするのも大事」という言葉の通り、まどかは「間違った(と自分で思い込んでしまった)みんなの選択」も全肯定したんですよね。
さやかの行動は誰からも肯定されなかった、「バカなことをやった」と言われ続けた。
でも、まどか一人が「間違ってなかったんだよ」と言ってあげることで、さやかも救われたんですよ。
見事なエンディングでした。
最後ちょっと説明過多かもなぁと思ったのですが、きっちりと時間内に収めたのは流石だと思いました。
自分としては、まどかママの「まぁ、娘とかいたら付けさせたかも知れないねぇ…」のリボンのくだりがグッときました。当然、視聴者としてはあのリボンはママが選んだリボンだということを知っているので……ね。
着地点も「万人が納得いく形」だったと思いますし、ここから全ての魔法少女アニメが始まっているんだよ的な壮大な描き方もこの作品を締めくくるに相応しいラストでした。
何の因果か分かりませんけれど。
2011年の3月という戦後最悪の大災害が起こったこの時期に、「どんなに絶望的な事態になっても希望を失わないで!」「希望を持つことが間違っているなんてことはないから!」とメッセージをこめたこの作品が出てきていたことに驚きますし。
色んな意味で忘れられない作品になりましたし、何年経ってもこの作品のことは大災害とともに思い出されるんだろうなって思います。そういう意味でも、やっぱり全肯定して終わったというのは大きな意味を持っているんじゃないかって思いますよ。
楽しかったです。
この作品が放映されている間、凄く楽しかったですし、
放送休止が本当に残念だったし、しかしそこからの1ヶ月の「未完の時期」がまたこの作品への思いを育んでくれましたし。祭りのように盛り上がった最終回まで一挙放送も楽しかったです。幸せな時間でした。ありがとうございました。
6月が終わるということは、アニメの新番組が始まる時期だ!
ということで……mixiに書いた「夏アニメ視聴予定ラインナップ」を丸コピペします。今の内に「これは観ておいた方がイイっすよ!」というものがあったら教えてくださいな。とりあえず現時点での「第1話はチェックするつもり」ラインナップ。
○ 『THE iDOLM@STER(アイドルマスター)』(7/7木曜25:25~、TBS)
ま、これは外すワケにはいくまい。
原作はアーケードゲームから始まりXbox360、PSP、DSなどなどで展開した人気ゲームです。ソフトの総売り上げからするとそれほど大きなものでもなかったのですが、いわゆる有料ダウンロードコンテンツの火付け役として、“コアなファン”に超人気だったゲームですね。
その人気ゲームの初のアニメ化……というワケではないのがややこしい。
2007年に一度『アイドルマスター XENOGLOSSIA』というアニメがサンライズから作られているのです。ただ、原作がアイドル育成ゲームだったのに、アニメではロボットアニメというワケの分からない原作改変によりファンの間では黒歴史化されているという……
擁護をしておきますと……
このサンライズのチームというのは、当時『舞-HiME』『舞-乙HiME』を大ヒットさせていた古里Pのチームで。この『アイマス』のプロジェクトも、『舞-HiME』のように、「同一キャラクターで全く別の世界観の全く別のストーリーを描く」つもりだったそうな。
しかし、それならキャストとか設定とかを変えるのはどうなんだろうと思うんですけど……予想通りファンからはブーイングを受けて「なかったこと」扱いになって―――というところです。
自分も観ていなかったんですが、原作ファン以外からは「意外と面白くね?」という評判だったり。監督:長井龍雪、シリーズ構成:花田十輝という、今をときめく2人がメインスタッフだったり。「観ておけば良かったなぁ…」と後悔しているのですが……それはさておき。
後日サブスクで『アイドルマスター XENOGLOSSIA』も観ましたが、ほぼ『舞-乙HiME』と同じストーリーでビックリしました。「観なきゃ良かったなぁ…」と後悔しています。
そういう意味では、今作は真にファンが待ち望んだ“ちゃんとした”アニメ化ということですし、アニプレックスなのでそういう「商売ベタ」なことはしないと思います。ファンが喜んで、それでいてファンじゃない人も喜ぶアニメ化になると予想しています。
○ 『神様のメモ帳』(7/8金曜25:00~、東京MX)
原作は電撃文庫の小説、キャラクター原案はまたしても岸田メルさん!
シリーズ構成は『超電磁砲』の水上さんなので、8割くらいは脚本目当てでの視聴になります。『オカルト学院』もねぇ……アニプレックスじゃなければ……ごにょごにょごにょ。
原作は未読なんですが、今の自分はスケールの大きくない日常的なほっとする話を観たい気分なので、何となくこの作品に期待しております。
○ 『ゆるゆり』(7/4月曜26:00~、テレビ東京)
なんつータイトルだ(笑)。
原作はコミック百合姫の漫画だそうな。
タイトルのまんまなら「緩い百合アニメ」ってところなんでしょうし、『けいおん!』とか『Aチャンネル』とかのあのラインの作品ですかね。メインキャストは若手主体なのかな、「超A&G+」で聴く名前がかなり……
『シュタゲ』は話が重くなってきたし、『花咲くいろは』は意外に真剣な話になってきたので、頭からっぽにして観れるものが欲しいという気もしていて、こちらに期待。とりあえず1話目は観ます。
――――と、これをmixiに書いた2週間前よりかは確実にアニメ視聴熱は冷めているので。
第1話はとりあえず3本観ますけど、視聴継続させるのは1本……あるかないかってところだと思います。1つのネタバレで関係ない作品に対してもこんなに興味がなくなるとは自分でも思わんかった。
↓anime-7↓
あ、放送日、放送局は「僕が自分用にメモった」ものなので各自お住まいの地域にあわせて調べてくださいね。
毎年秋は激戦区なのだけど、今年は例年以上に殺人的なラインナップで嬉しい悲鳴です。この内「週3本」に絞りたいのだけど、現実的に出来るのかそんなこと。今からHDDレコーダーが「New」マークがついた番組で埋まる未来が予想できるぜ!
○ 『Fate/Zero』(10/1土曜 24:00~、東京MX)
今季の注目作品はこちらですかね。
PCゲームを起点にPS2やテレビアニメなどでも大ヒットした『Fate/stay night』のスピンオフ作品。原作は『まどか☆マギカ』の脚本でも注目を集めた虚淵玄さん。
自分は『Fate』シリーズはアニメ版の『/stay night』しか知らなくて、正直あの作品の印象は良くなかったので不安もあるのですが……話題作品ですし、チェックはしておこうと思います。
○ 『機動戦士ガンダムAGE』(10/9日曜 17:00~、TBS)
こちらも話題作か。
久々のガンダムシリーズ最新作のシリーズ構成を務めるのは、『レイトン教授』や『イナズマイレブン』などをヒットさせてきたゲーム会社レベルファイブの日野社長!な、なにを言っているのかワケ分からないだろうけどそういうことなのだ!
