Nintendo Switch2の詳細が発表されて2週間近くが経ち、自分の中で落ち着いて噛み砕くことが出来てきたので言語化しておこうと思います。
任天堂の据置ハードの歴史を見ると、NINTENDO 64以降は「前世代機の問題点を補う」方向 から始まっていました。
○ NINTENDO 64 狙い:スペック的にもコントローラー的にも3D世界を表現するのに特化したハード
問題点:ソフトの開発が難しく、サードメーカーがソフトを出してくれなかった
○ ゲームキューブ 狙い:ソフトの開発がしやすく、ディスクメディアにしてサードの参入を促した
問題点:スペックと価格の問題で発売がPS2より1年半遅れ、シェア争いが終わっていた
○ Wii 狙い:PS3との同時期発売を目指し、スペックよりWiiリモコンというギミックで勝負した
問題点:リビングに置かれたのでパーティゲームは売れたが、1人用ゲームが売れなかった
○ Wii U 狙い:リビングに置かれても1人用ゲームが遊べるように、画面付きの据置機になった
問題点:「二画面でしか遊べないゲーム」と「二画面を使わないゲーム」が混在して、どっちつかずに
○ Nintendo Switch 狙い:据置機と携帯機のハイブリッドにすることで、あらゆる客層に対応した
問題点:特になし
「必要は発明の母」という言葉がありますが、現状の不満点を解決した新商品はそれだけで魅力的に映るので……全ての問題を解決してしまって特に不満点がなくなったNintendo Switchの次は、商品として難しい と思っていたんですね。
そのため、Switch2は「ギミック」よりも「スペック」に力を入れました。
Switch1の弱点を敢えて考えるなら、他機種に比べて性能に劣るせいでサードメーカーのAAAタイトルがSwitch1でだけ出ないことがままあったので、そこを改善する目的かと思います。マウス機能もそれはそれで「変な使い方をしてくれないか」楽しみですが、一番は「PCゲームを移植しやすいように」という狙いでしょうしね。
Wii以降の任天堂ハードがあまりやってこなかった高性能路線のため、価格も「約5万円」とかなりの高額になりました。スーファミ~Wii Uまで任天堂の据置ハード機が守っていた「2万5千円」の倍です。
<携帯モードでの進化>
・画面サイズ:6.2インチ→ 7.9インチ
・解像度:720p→1080p
・フレームレート:60fps→120fps
※VRR(可変リフレッシュレート)にも対応 ・HDR対応
<テレビモードでの進化>
・最大4kの画面解像度に対応(その場合フレームレートは60fpsまで)
・ドッグに冷却ファンが付いているので、発熱を抑えてくれる
<両方の進化>
・アナログスティックの耐久性が上がった
・本体ストレージが32GB→256GB
・アクセススピードも速くなった
しかし、これらの「スペックの進化」に興味が湧かない層もたくさんいて、むしろ任天堂のメインターゲットはそういう人達だったはず です。
私もそうです。私の部屋には4kテレビどころか、大きなテレビを置くスペースがないから小っちゃいテレビしかないし。私の目ではフレームレートの20fpsも60fpsも見分けが付きません。
Switch2のスペックの進化で私が恩恵を受けれそうなのって、「アナログスティックの耐久性が上がった」くらいですよ。Switch1の8年間で、アナログスティックは合計3回修理に出していますからね!