レベルファイブの商品は「どうしたらソフトが売れるのか」をよく考えてあって、『イナズマイレブン』なんかは漫画やアニメと同時進行するプロジェクトとして少年達の心をつかんでミリオンセラーまでのし上げた商品でした。日野社長はそういうのを全部取り仕切っていた人。
そうした手腕を買われての『ガンダム』起用だと思うのですが、こういう「売れるためには」を突き詰める姿勢はゲームヲタクからは反発を受けることもあって(ヲタクは「売れないけど良い作品」が好きですからね)。始まる前からアンチが暴れている状況ですが。
まー、『ガンダム』はいつもこうだという気がする。
僕は日野さん好きなんで、普通に期待していますよっと。
21世紀になってからの『ガンダム』は重厚な分だけ「重くて辛い」作品が続いているので、ここらで明るく前向きな『ガンダム』が観たいなーと、今の段階では希望を述べておきます。
問題は4クール作品ってことなんですよね……
モチベーションが保てるか……
○ 『ギルティクラウン』(10/13木曜 25:15~、フジテレビ)
アニプレックス率高いすなぁ……
10月からのノイタミナ枠。「好きなアニメ脚本家は誰?」とザ・インタビューされれば真っ先に自分が名を挙げるであろう、天才・吉野弘幸の最新作です。
オリジナルアニメなのでなるべく情報を入れずにまっさらな状態で楽しみたいなと思っているのですが、自分は吉野さんが好きすぎて「楽しみ」半分「不安」半分というところです。未だに言い続けるのかって話ですけど、『舞-HiME』最終回はやっぱ「ねーよ」なんですよ!
2クールものなのか……
吉野さんはスロースターターなので『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』でも1クールは厳しいなというカンジがしたので、これはこれでアリかなぁ。冬アニメに皺寄せがいきそうですけど(笑)。
○ 『たまゆら~hitotose~』(10/4火曜 25:45~、TVK)
ぬぐっ……何もこんな激戦区のシーズンに来なくても。
OVAで展開されていたハートフルアニメのテレビ版。日常系の作品なんだけど、「軽音楽やりたいから集まった4人!」みたいなカンジではなく、それぞれが夢を持っている4人が友達同士みたいな作品ですね。
オリジナルアニメで応援したいのはやまやまなんですけど……
正直、OVAの売り方はあんまり好きじゃなかったです。声優さん推しでイベントやりまくって「テレビアニメ化するためにOVA買ってください」的な。ああいうやり方が成功例としてはなって欲しくないので、正直複雑です。
でも、第1話は観るつもり。
美菜ちゃんが出るらしいしね!
○ 『ペルソナ4』(10/7金曜 25:55~、TBS)
さぁ、これだ。
原作はPS2で大好評だったゲーム。「もう日本のRPGはダメじゃね?」と言われ続けた時期に、「それでもアトラスなら!」とゲーマー達に希望を与えた作品だったのですけど……RPGのアニメ化ってどうなのよ?というのが未知数。
まぁ、自分はペルソナシリーズが気になりつつ、「世界観とかよく分からないし…」とビビッテイルので、このアニメきっかけに入り口になればイイなと思っています。
○ 『ちはやふる』(10/4火曜 24:59~、日テレ)
原作の注目度はこれもなかなかかな。
原作はBE・LOVEで連載中の漫画で、「競技かるた」を題材にしたもの。漫画大賞なんかも受賞して、漫画ファンにとっては有名な作品なんですけど、自分は原作未読なので楽しみにしています。
○ 『境界線上のホライゾン』(10/2日曜 26:00~、TVK)
原作は電撃文庫のライトノベルで、自分は原作未読だしアニメもノーチェックだったのですが、ちょっと某所でオススメされたのでリストに入れておきました。実を言うと自分、ライトノベル原作のアニメってあまりハマらないんですよね……
そういう偏見みたいのが自分の中にもあると自覚しているので、じゃあとりあえずは1話だけでもチェックしてみようかなっと。
ということで、7本!
当然これを毎週観続けるのはムリなので、3本……か4本に絞りたいのですが。
今季は2クール以上の作品が多いんですよね。『ガンダムAGE』なんか4クールだってよ!自分は1クールものが好きなので、正直ずっとモチベーションを保つのはムリじゃねえかなと予め覚悟しています。
1話も観る前の期待度を今の内に書いておくと……
『ガンダムAGE』>『ギルティクラウン』>『ちはやふる』>『Fate/Zero』>『たまゆら』>『ペルソナ4』>『ホライゾン』
こんな感じです。
これが第1話を観てどう変わるのか、今から楽しみです。
・週4本にしたいんだけど、現在5本視聴で「どれも切れない」状況に
現在視聴継続しているのは、『たまゆら~hitotose~』『Fate/Zero』『ちはやふる』『ガンダムAGE』『ギルティクラウン』の5作品で……スケジュール的なことを言うと、あと1作品を切らないとHDDレコーダーの中身が増え続けるという事態に。さぁ、どうする!
『たまゆら~hitotose~』は、色んなトコに書きましたけど、OVA版の「これが売れたらテレビアニメになるかも知れないんでDVD買ってください!」と声優さんに言わせるとかの販売戦略が僕は非常にイヤでした。そういうことが「成功例」になって欲しくないと強く思っています。
でも、悔しいけどテレビアニメ版はすげー面白かったです。
1~2話が素晴らしすぎて、3~4話は「普通……かな」とテンションダウンしちゃったところはあるんですけど、やっぱりポテンシャルは高いと思います。『たまゆら』の魅力については、近いうちにブログ記事に書く予定。
『Fate/Zero』は文句なし。
アクションシーンの作画、「これからどんな面白いことが起こるんだろう」とワクワクさせてくれる設定、どの陣営も一癖も二癖もある群像劇―――と、「これぞエンターテイメントだ!」という期待通りのアニメになっていると思います。
不安なのは原作のネタバレなんですけど……まぁ、それは某国からミサイルが飛んでくるみたいなものなので、飛んでこないことを願うことしか出来ません。
『ちはやふる』はダークホースでした。
1話目は「ちょっと微妙かな。次つまらなかったら切ろう」と思っていたのですけど、2話、3話、4話と話が進むたびにどんどん面白くなっていて、今や一番楽しみな作品かも知れません。“小学生時代の新”という最強キャラの存在がいるから、「新にはなれない千早と太一の物語」がすげー面白いという。
「リア充マジ爆発しろ」的なキャラの太一だけど、4話のセリフは泣けたなぁ……
↑ここまでの3つは「脱落」はちょっとありえないかな、と。
↓現実的には、この二択。
『ガンダムAGE』は、自分はすげー楽しんでいます。
元々僕は『Zガンダム』が大嫌いで、『ガンダムZZ』が大好きな人間なので、一般的なガンダムヲタクと呼ばれる人達とは違う価値観で生きていますし。「ガンダムを子ども向けにするなんて許せない!」と『ガンダムAGE』を批判している人は、あー『ZZ』を完全無視してんのねとそっちが哀しくなります(笑)。
ただ、4クールは長い。
「大人視聴者よりも子ども視聴者を優先している」から4クールは妥当なんですけど、流石に自分も追いかける自信がないというのが本音です。
あー、でも。
どの女性キャラがどの男性キャラの子を妊娠するのかが気になるし、それを考えながら見ていると非常に楽しいので「脱落したくない」のが本音なんですけどね。僕の予想だとエミリーは艦長の子どもを妊娠して、ミレースさんはブルーザーさんの子どもを既に妊娠してて、ラーガンさんは誰とも子どもを作れずに次世代まで一人生き残ってオビワン・ケノービーみたいな位置に付くと思っているよ!ラーガンさん、マジ頑張れ!
『ギルティクラウン』も「3話がつまらなかったら脱落しよう」と思って観たんですけど……
元々、吉野さんの作品は「最初にいきなり事件を起こして主人公を巻き込む」→「3~4話目辺りから日常描写が始まる」というパターンが多くて。どの作品も最初はワケ分からないんですよね。観続けると、どんどん面白くなっていくという。
3話は結構面白かったので、さぁどうしよう。
主人公を始めとする男性キャラに好感が一切持てないのだけど、女性キャラ達は可愛いしなぁ。
・だったんだけど、『ギルティクラウン』は切るかも……
『ギルティクラウン』はどうすっかなー。
『ガンダムAGE』とどちらを残すかで悩んだのですが、『ギルティクラウン』の3話・4話が面白かったのでこちらを残したところ、5話・6話はつまんなくて、7話は脚本が吉野さんじゃなかったので何とも言えず。今週がつまらなかったら切る気満々マンです。
「主人公を甘やかしすぎじゃねえのか」ってのが、僕がノれない最大の理由ですが……
この主人公が可愛い女のコだったらノれる自信があるので、イヤねオッサンって。
『ちはやふる』は安定。
かるた部の部員募集展開になってからはペースダウンしましたが、新キャラの顔見せに終わらず、ちゃんと千早や太一の人間ドラマを描いているのがイイですね。机くんの回の太一の咆哮がムチャクチャ熱かった!しんどくてもやるんだよ!
『Fate/Zero』はまだまだこれから、というところかな。
面白いんだけど、「この後とんでもないことになりますよー」と仕込んでいる段階なので、「すっげえええ面白ええええ」というほどでもないカンジです。自分にとって特別な1本になるかどうかはウェイバー君の使い方次第かなぁ。
アイリは可愛いけど、イリヤとか桜とかも出してくださいよ!
『たまゆら~hitotose~』は「早く続きが観たい!」というより、頭空っぽにしてふわーって観てふわーってなってふわーって過ぎていくように楽しんでいます。回によって、というか担当脚本によって、全然違う作品のような味わいがありますね。
個人的には6話の中学生時代の麻音が可愛すぎたと思います!反則です!
結局『ギルティクラウン』は脱落しました。何か……自分が脱落した後はそれなりに評判が良くなったみたいだったんですけど、自分はその後『アイドルマスター』の終盤に合流して号泣していたんで後悔はないのです!
『ちはやふる』は文句なしの面白さでした。
尺の関係で描写不足と思うところもあったんですけど、それでも有無を言わせぬ熱い展開が続いていました。この作品って真っ直ぐなスポーツ漫画なんですよね。挫折も努力も結束もちゃんと描かれていて、毎回毎回涙腺崩壊させられていました。2クール目も超楽しみ!
『たまゆら~hitotose~』は1話・2話のクオリティが神過ぎて、最後までそれを越えられなかったというカンジかなぁ。もちろんそれがこの作品の魅力なんですけど、彼女らは「何も達成しない」んですよね。それは最終話の山がどうのというセリフに象徴される話で、分かりやすい達成や成功は決してしません―――だからこそ、この作品は貴重なんですけど。
やっぱり「頑張って自分を変えた」1話・2話のカタルシスの破壊力を知っていると、それ以降はちょっと物足りなさもあったかなーと。
『Fate/Zero』は「2クール目が楽しみだねー」以外に言えることがありません。
分割1クール目だけ見ると、「敵と遭遇」→「勝負は有耶無耶に」→「次は覚えてろよ!」の繰り返しでどんどん緊張感を失っていった印象でした。伏線は張りまくっているので2クール目は楽しみですけど、3ヵ月後まで内容を覚えていられる自信はありません。
放送日時&放送局は「私が観れる環境で」の話なので、皆さんはそれぞれお探しください。
○ 『偽物語』(土曜24時~、1/7~、東京MX)
間違いなく今季最注目作品。
2009年にアニメも大ヒットした『化物語』のスピンオフ作品で、時間軸的にも「化物語の続編」って位置でイイと思います。前作のスタッフ&キャストも再集結して、今回も話題を集めるのは確実でしょう。
個人的には、前作『化物語』は「凄いのは分かるけど自分は好きじゃないところが多かった」作品なので、テンションは低めです。特にアニプレックス作品には警戒心もあるのでさぁどうなることか。
○ 『あの夏で待ってる』(火曜26時~、1/10~、東京MX)
監督:長井龍雪、脚本:黒田洋介、キャラクター原案:羽音たらく、キャラクターデザイン:田中将賀という豪華スタッフが送るオリジナルアニメーション。アニメ制作はJ.C.なので『とらドラ』チームに黒田さんが参加している、みたいなカンジなんですかね。
王道ラブコメを目指しているようで、スタッフに「メカデザイン」担当の人がいたり……どういう話になるのかよく分からず、なるべく情報を入れずに楽しもうかなと思っています。オリジナルアニメは応援したいですしね!