ということで、そういう「カタログスペックの上昇」に興味がない人にも興味を持ってもらえるように、「上がったスペック」を活かした新機能を付ける必要があった んですね―――それが、「ゲームチャット機能」 です。
VIDEO
<以下、引用>
子どもの頃、友だちの家や部室で、みんなでゲーム機を持ち寄って遊んだ経験がある方も多いと思うんですが、あの感覚をオンラインで再現したかったんです。 そんな時、みんなで同じゲームを遊ぶこともありましたが、 バラバラのゲームをしているのになぜかみんなで集まって遊んでいることもありましたよね。
―――確かにゲームボーイのポケモンを公園で集まって遊んでいる、みたいな光景はよくありましたね。
今回は本体機能で、みんなでしゃべりながら同じソフトを一緒に遊ぶことも、バラバラのソフトを遊ぶこともできます。 また、コロナ禍で一時期ソフトの開発がリモートで行われていたことをきっかけに、今回追加された新しい機能がありまして。 当時ビデオ会議システムで、開発中のソフトを開発スタッフと確認していたのですが、ビデオ会議システムに備わっている画面共有の機能ではゲームプレイ画面をひとつしか共有できなかったんです。 そこで、みんなの顔が映っているところにそれぞれのゲームプレイ画面を映してみたところ、「みんなでゲーム機を持ち寄って遊ぶ」感じが出て嬉しかったんですよね。 その経験から、みんなのゲームプレイ画面を共有する機能も、 Switch 2 の本体機能に入れるというのはどうでしょうか、 という提案をしました。
やっぱりゲーム開発者は、ゲーム機自体の性能をゲームで最大限に活かしたくなりますので、システム側で使える性能は最低限に絞るのですが、 ゲーム画面の共有の実現が今回重要で、それが「器」を大きくした価値だとも思ったので、やってみましょうということになりました。
―――新しいチャットの話を聞いた時、ソフト開発の皆さんは可能性を感じたのでしょうか。
ゲームソフト開発側が何か特別に追加しなくても、本体機能によって新しいチャット機能が実現できてお客さまに新しい価値を提案できるうえに、もしかしたらまったく違ったゲームの遊び方が見つかるきっかけになるかもしれないという可能性を感じました。 例えば『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は最初、据置型のWii U用につくっていましたが、それをSwitchで動かすことで「どこでも遊べるようになる」という価値が生まれたんです。 今となっては当たり前に感じられるかもしれませんが、「それまでずっとテレビの前で遊ぶしかなかったゲーム」が突然「どこでも遊べるようになった」というのは、ソフト開発者側が何かを追加をしたわけでもないのに、つくったソフトの価値が上がったような感覚があったんです。これはすごいなと思いました。 今回のゲームチャットも同様に、Switch 2 で動くすべてのソフトに自動的についてくる付加価値になっています。 「オンラインゲームをみんなで楽しむ」みたいな使い方はもちろんですが、一人用のソフトでも、みんなに画面を見てもらって攻略法を考えたり、わからないところを教えてもらったり。 あるいは、自分が知らないソフトを遊んでいる人がいれば、 「なにそれ?」と、興味を持つキッカケにもなると思います。 そういった形で、ソフト開発者が特別な工夫をしなくても Switch 2 向けソフトとして出せばソフトとしての価値を勝手に上げてくれる。
これはつくったソフトに「持ち歩ける」価値を加えてくれた Switchの正統な進化と言えますし、後継機種としてひと味違うものでもある。 Switch 2 に搭載する価値があるのではないかと思いました。
ソフト開発者の皆さんが何もしなくても恩恵を受けられる というのはすごく大事なことだと私たちも思っています。
</ここまで>
Wiiの「Wiiリモコンを振る遊び」や、3DSの「裸眼立体視」、Wii Uの「二画面を使った遊び」等は、任天堂ならそのハード専用にそれらを活かしたソフトも出せました。
しかし、「なるべくなら他機種とのマルチで出したい」サードメーカーからすると、「任天堂ハード用のものだけその要素を足さなくちゃならない」ため、マルチ展開の足枷にしかならなかった んですね。
Switch1はその点、特に何かを追加しなくても「ほとんどのゲームが据置ハードと携帯ハードを切り替えられる」恩恵を受けられたため、サードメーカーのマルチ展開に入れてもらえたんですね。Steamで展開されているようなインディーゲームは特に、その「特別な何かを追加する必要がない」が大きかったのだと思います。
Switch2もそれを踏襲して、「Nintendo Switch2用ソフト」も「Switch1で買ったソフト」も「Switch Onlineで遊べるレトロゲーム」も、全部そのままゲームチャット機能で「画面共有」出来るのが武器になる のです。
これ、特に言及されていませんが「YouTube」や「Abema」、「Hulu」とかも共有できちゃうのか?? サブスクの画面共有はマズいと思うんだけど、「YouTube」の画面共有は広告が入る形ならアリか……?(Discordとかでも出来たはずだし)
画面解像度やフレームレートなどのスペック向上に特に興味がわかなかった私ですが、こちらの「ゲームチャット機能」はものすごく魅力的に映ったのでSwitch2を買おうと思いました。