しかし、また火曜日か……『ちはやふる』と被らなきゃいいのだけど。
○ 『テルマエ・ロマエ』(木曜24時45分~、1/12~、フジテレビ)
ノイタミナ枠。
2月から始まる『ブラック★ロックシューター』(全8話)の前番組として、穴埋めのような全3話での放送です。原作は話題の風呂漫画だし、全3話という異色の形態だし、これは確実に観ようと思っています。
後番組の『ブラック★ロックシューター』の方は悩み中……
他のラインナップがアレだったら観るかも。
○ 『Another』(水曜25時45分~、1/11~、TVK)
原作は綾辻行人氏のミステリー小説、監督:水島努、キャラクター原案:いとうのいぢに、何といってもアニメーション制作がP.A.WORKS!『花咲くいろは』の超絶クオリティで、自分が今一番好きなアニメ制作会社がP.A.WORKSなので注目しています。
スタッフのメンバー的にもキャッチーなものが出来上がりそうですしね。
他のラインナップとは毛色が違いますし、楽しみ。
『テルマエ・ロマエ』は全3話なので特別枠で、『偽物語』は多分「どんなにつまんなくても」観ちゃうと思うので……現実的には『あの夏で待ってる』と『Another』のどちらかが脱落、というカンジかなぁと思います。んで、どっちもダメだったら『ブラック★ロックシューター』を観ようかな、と。
『マッドセクタ』イージーモードクリア!ノーマルで2周目始めたら1面の時点で敵が堅くて多くて別ゲーになっていた。ネットに繋いでも誰もいないし(3年前のゲームだもんねえ)、ここらが退き際かもしれんな。『レギンレイヴ』に向けてモーション+注文するか。
— やまなしレイ (@yamanashirei) March 31, 2011
色々と書きたいことはあるのだけど、取り急ぎこれについては書いておかなければ。
任天堂は2012年に「Wiiの後継機」を発売することを発表しました。
これに関して自分が肯定的なのか否定的なのかは、正直どういう方向性のゲーム機なのかが分かるまでは何とも言えませんし……どういう方向性のものを期待しているのかは別記事でガッツリ書こうと思うのですが。まず気になったのは発売時期と発表時期です。
Wii後継機(この記事では「Wii2」と表記します)の噂が出てきた頃、自分はTwitterやmixiで「このタイミングでWii2発表とかありえねーわ(爆笑)」と書いていました。今となってはむしろ自分の方が笑いものなんですけど、何故そう思ったのかの根拠を書いておこうかなと。
◇ 発売を2012年7~12月を予定している場合
この「ありえなさ」は言うまでもないですね。
来年のE3で発表すればイイじゃんってことです。どうして2011年の6月に発表するんだって話です。
発表から発売までの期間が長いと、その分「競合他社にアイディアを持っていかれる」危険性が高くなりますよね。ライバルはSCEやマイクロソフトだけでなく、ソーシャルゲームだろうがスマートフォンだろうがSNSだろうが、まぁ無限にライバルのいる業界なんですから。
そしてもう一つ。
ユーザーからしても、「ちょっと待てばWii2が出るんでしょ?」と思うことでしょう。
本体売上げが落ちるのはもちろん、Wiiリモコンプラスを同梱した『Wii Sports Resort』や『Wiiリモコンプラスバラエティ』などの売上げも落ちてしまうことでしょう(これに関しては他の説の根拠にもなるんですけど別記事に書きます)。
Wii失速の原因に言及されているのをあまり見たことがないんですけど……
自分はやっぱりWiiモーションプラスの展開はWii失速の原因を作ったと思いますもの。
2008年のE3で発表→2009年の6月に発売。
この間、1年間に発売されたタイトル―――代表的なのは『Wii Music』ですが、任天堂が想定した売上げを残せずにWiiのキラータイトル不足を印象付けた時期でした。
だって、E3の場で「今までのWiiリモコンは未完成品でした!これからはWiiモーションプラスで新しい体験を提案します!」と言った数分後に、「では今までのWiiリモコンを使った『Wii Music』を紹介します」とやってるんですよ(笑)。
なので、Wii2の発表からWii2の発売までに期間が空いてしまうと……その間に出ているソフトも厳しい結果になると思います。「あー、コレって前世代のゲームなんだな」と。なら、来年のE3で発表でイイじゃんかよ。
◇ 発売を2012年1~6月を予定している場合
今度は逆に、来年のE3よりも前の発売を考えているというケースを考えてみます。
なら、このタイミングでの発表は納得するんですが、今度は「どうしてこの時期に発売するの?」と。
3DS本体発売から1年という時期に、Wii2を発売されてしまえば――――
普通の人は両方は買えませんよ。3DSで25000円、Wii2で25000円(かどうかは分かりませんが)を払っちゃったら、もうソフトに使える予算なんかなくなります。ただでさえ3DSは「一人一台買え!」ってゲーム機ですしね。これでWii2が「対戦用にもコントローラ買ってね」って仕様だったら、どんだけブルジョワジーな家庭を想定してんだって話ですよ。
ユーザーの財布だけの話じゃないです。
ソフトを作る側も分散してしまいます。というか、3DSのソフトに任天堂自社開発ソフトがすげー少ないのってこれが理由だったのか?と思ったくらいですもの。Wii2のソフト開発に忙しくて3DSのソフトが作れず、結果3DSがソフト不足に陥って立ち上げに失敗した―――だったら、もう何がしたいんだかって話ですよ。
つーこって、内容どうこう以前にタイミング的なことだけを考えると「大丈夫?」という印象です。
別に僕の予想が外れたからブーブー言っているワケじゃなくて、消費者心理からデメリットが大きすぎるタイミングだろうって思うのですよ。
ただ、「思ったよりDS市場が長引いた」のと「思ったより早くサードメーカーがWiiから撤退した」というコンボでこのタイミングしかなかったという同情も出来なくはないんですけどね。まー、後はE3で出てくる情報から色々考えようと思います。
とりあえず現状、自分は「これで自分が3DSを買うことはなくなったかな」と思っています。少なくともLLサイズが出るまでは。
↓game-5↓
自分は「ゲームは発売後すぐにやらなきゃ!」とは思わない人間なので、「今はRPGやりたいからRPGやろうっと」とソフトを選ぶためにもこういうリストを作っておくと便利という。
今後発売予定のものも含みますし、まだゲーム機自体を買っていない3DSのも含みます。
3DSは画面LLサイズが出るまで待とうと思っているのだけど……まぁ、予定は予定ってことで。
※ 2025年追記:2025年4月時点で遊んだかどうかもメモっておきます
【Wii】
● 『斬撃のレギンレイヴ』…封印中。
● 『Wii Sports Resort』…Wii後継機の情報が出てから考えます。
● 『ゼノブレイド』…アレだけ人に薦められたので。Wiiでやる最後のゲームにするかな。
● 『ラストストーリー』…RPG熱が上がってこないのでなかなか。
● 『SDガンダム スカッドハンマーズ』…『レギンレイヴ』をクリアした後かなぁ……
● 『ブームブロックス』…激しくないゲームをしたい時用にキープ。
◆ 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード(仮称)』…モーションプラスを入手したので迷いはない。
◆ 『ゴールデンアイ 007』…俺が遊ぶ頃にまだオンラインに人がいるだろうか。
← FPSへの苦手意識が消えなかったので未プレイ
● 『SPACE INVADERS GET EVEN ~逆襲のスペースインベーダー~』…いつか。
● 『peakvox escape virus』…アナログスティック熱が上がってきたら。
← 遊んだ記憶があるのだけど所持リストになかった
【バーチャルコンソール】
● 『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』…3DSで『時オカ』やってから。
● 『星のカービィ スーパーデラックス』…2Dアクション熱が出てきた時のためにキープ。
● 『クロノ・トリガー』…母でも出来るかどうかがポイント。
● 『ルドラの秘宝』…こっちは自分がやりたい。
← 未プレイ
【DS】
● 『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』…既に購入済。
● 『ゼルダの伝説 大地の汽笛』…既に購入済。
● 『ラジアント・ヒストリア』…ストーリーメインのゲームをやりたい時用。
● 『ルーンファクトリー3』…母が食いついてきたら。
● 『極限脱出 9時間9人9の扉』…セーブデータ1つしか作れないらしいのがネック。
● 『ゴーストトリック』…こっちも。
← 未プレイ
● 『アクションパズル ラビ×ラビ えぴそーど2』…DSで遊ぶ最後のゲームに取っておく。
● 『わりと本格的 絵心教室 後期』…カラー絵の勉強のためにも夏にプレイ予定。
● 『スカイジャンパー ソル』…ついさっきダウンロード購入済。
← 2011年のこの後にプレイ、クリアしました
【3DS】
● 『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』…DSの2本を終わらせてからかな。
● 『新・光神話 パルテナの鏡』…面白そうだけど、LL画面サイズで遊びたい隊。
← 2014年にプレイ、クリアしました
これらを全部終わらせるのはいつだよ!
その間にも新しいゲームが出て、どんどん「やりたいゲーム」が追加されていく無限ループ!
さて、E3です。
Wii後継機を発売日に買いたいか、しばらく経ってからでいいか次第で予定も変わってきそうです。
『Wii Sports Resort』をやりたい(正確に言うと家族にやらせたい)んだけど、Wii後継機でWiiリモコンプラスがメインとして使えないのならコントローラそんなに要らないから買わない、その分家族にやらせたいゲームとして―――ということで、風が吹けば桶屋が儲かる的に夏以降の予定が変わるという。
さぁ、泣いても笑っても6月8日。
任天堂の決断はどっちだ!!
↓game-6↓
・正直、この夏の想い出はほとんど『レギンレイヴ』でした……長かった……
・あと、3DSを買いました
・おかげで3DSは「ゲームとしては」あんまり起動していませんでした
『ドラクエ1』は「れとげのまち」の企画でプレイしたのですが、終了日に何とかレベル20でクリアしました。正直Wiiの「どこでも中断機能」がなければクリア出来なかったと思います。
ファミコン版はレベル上げがしんどくて「早くWii Uを出してくれー」と思いながらプレイしていましたが、おかげで常にギリギリのレベルでの戦いになって、緊張感がとてつもなかったです。ラスボス戦なんて、MPが尽きて「もう回復が出来ないからひたすら攻撃だ!」って状況で倒しましたから。
『Wii Sports Resort』は別の記事に書いたので割愛。
『ゴーバケーション』は凄い。
自分もなかなかハマっていますけど、ずっと『ドラクエ』やっていた母がスパッと『ドラクエ』を辞めてずっと『ゴーバケーション』をやっているくらいのハマリっぷりです。細かい不満点がチラホラとあるゲームですけど、このゲームにしかない魅力が確かにあるゲームなので、何度か記事を書いてその魅力を伝えられたらなと思っています。
とりあえず今の時点で言えるのは、『Wii Fit Plus』の「自転車」が好きだった人には真っ先にオススメ!ああいう「島中を好きなように走って探索できる」楽しさがあるんですよ。
8月から始めた「今月3DSで遊んだソフトの時間ランキング」……やっぱもう辞めた方が……
1位:『3DSサウンド』(内蔵ソフト/任天堂)
2位:『3DSカメラ』(内蔵ソフト/任天堂)
3位:『インターネットブラウザー』(内蔵ソフト/任天堂)
4位:『睡眠記録 目覚まし時計』(DSiウェア/任天堂)
5位:『ミクロの生命体』(DSiウェア/河本産業)
ほら、1~3位のソフトは毎月一定時間は使うんで毎月ランクインするんですよ(笑)。
Wiiのゲームをプレイしていたので、3DSのゲームはほとんどプレイしていないので、毎日ちょっとずつしか起動していない『睡眠記録』がランクインしているほどという。
『ミクロの生命体』に関してはまだ「どう表現していいか分からない」のが本音。
微生物版『ラブプラス』ってカンジかな。『たまごっち』の方が近いか。
集めた元素で砂糖やら塩やらを調合しているのが楽しいのだけど、毎日せっせとエサやりを続けると「作業メンドイ……」ってなりそうな気もします。まだなっていないので、今のところは保留。
↓game-11↓
ゲームの話ー。
「今月3DSで遊んだソフトの時間ランキング」。
1位:『スーパーマリオ 3Dランド』(3DSソフト/任天堂)
2位:『3DSサウンド』(内蔵ソフト/任天堂)
3位:『インターネットブラウザー』(内蔵ソフト/任天堂)
4位:『ミクロの生命体』(DSiウェア/河本産業)
5位:『洞窟物語』(DSiウェア/アスタリズム)
1位『マリオ3Dランド』は借り物でした。
自分は立体視が出来ない人間なので、立体視推しのこのソフトは買う気がなかったので、貸してくれた友人には感謝です。でも、やっぱ自分にはムリだったかなぁ。一応クリアはしましたけど……『マリオギャラクシー』に比べて「敵や足場に影が付いていないケース」が多いので、遠近感がつかめず激突&落下を繰り返す日々でした。
自分はこれを「立体視ができないからだ」と思っていたんですけど、Twitterで言われたことによると「立体視があろうがなかろうが大して変わらない」とのことなので、『ギャラクシー』より操作しづらくなったというのが僕の結論ですかね。
携帯機ならではの1面辺りのボリュームとか、ステージ構成とかは、本当に見事だったと思います。
でもまぁ、何というか……「3Dアクションが苦手な人でも楽しめるよ!」とは僕は言えないなーと。
2位・3位は、もうイイよね。
4位は『ミクロの生命体』。
『大籠城』シリーズの河本産業の新作ですが、海外で作られたソフトのローカライズを担当しているだけっぽい。しかし、このローカライズが凄いというかなんというか。台詞が翻訳サイトにぶち込んでそのままコピペしたような内容で、「誰か微胞子虫網 ツリメンスの存在を予測できたかもしれません。エサの量が充分であることを願っています。」―――これ、ツリメンスを捕獲した時のメッセージなんですよ(笑)。
ただ、そのムチャクチャな翻訳が「フンイキを出している」のも確かですし、万人にオススメ!とはとても言えないのですが、自分としては嫌いじゃないB級具合でした。カメラを使って色をステージにするというのは、省コストでありながら、プレイヤーが色を探すことからゲームになっているというナイスアイディア。オススメはしないけど応援はしたいソフトでした。
5位は『洞窟物語』。
DSiウェアの中では最高値の1000円ソフトですが、元々は伝説のフリーゲームで、僕も2006年に紹介記事を書いています。
「元々無料だったものが1000円するの?」と思われるかも知れませんが、PCじゃなくてDSiや3DSで「どこでも遊べる」利点がありますし、PC用のゲームパッドを持っている人も限られているでしょうし。ようやく『洞窟物語』が沢山の人に勧められるようになった、と僕は思いました。1000円でも全然オススメ。
難易度選択が出来るようになりましたしね。
自分は5年前にクリアしたというのにも関わらずイージーモードで開始。5年前にクリアしたというのに、死にまくっているという(笑)。でも、理不尽な難しさじゃないですからね!セーブポイントもまめにありますし。
↓game-12↓
・「新しいゲーム探すかなぁ」と思っている間に『いつの間に交換日記』という爆撃が!