「今更そんな機能を柱にするの?」「そんなの今更使わないよ」と言う人もいるのも分かります。 ボイスチャットはもちろん、ゲーム画面の同時共有も、Discordなどで出来ることですからね。
ただ、例えばNintendo Switchの画面を画面共有しようとすると、それなりのPCとそれにつなぐキャプチャーボードを用意して、SwitchとPCを同時に立ち上げて、PCの方でDiscordを立ち上げて、PCにマイクを付けて―――と、結構な手間と道具が必要だったんですよ。
それが、Switch2ならCボタンを押すだけで出来る。
ゲーム実況とかやっているくらいですから、私も「Discordでの画面共有」はやろうと思えば出来ますが、デスクトップPCを置いている位置の関係上「PCの画面とテレビ画面を同時に観られない」し。PCのない部屋で活動することも多いので、「全てがNintendo Switch2とその画面の中で完結している」のはむちゃくちゃありがたい です。
そして、もう一つ―――
「ゲームチャット機能」が成功するかしないかを分ける大きな要因だと私が思っているのが、「おすそわけ通信」 です。
「おすそわけ通信」とは、ニンテンドーDS等の時代にあった「ダウンロードプレイ」のように、ソフトを1本持っていれば他のSwitch(2)にもそのデータを転送して通信対戦・協力プレイが遊べるという機能なんですが……
今回この「おすそわけ通信」は、ローカル通信だけでなく、ゲームチャット越しのオンラインでも出来るようになった んですね。
2025年4月13日現在―――
公式サイト の「おすそわけ通信」対応ソフト一覧を見ると、分かりやすく「近くの人と」「ゲームチャットのメンバーと」で対応/非対応が書かれています。
・スーパー マリオパーティ ジャンボリーNintendo Switch 2 Edition+ ジャンボリーTV 近くの人と:対応
ゲームチャットのメンバーと:非対応・やわらかあたま塾いっしょにあたまのストレッチ
近くの人と:対応
ゲームチャットのメンバーと:対応
・スーパーマリオ 3Dワールド+ フューリーワールド 近くの人と:対応
ゲームチャットのメンバーと:対応
・世界のアソビ大全51 近くの人と:対応
ゲームチャットのメンバーと:対応
・進め!キノピオ隊長 近くの人と:対応
ゲームチャットのメンバーと:対応
・スーパーマリオ オデッセイ 近くの人と:対応
ゲームチャットのメンバーと:対応
『マリオパーティ』のみ「ゲームチャットでのおすそわけ通信」は出来ませんが、他の5タイトルは「ゲームチャットのメンバーと」にもおすそわけ通信に対応しています。
私は当初このラインナップを見た時、実際に実況しながらオンライン対戦やオンライン協力プレイで遊んだ『世界のアソビ大全51』や『マリオ3Dワールド』が入っていることに「なるほど、ソフトを持っていない人とも一緒に遊べるのはイイな」くらいにしか思っていなかったのですが。
数日経って、ようやく気が付いたのです。
あれ……?
ローカル対戦&協力プレイしかなかったようなゲームも、「ゲームチャット機能」ならオンライン越しにいっしょに遊べるってことじゃん。
これ、めちゃくちゃ大ニュースですよ。
AAAタイトルしか遊ばないような人はご存じないかも知れませんが、この世のすべての対戦ゲーム・協力ゲームがオンライン対応で遊べるワケではありません。 これは別に任天堂ハードに限らず、Steamのインディーゲームとかでもそう。
一つには開発規模や採算の問題で、オンラインモードを入れるコストの分だけ売り上げが増えるとは思えない場合はわざわざ入れたりはしないでしょう。
もう一つには、オンラインモードを入れると「フレンド以外の野良の人ともいっしょに遊ぶ」ことを想定しなければならず……そうすると、「公平性」とか「ワンプレイが長いと負けそうな人が切断してしまうかも」みたいなことも考えなくちゃならず。
「友達同士で遊ぶ分には最高に面白い」けど、「オンラインで知らん人と遊ぶとイマイチ」みたいなゲームは、わざわざオンラインモードを入れないし、入れるべきではないと思うんですね。
Q.例えば、どんなゲーム?
A.ルドーとか……
そういうゲームも「ゲームチャット越しのおすそわけ通信」に対応してくれるなら、大化けしてくれそうだと思うんですね。
一部のNintendo Switchソフトが 無料アップデートで遊びやすくなります
こんな告知がありました。
「Nintendo Switch 2エディション」を出すほどではない、でもSwitch2発売に合わせてアップデートが行われるSwitch1タイトルが発表されていて、その内容は「画面がくっきりと綺麗になるほか、「おすそわけ通信」に対応するなど遊びやすくなります。」 とのこと。
先に挙げた「おすそわけ通信への対応が発表された」5本を除くと……
・ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ・New スーパーマリオブラザーズ U デラックス ・ARMS ・ゼルダの伝説 夢をみる島 ・ゼルダの伝説 知恵のかりもの ・ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング
普通に考えると、既に「おすそわけ通信への対応が発表された」5本が「おすそわけ通信」に対応する もので、それ以外が「画面がくっきりと綺麗になる 」のかと思うのですが……『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』?