「今月3DSで遊んだソフトの時間ランキング」。
1位:『いつの間に交換日記』(3DSダウンロードソフト/任天堂)
2位:『熱血硬派くにおくんすぺしゃる』(3DSソフト/アークシステムワークス)
3位:『ニンテンドー3DSサウンド』(内蔵ソフト/任天堂)
4位:『インターネットブラウザー』(内蔵ソフト/任天堂)
5位:『フレンドリスト』(内蔵ソフト/任天堂)
1位はダントツで『いつの間に交換日記』でした。
この中毒っぷりは「Twitterを始めた直後」に近いかもです。本来ならTwitterと違って「書かれた日記をいつの間に通信で受け取ってて後で読む」のがデフォルトのソフトなんですけど、ついソフトを起動して「いますぐチェック」を押してしまうという(笑)。
「書いた順番がそのまま表示される」ことを利用して、漫画には出来ない表現が出来るのも面白いです。
誰でも楽しめるハードルの低さと、やろうと思えば色んなことが出来る自由度の高さのバランスが素晴らしいです。おかげで他のソフトを起動する時間がなくなるというジレンマ。
2位は『熱血硬派くにおくんすぺしゃる』。
紹介記事で散々批判したんですけど、根本にあるのは「大好きなゲームの続編は楽しめない」という私自身の習性のせいだとも思っているんです。
どうしたって『ダウンタウン熱血物語』と比べてしまう。でも、あちらは「自分の生涯トップ10」とかに入れているソフトだから、比較しちゃえばどんなゲームも適わないワケで。ソフトを責めるのは申し訳ない気もするんです。でも、他人にはおすすめしませんけどね。
3位と4位はいつものなので置いといて。
5位は何だオマエは。
今月は『いつの間に交換日記』の影響でたくさんのフレンドを登録したんですが、それにしても2時間以上も起動していた……だと?
↓game-matome↓
昨年も書いた「今年遊んだゲーム」一覧を書いておこうと思います。
自分は「発売直後のゲームにしか興味がない人」ではないので、2010年以前に発売したものも当然含まれていますが……まぁ、その辺は御了承ください。プレゼントされたソフトは(◇)で、友達から借りたソフトは(△)で記しておきます。
◆ 『ペンギン生活』(Wiiウェア)(任天堂/スキップ?)
◆ 『アクションパズル ラビ×ラビ』(DSiウェア)(シルバースタージャパン)
◆ 『ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング 理系編』(DSiウェア)(任天堂)
◆ 『peakvox ミュウミュウチャンバー』(DSiウェア)(ファンユニット/オーツー)
◆ 『ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート』(ニンテンドーDS)(コナミ/5thCell)
◇ 『MADSECTA』(Wiiウェア)(ハドソン/シェード)
◇ 『Dr.MARIO&細菌撲滅』(Wiiウェア)(任天堂/アリカ)
◆ 『斬撃のレギンレイヴ』(Wii)(任天堂/サンドロット)
◆ 『セパスチャンネル』(DSiウェア)(Gモード/開発:seekz)
◆ 『スーパーマリオ64』(バーチャルコンソール・N64)(任天堂)
◆ 『428~封鎖された渋谷で~』(Wii)(セガ/チュンソフト)
◆ 『スカイジャンパーソル』(DSiウェア)(任天堂)
◆ 『ルーンファクトリー3』(ニンテンドーDS)(マーベラスエンターテイメント/ネバーランドカンパニー)
◆ 『わりと本格的 絵心教室 後期』(DSiウェア)(任天堂/Headstrong Games)
◆ 『睡眠記録 めざまし時計』(DSiウェア)(任天堂)
◆ 『すれちがいMii広場』(3DS内蔵ソフト)(任天堂)
◆ 『ARゲームズ』(3DS内蔵ソフト)(任天堂)
◆ 『顔シューティング』(3DS内蔵ソフト)(任天堂)
◆ 『ピクロスe』(3DSDLソフト)(ジュピター)
◆ 『うしみつモンストルオぷち』(Wiiウェア)(サンタエンタテイメント)
◆ 『ティンクルスタースプライツ』(バーチャルコンソール・ネオジオ)(SNK/ADK)
◆ 『中辛!大籠城』(DSiウェア)(河本産業)
◆ 『いきものづくり クリエイトーイ』(3DSDLソフト)(任天堂/アソビズム)
◆ 『ミクロの生命体』(DSiウェア)(河本産業/abylight)
◆ 『Wii Sports Resort』(Wii)(任天堂)
◆ 『GO VACATION』(Wii)(バンダイナムコ)
△ 『スーパーマリオ3Dランド』(ニンテンドー3DS)(任天堂)
◆ 『熱血硬派くにおくんすぺしゃる』(ニンテンドー3DS)(アークシステムワークス/エイビット新潟)
◆ 『いつの間に交換日記』(3DSDLソフト)(任天堂/電遊社)
多いわっ!!
これでも「昔に遊んだことのあるゲーム」の移植やリメイク作品は除いたんですけど……内訳はパッケージソフトが8本、本体内蔵ソフトが3本、ダウンロードソフトが18本(無料ソフトも含む)でした。
来年はこんなにゲームやれないと思うんで、まぁ2011年は「たくさんゲームをあそんだよ」な年だということで。
では、ここから「好きな順」「面白かった順」「素晴らしかった順」でTOP3を挙げていこうと思います。昨年のランキングはこちら。
【好きな2011年遊んだゲーム TOP3】
自分にとって「好きなゲーム」というのは、「コレしかない」「応援したい」という感情を揺さぶってくるものです。売上げの高さはもちろん関係なく、むしろ「このゲームを好きなのって世界で俺一人しかいないんじゃねえの」と思えば思うほど「好き」度は加算されていくところがあります。ここの部分はコピペです。
1位:『いつの間に交換日記』(3DSDLソフト)(任天堂/電遊社)
2位:『アクションパズル ラビ×ラビ』(DSiウェア)(シルバースタージャパン)
3位:『顔シューティング』(3DS内蔵ソフト)(任天堂)
無料ソフト、200円ソフト、無料ソフト!何というリーズナブルなランキングだ!
3位の『顔シューティング』は去年の1位『フォトファイター』に通じるソフト。
『フォトファイター』にしても『うごくメモ帳』にしても、「色んなことが出来る分だけハードルが高い」ところがあったソフトだけに、この『顔シュー』や『交換日記』は「出来ることを少なくしてでもハードルを下げた」ところを自分は好きでした。
『顔シュー』は気軽に色んな写真を取り込みたくなるのが良かったです。
ただ、『フォトファイター』と一緒で「ゲーム部分はすぐ飽きる」のが難点(笑)。
2位は『ラビ×ラビ』。
続編や外伝も出ましたけど、1作目が好きすぎて「1作目の記憶を失うまでは2作目は出来ない!」と封印しているほどに大好きでした。「他人にオススメ出来るか?」と聞かれると、ヒントなし&ステージが一本道なので「解けない面があると何も出来なくなる」という点でなかなかオススメ出来ないんですが……
自分は、その解けない面をうーんうーんと唸りながら、夜寝る前に「あー!分かった!」と思いつくくらいのあのバランスがすごく好きでした。メーカーのアンケート欄にも「生涯TOP10に入るくらい大好きなゲームでした!」と書いたほど。
……そのゲームがなんで2位やねん、というのはコイツ↓が突如出てきたせいでして。
1位は『いつの間に交換日記』。
こういう伏兵をポンと出してくるから任天堂は恐ろしいですわ。
正直「配信から10日しか経っていない現在」だからブーム状態で、みんなが日記を書いてくれているからこそ面白いというところはあると思います。半年後も同じように楽しんでいるかというと疑問でもありますよ、そりゃ。
でも、このソフトは「存在すること自体に深い意味がある」ゲームだったと思います。
ブログでもTwitterでもmixiでも、ネット上には「文章」や「画像」を公開できるサービスは山ほどあります。でも、それが当たり前になりすぎて“それを書いている人が存在する”ことが蔑ろにされすぎてきたんじゃないかとも思うのです。
『交換日記』は“書いている人”が見えるんですよね。
Miiがせっせと書いてくれるだけじゃなく、筆跡からその人の気持ちとか、この絵がどんだけ手間かけて描かれているかとか。上手な絵ももちろん凄いのだけど、「お気に入り」に入れる日記ってそういう上手な絵だけじゃないですもんね。人柄とか生活臭とか、その日記に付く感想とのコミュニケーションとか。
もし仮にこのソフトがあっという間に廃れたとしても、2011年の末にこのソフトが出たってことは自分は忘れられないと思います。忘れられない1年のラストに出た忘れられない1本。
【面白かった2011年遊んだゲーム TOP3】
「好きなゲーム」が来年も再来年も忘れられないし忘れたくないゲームだとしたら、こちらは「遊んでいる間は夢中になっていたゲーム」です。中毒性が高いというか……休憩時間が待ち遠しくなってしまったゲームですね。この部分もコピペです。
1位:『アクションパズル ラビ×ラビ』(DSiウェア)(シルバースタージャパン)
2位:『428~封鎖された渋谷で~』(Wii)(セガ/チュンソフト)
3位:『中辛!大籠城』(DSiウェア)(河本産業)
3位は『大籠城』。
タワーディフェンスというジャンル自体がマイナージャンルで、自分も「このゲームの面白さが分かる」までに時間がかかったのですが。一旦ハマるとずっと続けていたくなる中毒性のあるゲームでした。『甘口』は「何度も遊びたくなる仕掛け」がなかったんですけど、『中辛』はその辺も気を使っていて、ノーダメクリアを目指したくなるようになっていたのも○
ま!結局、最終面のノーダメクリアは出来なかったんですけどね!
2位は『428』。
エンディングを迎えての感想はかなり酷評させてもらいましたけど、でも、それも「そこまでの流れはものすごく面白かったから」です。夢中になってストーリーを進めました。むしろストーリーを進めるのが勿体ないと思いながら遊んでいたほどでした。
自分は元々「群像劇」が好きだってのもあるんですけどね。
それぞれのストーリーが交差していく様が楽しかった。だからこそ、エンディングがなぁ……
1位は『ラビ×ラビ』!こっちは1位だ!
今年の355日目までは、自分の中では堂々の「2冠」だったんですけどね!
このゲームは「謎解き」のバランスもイイんですけど、もういっちょ「操作していて気持ちが良い」ってのも忘れちゃいけない要素としてあるんですよ。DSiから3DSにソフトを移す際にセーブデータが全部消えてしまったので、その機会にもう1回やり直してみたんですけど。
1回クリアした面をもう1回クリアしても楽しいんです。
アクションゲームとしてもよく出来ているんですね。なんでこんなゲームが出せるんだ、シルバースタージャパン。来年には必ず『2』をプレイします。その頃には『3』が出ているかも知れませんが(笑)。
【素晴らしかった2011年遊んだゲーム TOP3】
時間がないのでサクサク行きます。
上の2つが「加点方式」だったのに対し、こっちは「減点方式」で「ケチのつけどころがなかったゲーム」というカンジですかね。他人にオススメしやすいゲームというか。もちろん、ここの部分もコピペです。去年も同じように時間に追われながら書いていたのか自分!
1位:『ルーンファクトリー3』(ニンテンドーDS)(マーベラス/ネバーランドカンパニー)
2位:『GO VACATION』(Wii)(バンダイナムコ)
3位:『すれちがいMii広場』(3DS内蔵ソフト)(任天堂)
3位は『すれちがいMii広場』。
このゲームって恐らくゲーム史上で初めて、「コントローラも持たず」「画面も見ず」に遊ぶゲームだと思うんです。持って歩くことが攻略になるというゲーム―――あ、『Wii Fit』の「ながらジョギング」があったか。でも、あっちよりもよっぽど「攻略」しがいがあるという。
3DS自体の普及台数が少なかった頃は、「如何にすればすれ違いが出来るか」を考えるのが面白いゲームでした。人の集まる場所はどこだ、人の集まる時間帯はいつだ、どんな世代が3DSを持っているんだ、を考えて、そこを歩いて「すれちがえていた!」というのが楽しかったんです。
その後は普及台数が増えて、すれちがうだけなら簡単に出来るようになったと思うんですけど……今度はソフトのアップデートにて「すれちがった人の都道府県」が表示されたり、「1日に100人とすれちがえ!」みたいな実績が出たり。
2位、『ゴーバケーション』!!