『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』に、「画面がくっきりと綺麗になる 」を求めているプレイヤーなんかいるか???
とすると、自分でゲームを作ったり、他人が作ったゲームをダウンロードできたりする『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』で―――誰かが作った「ローカル対戦しかないオリジナルゲーム」を、「おすそわけ通信」でオンライン越しにいっしょに遊べるようになるってこと……???
もしそれが実現したら、『はじプロ』界隈に激震が走りそう。
今まで一人用のゲームばかり作っていた人達も、「じゃあ二人対戦のゲームも作るかー」ってなるでしょうし、創作の選択肢が一気に増えるでしょうからね。
それなら、Switch2用に「おすそわけ通信」対応した『プチコン5』を出してもらうことを期待した方がイイか。お願いします、お願いします……
それともう一つ―――
「ゲームチャット機能」と関係のない横道の話なんですが……
この「おすそわけ通信」って、Wii Uゲームパッドに映像を送る技術を使っているらしいんですね。 またしても、
このページから引用 させていただきます。
<以下、引用>
今回もSwitchと同じようにJoy-Con 2 を「おすそわけ」できます。 ただ、もともとは、Joy-Conをおすそわけするだけでなくほかの本体にゲームプレイ自体をおすそわけしたいと考えていました。 過去にはゲームボーイアドバンスやニンテンドーDSなどでダウンロードプレイという、1本のソフトから遊ぶ人にソフトの一部を送って一緒に遊べる仕組みがあり、 Switchでもこの機能を搭載できないか、検討したんです。 ただ、Switchのゲームはソフトのデータ容量が大きすぎて転送にすごく時間がかかってしまい、断念しました。
―――確かに一緒に遊ぶのに何十分も待つのは現実的ではないですよね。
そこで、Switch 2 の処理能力を使って Wii Uが本体から手元のWii U GamePadに映像を送っていた ストリーミング技術と同じものを使えば、時間をかけてソフト自体を転送する必要なく一瞬でゲームプレイをおすそわけできるのではないかと考えたんです。 パッとおすそわけして、対戦や協力をして一緒に遊べたら嬉しいな、と。 これもまた佐々木さんにお願いしたんですが・・・実現は大変だったと思います(笑)。
はい、技術開発部って「こんなこともあろうかと」って言いたいんで、 いろんなことを先行で研究開発してるんですよね(笑)。 ここで使った無線ストリーミング通信という、 ストリーミングをしながらゲームをシェアするという遊びはずっと研究していました。 その最新の技術を使えば実現できるということでこの無線ストリーミング通信で新しいおすそわけを実現する提案をさせてもらいました。
</ここまで>
DSのダウンロードプレイのようにゲームのデータを送って、そちらのDSでソフトを動作させるのではなく、1台のSwitch2から3台までのSwitch(2)に映像を送って映像だけ表示させるそうなんですね。なので、(ローカルなら)Switch1本体でもおすそわけ通信を受信して遊ぶことが出来るという。
そして、『世界のアソビ大全51』だと、相手に自分の画面を見せたくない「麻雀」なんかでは4画面分の映像を出力させるそう なんです……同じ画面を出力させるのではなく、4画面映像を出力するという。
つまり、Switch2とSwitch1が1台ずつあれば……
Wii Uのような二画面の遊びを再現することが可能なんです。
『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』が。
このゲームは元々Wii Uのロンチとして発売されたタイトルで、Wii Uゲームパッドを活かしてマップ上にブロックを設置したりできる「バディプレイ」が売りのゲームでした。
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それが、Nintendo Switch1に移植された際、Nintendo Switch1にはWii Uゲームパッドがなかったため「バディプレイ」がオミットされた んですよ。ひょっとして、ひょっとしてですが、Switch2の「おすそわけ通信」の技術を使って「バディプレイ」を復活させるんじゃないですか……??