このゲームに関しては「ケチの付けどころ」がないワケじゃないです。ミニゲームには当たり外れがありますし、「ここをこうしてくれれば!」という不満点だってたくさんあります。でも、このゲームは「それでも色んな人にオススメ出来るゲーム」なんですよ!
夜のゲレンデを滑り降りるあの景色、せっせと山の頂上に登ってふもとを見下ろした時のあの風景、深海を潜り魚を探したあの闇、グラインドマスターをクリアした時のあの達成感。
このゲームにはこのゲームにしかない魅力があるのと同時に、
広大な4つの箱庭を提示して「さぁ!好きなだけ遊べ!」と言ってくる「遊ぶ人の数だけ遊び方がある」ゲームなんです。
“敵”も“ゲームオーバー”もない、車で一般人にぶつかっちゃっても「痛!」で済む緩い世界。
それでいてコンプリートを目指すと、それなりの時間と難易度で立ち向かってくるのもイイところ。こういうゲームを待ち望んでいた人はたくさんいたと思うんですけど、あまり知れ渡っていないのが勿体ないです。
1位は『ルーンファクトリー3』だー!!
このゲームのケチの付け所は「面白すぎて生活を侵食されて迷惑です」というところくらい。
住人とのコミュニケーション、農作業、料理、ダンジョン探索とモンスター退治……色んな要素が詰め込まれたゲームなのに、それらの要素がムダではなく、一つ一つがちゃんと繋がりあって「こっちを進めるとこっとが有利になる」ように作ってあったのがすごかったです。
シリーズを重ねているだけあって、プレイヤーを誘導して徐々に色んなことが出来るようになるのをちゃんと実感させるところも良かった。コンプリートを目指すと果てしないけど、クリア目的だけなら、適度なボリュームと難易度というのも絶妙でした。アクションゲームが苦手な人でも、ちゃんと武器作ってレベル上げれば何とかなりますしね。
しかし、このシリーズも、自分にとっては「初めて遊んだ『3』が面白すぎて『4』は買えない」かなぁというところ……絶対『3』と比べてあーだこーだ文句言っちゃいますもん。
――2025年追記――
『4』は買わなかったんですが、『5』買ったら『3』と比べてあーだこーだ文句言っちゃいました……
↓jibun-1↓
W杯やアジアカップでサッカーに興味を持ったという人の中には、先日行われたロンドン五輪のアジア予選の代表メンバーに自分の知っている選手が一人も出ていなくて驚いた、なんて人もいるかも知れませんよね。なのでその解説から。
「日本代表」と一言で言っても、実は年齢別に幾つかの代表が存在するんです。
これは出場を目指している世界大会が「○歳以下しか出場できません」という規定を持っているからなんです。例えば、2012年に開催されるロンドン五輪は2012年の時点で「23歳以下しか出場できません」という規定があるので、今回アジア予選を戦っているメンバーは「22歳以下日本代表」という形になるのです。
・W杯←年齢制限のないフル代表(A代表とも呼ぶ)
・五輪←23歳以下日本代表(本大会には3人だけオーバーエージの選手を使える)
・U-20W杯←20歳以下日本代表
・U-17W杯←17歳以下日本代表
本田圭佑選手や長友選手などが出ているのはフル代表。
こないだクウェートと戦っていたのは23歳以下代表(の前年なので22歳以下代表)。本田圭佑選手なども2008年の北京五輪には23歳以下代表として出場していました。つまり、年齢別代表はフル代表への登竜門のようになっているんですね。
さて、本題はここから。
五輪予選や女子のW杯なども同時期に行われているためあまりニュースにはなっていないのですが、現在メキシコにてU-17W杯が開催されています。17歳以下日本代表もこれに出場して、フランス・ジャマイカ・アルゼンチンという強豪国とのグループに入ったにも関わらず、堂々の首位突破で決勝トーナメントに出場しました。
U-17W杯で日本が決勝トーナメントに進んだのは18年ぶり2度目。
93年大会当時のメンバーは中田英寿氏や宮本選手などで、しかも自国開催というアドバンテージがあったとのことです。今回の17歳以下日本代表はメキシコでの開催にも関わらず決勝トーナメントに進めた―――例えば、小野選手・高原選手・稲本選手らがいた95年大会のゴールデンエイジでも成し遂げられなかった快挙です。
出している結果だけなら、歴代最強世代とも言えるのが今の17歳以下日本代表なのです。
注目の決勝トーナメント1回戦は、日本時間の30日(木曜日)の朝。
フジテレビNEXTにて生中継の他、BSフジにて深夜に録画放送があるそうです。
僕は深夜のBSフジまで観られませんが……Twitter開いていたら絶対昼間に結果を知っちゃいますね!その日はTwitter封印しましょうか(笑)。
男子のフル代表は、北朝鮮戦に負けたとは言え「W杯最終予選進出」が決定。
女子の代表も「五輪出場」が決定。
男子の五輪代表(22歳以下代表)はまだ6試合中3試合しか終わっていませんが、3試合を3連勝という最高の結果でここまでは来ています。
良かった良かった。
特に男子の五輪代表は「大丈夫かな……」と思うところもあったので(主力選手が数人いなかった)、バーレーン戦→シリア戦の2連勝は「侮っててスミマセンでした」と謝らなきゃな結果でした。内容に関して不安なところも指摘されていると思いますけど、最終予選で大事なのは結果ですからね。今のところはパーフェクトだと思います。
昨年のW杯、今年のアジアカップで「サッカーって面白いんだ!」と興味を持ち始めた人の中には、男子は「W杯と五輪でチームが違うんだ」というところから驚いた人もいらっしゃるでしょうし。本田も長友も香川も長谷部もいない五輪代表に「スターのいない地味なチームだなぁ」と思ったかも知れません。
でも、昨年のW杯の前までは、当時のフル代表も「スターのいない地味なチームだ」と言われていたんですよ。香川はW杯のメンバーからは外れたので例外ですけど、本田も長友も長谷部も「W杯を通してスターになった」ワケで。
今の五輪代表も、ロンドン五輪を通してスターになれる可能性は十分にあると思います。
男子サッカーの五輪は、ブラジルを破ったアトランタ五輪(96年)、ベスト8に進んだシドニー五輪(00年)に比べて、早々にグループリーグ敗退が決まってしまったアテネ五輪(04年)、北京五輪(08年)と最近は結果を出せていません。
ちなみに北京五輪のメンバーを調べると、今のフル代表のレギュラークラスの人が7人もいるんです。でも、結果が出せなかったから注目もされなかったという。そう考えると、現在の五輪代表も結果さえ出せば一躍スターになれるチャンスがあって、全然「地味なチーム」ではないんです。
気が早いですけど!
来年のロンドン五輪は、男女ともにサッカーが熱いですよ!
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