ぶっちゃけSwitch2を買う家庭のほとんどはSwitch1を持っているでしょうし、Switch1をSwitch2の周辺機器のように使えるようにする――― のは全然アリだと思うんですね。
Wii Uが普及せずに潰えた「二画面の遊び」、復活させるのかも知れないし、その場合「二画面を活かした遊び」すぎてSwitch1に移植できなかった『Nintendo Land』や『ゲーム&ワリオ』や『スターフォックス ゼロ』や『スターフォックス ガード』や『Project Giant Robot』もSwitch2になら移植されるかも知れません よ!最後のヤツは発売しなかったヤツだ!
◇ 懸案事項
とは言え……「ゲームチャット越しのおすそわけ通信」に対応してくれるゲームは、そこまで多くないんじゃないかとも思っています。
というのも、実はこの手の「ローカルマルチプレイしかないゲームを、オンライン越しにフレンドといっしょに遊べる機能」はSteamが既に「Remote Play Together」という機能で実現している んですね。
でも、これが……少なくとも私の周辺の界隈だとラグだらけでマトモに遊べませんでした。私の家の回線が遅いだけじゃなく、私が参加していないところでも「Remote Play Togetherで遊ぶ会」をやっている人達がいたので観に行ったら、そこでもマトモに遊べていなくて。
実現できたら夢のような未来の機能ですが、現在の回線スピードではまだ早すぎたんじゃないかと思ったものです。
任天堂も、この「ラグ対策」は考えてくれていると信じたいのですが……
そうすると、何でもかんでも全部のゲームで対応してくれるワケじゃなくて、対応しているのは一部のソフトだけです……みたいなことになるんじゃないかと予想しています。
開発規模の小さいインディーの「変なゲーム」こそ対応して欲しいのだけど、そういうゲームほど対応するのは難しそうですもんね……
ということで、発売前の今だからこそ書ける期待を書きました!
数年後にこの記事を読み返した時に、「やまなしが期待してた通りになったなぁ!」と思えるか、「おすそわけ通信……そんなものもあったね」となるのか、楽しみにしましょう。
64→開発が難しくてサードが参入しない
返信削除GC→PS2にシェア奪われてサードが参入しない
Wii→一人用ゲームに向かなくてサードが参入しない
WiiU→ゲームパッドの扱いが難しくてサードが参入しない
Switch→スペックが低くてサードが参入しない(マルチ移植されない)
と、今まで弱点があったと思いますが、Switch2は弱点が無いように見えます。
ただ、任天堂のハードにしては値段が高くなったこと、
Switchの性能で不満が無かったライトユーザー層をSwitch2で取り込めるのか不安に思う事もあります。
チャット機能はいかにも任天堂らしい機能を標準搭載したと思います。
PSは黙々と一人で遊ぶゲーム機に向いていると思いますが、
任天堂ハードはパーティゲームや多人数で遊ぶことに重点が置かれているように思えます。
チャットは今までスマホを介するなどハードルがありましたが、
標準搭載することによって様々な遊び方が広がるのではないでしょうか。
仰られている論点だと、野安ゆきおさんが書いた予想記事が面白かったです。
削除https://note.com/noyasuyukio/n/n6146ffe7ebc5
要約すると、「発売から2年くらいは熱心なゲーマー層だけを向いたオープン戦の時期」「2年後くらいにライト層向けのNintendo Switch2 Liteが発売するタイミングから本番」「それに合わせてライト層向けの専用ゲームが出るんじゃないか」とのことで―――
私も『どうぶつの森』や『Splatoon』の新作が出るタイミングが、ライト層を取り込むタイミングで、そこで安価な携帯専用機を出してくるのかなぁと思っています。なので、ライト層を取り込めるかはそこまでは分からないのかなと。
ただ、2年後(2027年)になるとPSやXboxの次世代機も出ていておかしくないんですよね。PS5やXbox Series X/Sは2020年発売ですから。
そうすると、Switch2はまた「PS6やXbox新型よりスペックで劣るからAAAタイトルが出ない」となりかねないので……個人的にはスペック路線を進んでも、結局「出ないゲームは出ない」と思っています。
> 『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』に、「画面がくっきりと綺麗になる」を求めているプレイヤーなんかいるか???
返信削除はじプロのスイッチ2対応は画面よりJoycon2のマウス対応のほうが大きいんじゃないかな
もちろんおすそわけ通信に対応してくれるとおっしゃる通り幅は広がると思いますが
確かに!
削除Switch1はいちいちマウス接続するのが面倒だったから、シームレスにマウスになってくれるの便利そうですね……